オタワに住む女性で、彼を知らない者はいない・・・・
この記事は4月20日の日記です。
ホッケーの殿堂の次のコーナーは、World of Hockey Zone。
正面の大きなパネルは、カナダとソビエトのナショナルチームが対戦したパネル。
アイスホッケーカナダ代表はトッププロ選手の出場が許可されなかったため、1970年から1976年まで国際アイスホッケー連盟が主催する国際試合をボイコットしていた。そして1972年9月にNHLのトップ選手とソビエト連邦代表が対戦する念願の頂上決戦が行われる。
ソ連が1点でも入れることができたら自分の書いた新聞の記事を食べてみせると豪語する記者も現れるほどNHLチームが圧倒的に有利と見られていたが、結果は4勝3敗1分でカナダが辛勝。
カナダが勝利したものの、全体的な印象としてソビエト連邦の果敢なプレーにカナダ人選手たちは驚かされたものだった。ちなみにその後、ソ連崩壊までの対戦成績はNHLチーム2勝に対し、ソ連チームは14勝をあげている。
アイスホッケー国際連盟に加入した国を年代ごとに紹介。
飾られていた日本代表のユニフォーム。ジャパンブルーの色。
日本アイスホッケー連盟は、1930年に国際アイスホッケー連盟に加入している。
個人的に好きな国・ドイツのユニフォーム。
そして一番気になったのは、台湾のESKIMOSのユニフォーム。
ソ連崩壊後のロシアチームの強さはそのまま。2012年ワールドチャンピオンシップの男子は、ロシアが優勝。
女子では、カナダが優勝。
オリンピックの展示も当然ながら、ある。これは札幌オリンピックの展示。ロシアが金メダル。アメリカが銀、そしてチェコスロバキアが銅。
カナダチームは、プロ選手が出場できないことに不満を持ち、出場をボイコットした。
続いて、長野オリンピック。この大会で優勝したのは、チェコ。銀はロシア、銅はフィンランドと続き、4位にカナダだった。
ちなみにこの大会から女子種目も始まり、女子はアメリカが金、カナダが銀、そしてフィンランドが銅。
そして2010年のバンクーバーオリンピック。カナダ国技の威信かけての大会は、
ご覧のとおり、男子女子ともに金。
これには、カナダ中が沸いた。
これが男子決勝のゴールデンゴール。
スーパースター・クロスビーが延長戦で決勝弾を放ち、見事にゴール。
そのときのグローブとスティック、パッドが展示されている。
この決勝戦のフル動画があったので、リンクを貼っておく。
普段は温厚なカナダ人もアイスホッケーとなると、”熱く”なるので要注意!それはこのワールドチャンピオンシップの記録を見てもわかる。”いい人たち”というイメージのカナダ国民は、アイスホッケーになると、とたんにムキになり、まったく容赦しない。
この顕著の例が、コレ▼。カナダとデンマークの国際試合の結果は、デンマークがまるでリンチされたような状態。デンマークは無得点なのに、カナダは49点・・・・なにもここまでしなくてもいいのに・・・・
国際アイスホッケー連盟の展示の中に、
日本人の冨田正一氏が大きく取り上げられていた。
このパネルの中にも、殿堂入りした日本人の氏名が3つある。
一人目は、冨田正一氏。元アイスホッケー選手でポジションは、ゴーリー。元日本アイスホッケー連盟会長、元国際アイスホッケー連盟副会長。現在はアジアリーグアイスホッケーチェアマン、日本オリンピック委員会国際委員会委員長などを務める
2人目は、川渕務氏。あとで気付いたのだが、名板が Tsutomiとなっているので、ここを訪れる人は誤りを教えてあげてください。
そして3人目は、西武グループの堤義明氏。
次の展示コーナーへ。
まずはアイスホッケーの起源を紹介。
現在のシューズとは、程遠い形状。
グローブもまるで、野球のグローブのようだ。
アイスホッケーリーグの展示。
当時のチームの写真もある。
続いてアマチュアホッケー。
そしてプロリーグの展示。
プロリーグが発展し、国際連盟になる。
大きくて豪華なトロフィーも展示。
そしてここからの展示が、現在のNHLプロリーグの各チームの展示。
トロントのメープルリーフ
そしてピッツバーグのペンギンズ
ロスアンゼルスのキングスもある。
そしてモントリオールのカナディアンズ
オタワでもサポーターが多い、ボストンのBruins
そしてOttawaのセネターズ。
NHLの下部組織に相当するアメリカンホッケーリーグAHLのセネターズ(2軍のようなチーム)のユニフォームもある。
このロゴが・・・・
やはりこちらのほうが、いい。
よく見るロゴはコレ▼。オタワでは、どこでも見る。
オタワ・セネターズを代表する選手と言えば、Alfredsson。1972年生まれで40歳代にして未だ現役、しかもチームのキャプテンも務める。スウェーデン出身の彼は、セネターズの看板選手だが、セネターズの一番人気と言えば、同じスウェーデン出身の・・・・
Elik Karlssonだ。理由は、言うまでもない・・・・。圧倒的な女性票が、彼の一番人気を不動にする。彼のポジションは、ディフェンス。攻めてくる相手を果敢に防御する姿は、端正な容姿からは想像もできないくらい激しい。しかもオールスターに選ばれるほどのスター選手。ポジション的に相手に激しくぶつかるのは当然のことだが、その度に女性の悲鳴のような歓声があがる。
リンク元: http://www.ottawasun.com/2013/02/14/erik-karlsson-should-have-full-recovery-from-cut-achilles-kinetics-prof
ちょっと時間がないので、続きは後日・・・・