カナダの国技と言えば・・・・アイスホッケー。アメリカ=野球というような事実上の国技ではなく、カナダにおいてアイスホッケーとは、法令で定められた公式な国技である。
417号線を西へ移動。
416号線をアメリカ方面に移動中に雨が降る。そしていつもの401号線上にあるサービスエリアで朝食とトイレ休憩。
Tim Hortonsでコーヒーとドーナッツを買うのもいつもどおり。いつもと違うのは、、、、
この光景。運動好きなカナダ人は多いけれど、さすがにここまでストイックにトレーニングする人は初めて見た。
401号線をひたすらドライブ。
やがて青空の雲行きが怪しくなり、アラレが降る。もう4月終わり近いというのに・・・・。
オタワから車で4時間。この列車を見ると、
もう目的地に着いた気がする。4車線道路になり、飛躍的に交通量が増す。
大きなSONYのビルがあり、
高速を下りて右折すると、この看板が左手に見えてくる。
そこがカナダ東部エリアに住んでいる日本人のオアシス J Townだ。
J-TOWN -- Toronto Japan Town, Largest Japanese Shopping Mall in ...www.jtown.ca/
Stores in J-Town are; Bakery Nakamura, Boutique Ai, Cafe Green Tea, Café Green Tea, Famu the Meats Store, Heisei Mart the Japanese grocery store, Japan Beauty Images Inc for cosmetics, Japan Book Centre for Japanese ...
中庭が何となく日本っぽい?
J Townは日本食在の宝庫。山菜があるのが、嬉しかった。久しぶりに山菜そばを作ろうと決意。
となりには大きな魚屋さん。刺身の盛り合わせ(大皿)も50-80ドルくらいで売られている。
そしてなんと言っても、本物のBENTOがある。
アンパンマンのパン。
FUKUSHIMAによる日本食料品への安全懸念は、カナダでは沈静化しているが未だ食料安全基準について問題ないことを掲示している。
古本販売コーナーもあった。
別棟で、日本の化粧品やグッズなどが売られている。
そこには、宅急便の輸送ボックスも販売中。重さは25kgまでで、箱の大きさによって運送費が異なる。
TPPによって輸出入業務が簡素化されれば、日本とカナダ間の個人荷物の輸送量も増え、料金が安くなるのだろうか。
ここには、ラーメン屋 丹羽亭がある。今日のランチは、ラーメン。オタワでは食べれない一品だ。
豚骨ラーメンを注文。味も濃厚で、普通に美味しい。ただ近年、トロントに出店するラーメン屋が急増し、すでに激しい競争状態になった。この味は、もっと改良しなければ、相当数のお客を失うだろう。
結局、J Townで山菜とヌカ漬け、その他を購入。再び、高速道路で移動。
しばらく進むと向こうに高層ビル郡とひときわ高い、
CNタワーが見えてくる。このタワーを見ると、トロントに着いたと実感する。
そして高速を下りた場所にあるこの銅像を見ると、やっと着いたとホッとする。そんなほのぼのする銅像は、
これだ。同時に、こんな大きな銅像がビルの出入り口直前にあるのは、邪魔ではないかとも思う・・・
車は、トロント中心部を移動。
駐車場を見つけ、駐車。
電気自動車・日産リーフが充電中だった。都会に来ると、たまに見る光景になった。
さすがトロント!カナダ最大の経済都市だけあって、ビルの装飾も豪華だ。
こんなアートもあちこちにある。
ホテル ONE KING WEST に到着。中心部にあるが、値段が”そこそこ”なのが嬉しい。
ホテル前の植栽は、レンギョウ、水仙、チューリップ、パンジー。
ロビーは広くないが、洗練された空間だ。
部屋は狭いが、
小さなキッチンも付いている。
部屋から外を見る。すると、
カナダ国旗をまとった歩行者。よく見ると、メープルリーフではなく、大麻の葉の模様だ。
ホテルから出て、トロントを散歩。
なんかゴシックなビル。
大好きな路面電車もたくさん走っている。
近代的なビルが多い中、ひときわ目立つ歴史ある建物。
その横にあるのが、トロント市庁舎。
市庁舎の前にあるシェラトンホテルを入る。
ここで氏名を伝えて、番号札をもらう。
ここにはBOSTONの文字と青いリボンが描かれた厚手の紙が置いてある。明日の10キロマラソン TorontoYounge 10Kに参加するためにここに来た。一週間前にボストンで起こったボストンマラソン爆弾テロ事件への追悼プレートだ。
ここで番号札を渡し、マラソンキットをGet。
そしてランニングシャツを受け取る。僕はカナダではLサイズ。僕の名前を知らない人は、欧州でも北米でも「大きな日本人」と言うことが多い。20代前半のころは、BigではなくTallだったのだが・・・
ジョギンググッズの販売店もある。今日は、Running Roomのおじさんはいないようだ
マラソンキットを受け取った後は、トロントの地下通路 PATHでホテルへ。
