潜水艦乗りの男たちの住所は、自分の船が住所!まるでマンション名のように運転免許証に艦名が記載。なんだか男のロマンを感じます。/これが呉の日常なのか!?ショッピングモールの前にある長さ76mの潜水艦あきしお/戦艦大和の主砲の秘密工場を抜けて、あこがれの呉へ - Today→Tomorrow

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12/28/2012

潜水艦乗りの男たちの住所は、自分の船が住所!まるでマンション名のように運転免許証に艦名が記載。なんだか男のロマンを感じます。/これが呉の日常なのか!?ショッピングモールの前にある長さ76mの潜水艦あきしお/戦艦大和の主砲の秘密工場を抜けて、あこがれの呉へ

潜水艦好きにはたまらない景色は、コレ
雨が降り続く中、広島から呉へのドライブ。
 この魚見山トンネル。何気ないトンネルですが、戦時中、このトンネルは日本海軍の地下工場として利用されていたそうです。
このトンネルを抜けると、湾があるため左90度に道路が曲がります。実は、トンネルからその湾に向かって直線方向にあるのは、IHIの工場。戦艦大和を作ったドックがあります。

当時、戦艦大和は秘密兵器として建設されており、もし砲身が偵察されたら巨大戦艦を作っていることがばれてしまいます。そこでこの地下秘密工場に巨大砲身を隠し、夜間、こっそりとこのトンネルから海上をつたって、直進距離にある戦艦大和の秘密ドックに運んでいたそうです。

現在、この地下工場は国道31号線の魚見山トンネルとして利用されています。


魚見山トンネルを抜けて、進むと、まさかの景色、、、、、
それがコレ!全長76m、重さ2500トンもある巨大な潜水艦が、なんとショッピングモールの前に!
しかもその下を車が走っています。
潜水艦好きの私にはたまらない光景。いままでに真珠湾、ボストン近郊のFall River、そしてピッツバーグと潜水艦を見てきた私ですが、これには驚きました。
今まで見てきた潜水艦はどれも第二次世界大戦中のもの。これは2004年3月まで現役だった比較的新しい涙滴型の潜水艦です。

近くで見ると、とにかく大きい。まさか本物の潜水艦の下を見れるなんて、、、
 艦底には、まるでスピーカーのようなマッシュルームアンカー(錨)の繰り出し口。その後ろに見えるのは、トリムタンクの注排水用スリットです。
 この巨大な潜水艦は、てつのくじら館の前にあります。
海上自衛隊呉史料館 / てつのくじら館www.jmsdf-kure-museum.go.jp/共有JMSDF海上自衛隊呉史料館, Global Site(Langage:English). てつのくじら館, お知らせ · 史料館建設の趣旨 · 施設案内 · 展示室 · ご利用案内 · サイトマップ · ご意見・ご要望 · トップページに戻る. sisetu.htm ...Google のクチコミ(8) - レビューを書く
日本  〒737-0029 広島県呉市宝町5−32
+81 823-21-6111


 入場は無料。早速、館中へ。2Fは機雷処理の展示になっています。
 本物の機雷が展示
 こちらが信管です。この信管が起動すると、機雷は爆発。
船の磁気と地磁気の変化で起動する機雷、船の出す音に反応する音響機雷、水圧に反応する水圧機雷、船の出す微弱な電流に反応するUEP魚雷など、信管の起動方法は様々。

 機雷にもいろいろなタイプがあるようです。

機雷 - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/機雷共有機雷(きらい)とは、水中に設置されて艦船が接近、または接触したとき、自動または遠隔操作により爆発する水中兵器をいう。水中で人為的に仕掛けられる爆発装置のリムペットマインなどは含まない。機雷は機械水雷の略である。機雷に触れることを触雷(しょ ...
機雷の展示の横では、機雷を除去する機器を展示。 
 機械での機雷除去が主流ですが、爆破処理することができない場所に設置された機雷などは、人間の手によって、除去されます。それは言うまでもなく、かなり危険な作業。
 これは機雷除去をする海中ロボット。下は、実際にペルシャ湾で使用された沈底機雷除去をするロボットです。
 掃海艇は通常の艦艇とつくりが違います。そのもっとも顕著な例が、船底が木造であること。
磁場機雷に反応しないため、船底が鉄ではなく、木でできています。
掃海艇 - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/掃海艇共有機雷掃海 に移動‎: 機雷掃海用には係維機雷を掃海するための係維掃海具、感応機雷を掃海するための感応掃海具が有る。 ... 後者は発音体とその曳航装置からなり、発音体が発する船舶のスクリュー音に類似した音波で音響機雷を作動させ処分する。



