朝起きてしばらくすると、やっと日が上り始めた。現在の時刻は朝6時過ぎ。ホテルの部屋から眺めるハバナの日の出が美しい。
キューバ ハバナの天気予報 - MSN天気予報weather.jp.msn.com/local.aspx?wealocations=wc:cuxx0003共有キューバ ハバナ の6時間ごとの天気予報、降水確率、最高気温、最低気温、風向、風速、週間天気予報、紫外線情報。 ... 日の出: 7時06分. 日の入: 19時51分. 紫外線: 0 - 弱い. Havana International Airport で観測キューバ ハバナ の現地時刻で表示 ...
窓の向こうには、キューバの庶民の暮らしぶりが見える。
美しい町並みとはいえないが、このような景色が好きだ。
朝7時から朝食が始まる。朝食のレストランはロビー階の角にある。テラス席もあり、かなり清潔だ。
早速、入口から中へ。
朝食ブッフェスタイルで、レストランの中央に料理が並ぶ。
店内のテーブル席。
パンも数種類並んでいた。ケベック州に近いオタワでパンを食べているので、キューバのパンは、不味くはないがパサパサでいまいち。
ハムとサラミが美しくデコレーションされている。カットされたフルーツは、もちろん本物。かなり贅沢飾り方だ。
そしてキューバでは、かなり貴重なチーズも食べ放題。味もまぁまぁだ。
朝食にしては、かなりボリュームのあるメニュ。ナスをトマトソースで味付けしたもの、ポテト料理、黒豆ライス料理などなど。デザートはもちろんフルーツ・・・パイナップルやマンゴ、グアバ、パパイヤ、スイカなどどれも美味しい。
朝食後、ちょっとまわりを散歩。朝食レストランのテラス席は、非常に気持ちがよい。
花壇に花が見えたので撮影。
アレカヤシに隠れるように日々草(ニチニチソウ)が咲いていた。
テラス席から見たホテル
すぐ下にあるプール。
この南国の植物にも
花が少し咲いていた。
この小さな黄色いもの一つ一つが花だと思う。南国の植物は、とても興味深い。
このホテルは、キューバのホテルとしてはかなり綺麗に管理されていると思う。
通路もちゃんと清掃され、
美容院+美容品ストアもある。
インターネットのことを思い出し、ビジネスセンターと言われるホテルの一室へ。
ビジネスセンターの奥には、パソコンが数台あるが本日はインターネットに接続できないとのこと。理由は、スタッフのおばさんにもわからないらしい。オランダから来た男性が、おばさんにいろいろと質問していた・・・・
- 男性 「なぜ今日、この部屋のパソコンは、ネットにつながらないの?」
- オバサン 「私に聞いても、わからないよ。こんなことはよくあることよ。」
- 男性 「今日のwifiは、かなり遅いからここに来たのに・・・。他にネットができるところある?」
- オバサン「ホテル以外はないよ。私の家にもインターネットはないよ」
などなど・・・・笑いあり、ため息ありの会話が続く。私も途中から、この会話に参加。このホテルにはWifiがあり、そちらはつながるとのこと。そこで1時間8CUC(8USドル)でwifiできるカードを購入。
部屋に戻り、さっそくwifi接続を試みる。
カードの裏にIDとパスワードがあるので、それを設定してwifiに接続・・・・・したが、、、激遅!!