土曜日なので、あまり人がいない。このお店の前にあるパスターが気になる。
このポスターの原画を、ニューヨーク州のStockbridgeで見たことを思い出す。
モントリオールにも、トロントにもあるのに、オタワにはない地下街を散歩。
途中、広いフードコートなどもあり、冬場でも楽しく散歩できそうだ。
5ドル均一のサンドイッチ屋さん。トロントもモントリオールも、そして東京もNYCも大都市は物価が安いのでうらやましい。
PATHはビル内も通過するので、どれが通路なのかわからなくなってしまう。
とくにBay'sの付近は、進行方向をつかむのが難しい。
とにかく迷って、
地図を見ても、どちらの方向に進んでいるのかわからなくなる。
NINKIと名づけられた日本食食べ放題レストラン。「日式」と書かれていれば、間違いなく中国人オーナーのお店。反日運動による日本製品不買キャンペーンがあっても、ビジネスは別のようだ。
何件かの花屋さんの前も通過した。
いかにも北米らしい色使いのアレンジ。アメリカ文化色の強いカナダを象徴する色使い。どうしてカナダは、イギリスの食文化、フランスの産業技術、そしてアメリカの大衆文化なのだろう。フランスの食文化、アメリカの産業技術、そしてイギリスの大衆文化だったら、良かったのにとたまに思う。
人気がなくなってきたエリアの一角だけ派手な場所がある。
それがココ。大きくHOCKEYと書かれた場所が、北米アイスホーケーリーグNHLの殿堂 Hockey Hall of Fameだ。
Hockey Hall of Fame Homepagewww.hhof.com/
このページを訳すOfficial Hockey Hall of Fame website. Home to hockey's greatest players. Unrivalled collection of photos, statistics, profiles, global coverage, trivia, games and Cyberstore merchandise.
1977-1978年に使われていたマスク。
1972-1975年に使われていたマスク。
1960-1964年に使われていたマスク。年代が古くなるにつれ、どんどん不気味になる。
入場料金を払い、館内へ。
まったく予備知識がないので、どんな選手なのか検討もつかないで見学。
昔の選手のホッケー用具を見るだけでも楽しかった。
皮製グローブ
当時の様子がよくわかる写真も展示。ゴーリーもマスク無しでプレイしていたとは・・・。
昔のユニフォーム?も展示されている。
ニットのユニフォームが、ほのぼのしていて可愛らしい。
Ottawa Senatorsほか各チームの歴史もわかり易く紹介。
とにかく絢爛豪華な展示施設だ。
STANLEY CUP RINGも展示。これらもキラキラしていた。
どこから見ていいのかわからないくらい、
盛りだくさんの展示。
ボロボロのユニフォーム
このケースに入っている
この名前 CROSBY は、僕でも知っている。現役カナダ人プレーヤーのスーパースターだ。
唯一展示されていた審判。
このケースには、
金色のホッケーシューズ。
当時のプレーの様子。ヘルメットなしでホッケーとは、非常に危険だ。
やはりこの人 Gretzky のケースは、ひときわ大きい。
ホッケー史上、最高のプレーヤーと今でも言われるグレツキーは、エドモントン・オイラーズで8年間プレーをした後、ロスアンゼルス・キングスに移籍。そのときは、カナダ国内中に衝撃が走り、議員がカナダ政府に移籍差し止めを直訴する事態にまで発展するほど。
1999年の引退までの20年間で、築いた伝説は数知れず。引退時は、なんとNHL記録61個も保持。ホッケーの殿堂入りは通常、引退してから3年間は認められていなかったが、特例で引退の数ヵ月後に殿堂入り。そしてグレツキーがつけていた背番号99番は、所属チームだけでなく、NHL全チームで永久欠番に指定されている。
そしてなんと言っても輝かしいのは、コレ。カナダの国技 アイスホッケーへの顕著な貢献を顕彰し、カナダ最高勲章Order of Canadaを受賞している。
Youtubeに動画があったので貼っておく。
スタンレーカップの歴史もわかり易く、パネルで展示。
スタンレー・カップは、もともとはロンドンの鍛冶屋から10ギニー(現在の50ドルと等価)で購入された装飾用の椀であり、1892年に、アイスホッケーに魅了された時のカナダ総督、スタンレー卿 (Frederick Arthur Stanley, 16th Earl of Derby) によって寄贈されたもの。
年代別の展示。
1920-1927のチャンピオンシップのコーナには、Ottawa Senatorsが展示されている。
そこに展示されているのは、年代モノのホッケーシューズ。
そしてほのぼのした雰囲気のユニフォームもある。
この大きな木箱は、スタンレーカップを入れていた箱。
選手のロッカールームも再現されている。
とにかくホッケー好きにはたまらない内容だ。
ちょっと、勉強してから来ればよかったと反省しつつ、まだまだ続く・・・