ホッケーの殿堂の奥に、プレイエリアがある。ここでは、子供たちが夢中だ。
それにしても髪型が自由だ。小学生くらいだろうか、モヒカン。殿堂のさらに奥にあるのは、コレクターが喜びそうなカードなど。
入場券も展示されている。
数ある入場券の中で、目に付くのは、
やはり日本のチケット。2000年に行われたNHL日本公式開幕戦のチケット。対戦はピッツバーグ・ペンギンズ Vs. ナッシュビル・プレデターズ。
コレクションアイテムも展示。
特に数が多かったのが、野球カードならぬアイスホッケーカード。
これはかなり価値が高そうだ。
アイスホッケーを中継するメディアの歴史もパネルで展示。
去年、スタンレーカップを手にした優勝チーム ロスアンゼルス・キングスの写真。トッププレイヤーの喜びに溢れる無邪気な笑顔が印象的。
殿堂の一番奥に豪華なトロフィーの数々が飾られているホールがある。
展示の豪華さが半端ではない。
頭上には、
豪華なステンドグラス。
壁には、殿堂入りした選手の銘板が飾られている。
ひとつひとつのトロフィーにはたくさんのアイスホッケーの歴史が刻まれている。
このホールには、巨大で頑丈な金庫もある。
さっそく中へ。
スタンレー卿の写真パネル。1892年にアイスホッケーに魅了された当時のカナダ総督 スタンレー卿 (Frederick Arthur Stanley, 16th Earl of Derby)はスタンレー・カップを寄贈。もともとはカナダのアマチュアチーム大会で優勝したチームに授与される賞だった。
当時の様子。このころから関係者は遊び心に満ち溢れている・・・と言うか、記念撮影にも関わらず、ふざけすぎ!この伝統も、後世に引き継がれることになるとは!?
1901年開催のスタンレーカップでの優勝記念パック。そしてこれがオリジナルのスタンレーカップ。厳重にガードされている。
カップは2つあり、これがオリジナルのカップ。1970年からこの殿堂に大切に保管されている。
下には、カップを手にしたチーム名が刻まれている。
もうひとつのスタンレーカップはホールにある。これは優勝チームに授与されるカップ。自由に近づいて記念撮影ができる。
1960年代にモントリオールで製作されたレプリカカップ。
上のカップには、1903年モントリオール。
1906年にオタワと刻まれている。オタワの友人から、「昔、オタワがスタンレーカップを手にしたときに、選手がカップをリドー運河に落っことした」と酔っ払いながら話していたことを思い出す・・・・・が、、、、
1905年3月11日、オタワのチームキャプテン Harvey Pulfordがスタンレーカップをリドー運河に蹴っ飛ばして落っことしたと、正式に記述されている。まさか友人が酔っ払いながら話した内容が、事実だったとは!しかも理由が、酔っ払った選手たちが悪ふざけで、カップを蹴ってリドー運河を越すかどうか試したらしい・・・・。これは限度を超えた悪ふざけ・・・・。
1906年、モントリオールの選手が写真スタジオにカップを置き忘れ、後日、カップを探しに行ったときは写真家の母親がカップを植木鉢代わりに・・・・。見つけたときに、カップにゼラニュームが植えられていた。
1925年、、ヴィクトリア・クーガーズのコーチのレスター・パトリック (Lester Patrick) の息子 Lynn と Muzz が自宅物置でカップを見つけ、カップに爪で自分達の名前を刻み込んだ。
1940年になって爪でカップに名前を刻んだ Lynn 、Muzz 兄弟ともにニューヨーク・レンジャースの選手として優勝を果し、正式にカップに名前を刻み込むこととなった。しかし、この年、2人はチームメートとともにカップに放尿。
ニューヨーク・アイランダーズのブライアン・トロティエ (Bryan Trottier) は、カップを取り外して犬のえさ皿として使用したことを認めている。
1987年、エドモントン・オイラーズのマーク・メシエはカップをストリップクラブに持ち込み、ファンにそれを使って酒を飲ませた。なぜかカップには、ところどころ雑草が絡み付いていたため、地域の自動車修理工場で修理された後、ホッケーの殿堂に返送。
1991年のピッツバーグ・ペンギンズのマリオ・ルミュー選手の自宅プールで浮力実験
1993年のモントリオール・カナディアンズのルミュー、パトリック・ロワも自宅プールにカップを投げ入れる。当時カナディアンズのキャプテンであった Guy Carbonneau は、「スタンレー・カップは浮かない」と結論。
以上のような+アルファな歴史もあるカップの一番下に、2011-12年シーズンに優勝したロスアンゼルス・キングスのチーム名と選手、そしてコーチ陣の名前が刻まれている。
以上でホッケーの殿堂は終了。
ギフトショップを通過して、
ここが出口。ギフトショップの入口でもある。
ホッケーの殿堂の外観。殿堂と呼ばれるに相応しい建物だ。
そしてこの建物のエントランス。一般の方は、ここから入ることはできない。ドアの向こうに、先ほど見たスタンレーカップが飾られているホールがある。
無邪気な選手を表現した銅像。NHL最高峰の大会スタンレーカップしかり、やはりアイスホッケーは楽しいスポーツだ。
ホッケーの殿堂のその他の写真>>https://plus.google.com/photos/109343164122809862992/albums/5869109256515299681
トロントの町を散策しながら、移動。
Younge St.はトロントのメイン通り。クリーンで小さなマンハッタンのような町だ。
広場に大勢の若者が終結。
畳を強烈にしたような匂いとカナダの国旗。よく見ると、カナダの国旗の中央にあるメープルリーフが、マリファナの葉になっている。ホテルの部屋から見た旗と同じものだ。今日は4月20日、420(four-twenty)は大麻を表すスラングで、カナダとアメリカではこの日をマリファナデーとしてあちこちでイベントが開催。それにしても、ひどい臭いだ。カナダは医療目的でのマリファナの所持および吸引を認めている。実際には、普段でも、たまに建物の一角からマリファナの臭いがする。警察は売買している現場は取り押さえるが、吸っている人を見かけても注意すらしないのが現状。
セブンイレブンがあった。しかも日本のような店舗。日本のセブンイレブン経営方式を逆輸入しているので、お店を見ると何だかホッとする。
たまに変な日本語の看板もある。
Younge St.を北上。このストリートは、全長1896kmの長さでギネスブックにも登録された世界で一番長いストリート。
BENTOの文字。いまやすっかり弁当は、英語になった。このお店は5.49ドルでお弁当を販売中。オタワと比べて物価の安さがうらやましい。東京ではワンコイン(500円)ランチや300円でも弁当が買えるほど物価が安い。日本のお弁当チェーンが北米に進出したら、どうなるのだろうか?