Yahoo!はかろうじて見ることができたが、facebookとGmailともつながらず・・・。社会主義国なので、facebookもGoogleの各サービスも検閲規制でシャットダウンしているのかと思ったが、オランダの男性がfacebookもGmailも問題なく使えると言っていたので、ネット回線の具合が理由で、つながらないのだろう。
追記:翌日はfacebookもGmailもそこそこの速さでネット接続ができた。
とりあえず、wifiを終了し再び外へ。部屋のある5Fのエレベータ前から眺めるハバナの景色。
こちらは部屋の窓とは逆側の西側。向こうにホテルやビジネスビルが見える。このビル群のワンフロアーに日本国大使館もある。5Fのエレベータ前。キューバらしい鮮やかな色彩でも、なんだか落ち着いたフロアー。
そしてロビーに下りる。
ロビーの真ん中にあるのは、生花のアレンジメント。かなり品質のよい花で活けられている。
受付ロビーのスタッフの対応も、かなりよい。社会主義国なので、基本的にほとんどの企業は国営で固定給(しかも月給20-30ドルくらい)。それにもかかわらず、気持ちの良いサービスは、やはりキューバ国民が持つ国民性から出る自然な行動なのだろう。
手前にレンタカー担当。奥には、外貨両替所がある。レンタカーは2日間の利用だと距離に基本料金(1日70CUC)+走行距離に応じた追加料金を払う必要がある。3日以上の利用だと、基本料金のみで利用可能。
外貨両替所では、カナダドルを外国人用のキューバ通貨CUCに両替できる。両替の際に、ID(パスポートもしくは顔写真の入った英語表記の運転免許証)が必要です。ちなみにこの両替所では、キューバ国民が使う人民ペソCUPには両替できない。この二重通貨に関しては、後記。
今回、宿泊したホテル Quinta Avenidaの正面写真。非常に快適なホテルです。
Quinta Avenida Habana -ハバナ- 口コミ・格安予約 - トリップアドバイザーwww.tripadvisor.jp › ... › ハバナ › ハバナ ホテル - 口コミランキング共有 評価: 4 - レビュー 128 件 - 価格帯: 11,639円 - 14,325円
【世界最大旅行口コミサイト トリップアドバイザー】Quinta Avenida Habanaに泊った方の口コミ、投稿写真、料金比較、現地の周辺情報など事前に知りたい情報が満載!Quinta Avenida Habanaは、ハバナで10番目に人気の宿泊施設です。
ホテルの敷地のあちこちで花を見かける。
プール周辺には、サンタンカが咲いている。
こちらは、正面入口付近に植えられている
ブーゲンビリア。
もちろん南国の花の代名詞
ハイビスカスはどこにでも咲いていた。
ホテルを出発して、ハバナの町を散策。ホテルからすぐの場所に、ギリシャ大使館がある。
よくみると、玄関の上に大きなパラボナアンテナが設置されている。これはインターネットや通信回線を確保するためのもの。大使館だけでなく、外国人が住むような立派な住居には、パラボナアンテナが設置されているところもあった。
自宅に設置してあるパラボナアンテナは、インターネット用のアンテナ。インターネット回線が普及していないキューバで快適なネット接続を確保するには、衛星回線によるネット接続しかない。
キューバで実際に衛星回線を使っている友人から聞いた話では、Kusatという衛星ネット接続サービスを使っているとのこと。ただし月々の使用料金は280カナダドル。非常に高価なネット回線料金だ。
Kusat: BellTV, Shaw Direct, iDirect Canada & Caribbean ...www.kusat.com/ - このページを訳す共有Supplier of StarChoice and ExpressVu satellite systems. Canada.
ホテルから大西洋方面に移動した海岸には、大きなホテル Melia Habanaがある。近代的で豪華なホテルだ。
そのホテルの前のビジネスビルの中へ。ビルの中に大きなゾウのハリボテが飾られていた。中には空気が入っているのか、触った感触は柔らかい。
ビルの隅には長蛇の列。銀行ATMに並んでいる人たちだ。
Quinta Avenida通りの歩道を歩く。
大きな交差点には、必ず監視小屋が立っていた。
このQuinta Avenida通りは、各国の大使館が連なる高級住宅街の真ん中を通っている
かなり洗練された道路だ。
その中でもひときわ存在感があるのが、、、、このタワー。そして広大な敷地とたくさんのビルが立ち並ぶ
ロシア大使館。冷戦時代にアメリカへの急先鋒としてキューバを動かしていた元社会主義国の大ボスらしい大使館だ。
こちらは、現在国内紛争中のシリアの大使館。
歩道を歩いていると、大規模な家庭菜園のような農場があった。
きちんと整列した農場。まるで日本の菜園のようだ。
街路樹としてやしの木が植えられている。頭上には大きなやしの実が熟していた。
サメによる死亡事故よりも、やしの木の落下による死亡事故のほうが多いと言われるが、高さがあまりないので死亡事故が起こることはなさそうだ。
強烈な日光を避けようと、道脇の歩道を歩いていたがQuinta Avenidaの中央にはこのような立派な遊歩道がある。キューバ革命以前にアメリカの資本家がこの通りをニューヨークシティーの5番街のようにしようとしていたそうだ。それでこの通りも、Quinta Avenidaなのか・・・・Quinta Avenidaとはスペイン語で「5番アベニュー」という意味。
ハバナの五番街から住宅地へ移動。
ランチタイム前で人で賑わう広場。
ここでもATMに並ぶ長蛇の列ができていた。
かなりオシャレなカフェもある。
このあたりは、大使館が多いので外国人も多いのだろう。
道路には、このようなボロボロの車がたくさん走っているのに・・・。
Quinta Avenidaから遠ざかると、どんどん庶民的な雰囲気になる。
ちょっと時間がないので、次回へ続く・・・・