昔、トロントのアイスホッケーチーム・Maple Leafsが拠点にしていた建物。今はスーパーマーケットになっている。
公園 Allan Gardensが見えてきた。
この公園には、大きな温室がある。この温室は無料で開放され、中には色とりどりの花が咲いている。
去年も訪れたので、今回はパス。
温室の横に、鮮やかな青色が美しいヒヤシンスが咲いていた。
オタワにもある、レンタル自転車。
トロントは縦横無尽に路面電車が走っているので、移動に便利。
目的地の日本食レストラン Zakkushi ざっ串に到着。
ざっ串 - Welcome to Zakkushi-Charcoal Grill Diner- Japanese tapas ...www.zakkushi.com/aboutus.html
Toronto Location is Now OPEN. Zakkushi on Carlton 193 Carlton St, Toronto, ON, M5A 2K7 (Carlton x Ontario) Tel: 1-647-352-9455. Hours : Sun - Wed ... ざっ串では元気なスタッフを募集しています。 経験者も未経験者も大歓迎!!一緒に楽しく働き ...
入口に提灯がぶらさがる。
店内は超満員。友人KUさんがすでに着席し、待っていてくれた。店の前で合流したK&F夫妻とともに食事。厨房では、炭火焼の香ばしい匂いがする。
メニューは、完全に日本の居酒屋スタイル。写真がいっぱいあるのが、いかにも日本スタイル。
日本酒。店内は、まるで新宿にある居酒屋チェーンの雰囲気。メープルリーフがここがカナダであることを思い出させる。
料理も味付けが日本とまったく同じ。
これはおモチ。
そして焼き鳥。久しぶりに食べた日本の焼き鳥。味も美味しいが、こんな小さいとは・・・・。せめて大きさだけは、カナディアンサイズのままにしてほしかった。
たこ焼き。
焼きおにぎり。
明太子うどん。久しぶりに明太子を食べた。
お好み焼きも半分のサイズが、いかにも日本。とにかく日本のものは小さいが美味しい。
最後の締めは、抹茶ドラヤキ。 久しぶりに食べた日本のスイーツに感動。人気店なので18-20時までの2時間制限のため、楽しい食事も短時間で終了。
友人らと別れ、ホテルへの帰り道に見つけたラーメン屋 RAIJIN。
Ramen Raijin - Downtown/Ryerson University - Toronto | Urbanspoonwww.urbanspoon.com/r/10/.../Ramen-Raijin-Toronto
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Ramen Raijin, Japanese Restaurant in Downtown/Ryerson University. See the menu, 15 photos, 1 critic review, 10 blog posts and 3 user reviews. Reviews from critics, food blogs and fellow diners.
すでにお腹がいっぱいだったが、ラーメンを食べたい欲求に勝てず、店内へ。
お店の中央にあるのは、雷神。
出てきたラーメンに感動!すでに満腹でも、かなり美味しいと思う。これがお腹が空いていたら・・・。
濃厚な豚骨ラーメンで、博多ラーメンそのままの細い緬。日本の人気店にも引けをとらない味だった。
友人KUさんが「桜と居酒屋、そしてラーメンがあれば帰国いらず」のようなことを言っていたが、それに日本式にリニューアルしたセブンイレブンも加わった。治安も良いし、自然環境も良い。
東京よりも家は広いし、東京と比較して安価。外食は高いが、食材は安く消費税もかからない。それになによりもレジャーコストが安いので、日常生活が楽しいだろう。トロント・・・・住むのは”あり!”だなと思いつつ・・・・。
ホテルのそばにあるお店。すでに閉店していたので、ガラス越しに店内を見る。
大きなメタルペンギンが目を引いたが、
この女性ゴルファーの表情がとくに良かった。
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