 この黄色のワイヤーにより、機雷と機雷のオモリをつなぐチェーンを切断するために使用します。
 オモリに切り離された機雷は浮き上がり、海面に浮上した機雷はマシンガンで破壊。
 こちらはわざと音や磁気を出して、機雷を自爆させる道具。
 海底パイプラインなど機雷を爆破処理できない場合は、機雷をこのフロートで安全な場所に移動させてから処分します。
 こちらは、運搬中に機雷が爆発して損傷したフロート。
3階は、潜水艦の展示コーナー。
戦後初、海上自衛隊初の潜水艦「くろしお」の展示。

 1954年に海上自衛隊が発足し、日本近海の海上警備のため、必然的に対潜作戦を重視するようになった。対潜訓練の度に、米軍に潜水艦の派遣を求めていたが、次第に自前の対潜訓練艦の必要性を感じ、アメリカに潜水艦の貸与を申し入れます。
 1955年8月15日に保管船だった米海軍潜水艦ミンゴは、海上自衛隊に引き渡され、「くろしお」と命名されます。
くろしお (潜水艦) - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/くろしお_(潜水艦)共有くろしお(ローマ字:JS Kuroshio, SS-501)は、日本海上自衛隊の通常動力型潜水艦アメリカ合衆国からの貸与艦で、元ガトー級潜水艦ミンゴ (USS Mingo, SS-261)。海上自衛隊が運用した潜水艦の中では唯一の外国艦であった。


 くろしおの艦船証書。日付も昭和30年8月15日です。ここから戦後日本の潜水艦の歴史が再出発します。
 くろしおの米海軍ドルフィンマーク。くろしおは1970年8月15日にアメリカに返却されました。
 潜水艦のトップシークレットの一つ、深度計もメモリを隠さず、そのまま展示。

次に現代の潜水艦を紹介する展示になります。形は、もちろん涙滴型です。
 日本の潜水艦は、現在でも潜行中はバッテリーで駆動する通常型電池潜水艦。
海上に浮上しているときにディーゼルエンジンを回して充電し、潜行中はモーターでスクリューを回します。
充電時に潜水艦本体をすべて浮上させる危険を回避するため、シュノーケルと排気管のみ海上に出し、ディーゼルエンジンを作動させる方法を採用しています。
原子力潜水艦と通常型潜水艦(海上自衛隊の潜水艦)を比較すると、潜行時間で原子力潜水艦には遠く及びませんが、原子力潜水艦は常に冷却ポンプと減速ギアから騒音を発するのに対し、通常型潜水艦は潜行のときにはモーター駆動のため静音性に勝っています。

旧型と新型と変わらない設備。
食堂の長イスの下は、食材の貯蔵庫。
 そして寝台ベットの狭さ。
 食事は、なかなか良いようです。

海上自衛隊の潜水艦乗組員は、ドルフィンの潜水艦徽章を胸に付けます。ドルフィンのマークは、英国海軍の流れを汲んだもので、日本のほかにアメリカ、カナダ、オーストラリア、韓国、インドなどの国で採用。
一方、ドイツ海軍の流れをもつ潜水艦マークの潜水艦徽章もあります。
下はドイツの徽章です。ドイツのほか、ロシア、スペイン、アルゼンチン、ブラジルなどで採用。
 そして、いよいよ屋外に展示されていた潜水艦「あきしお」へ
 ここが入口。潜水艦の入口が、横にあるとは、、、。
 まず正面にあるのが、
 トイレとシャワー。水は貴重なので、一人が一日に使う量は限られているのが、通常型潜水艦ならではです。
 トイレはもちろん洋式です。
 シャワー室。
 潜水艦ならではの狭い通路。
そしてベット。展示ホールで見たベットとほぼ変わりません。


金庫もありました。
 ここは調理室。
 ここは仕官公室ですが、緊急時には、このテーブルが手術テーブルになります。
 こちらは一等、二等仕官のベット
  ちなみに海上自衛隊では、独身者の艦艇勤務者の住所は、所属している艦艇(このベット?)になります。
公的な住所届けは、所属基地の住所の後に、まるでマンション名かのように、「潜水艦あきしお」、「護衛艦みょうこう」など艦名がつきます。もちろん運転免許書にも例えば「 神奈川県横須賀市***町1-2-3 潜水艦あきしお 」のような住所になります。

館長の部屋は、もちろん個室。ベットの横には、艦の情報を示す計器がぎっしり。
 魚雷搭載口のパネル
 上を見ると、ハッチがありました。ここから魚雷を一本一本、補給します。
 発令所付近はご覧のとおり、無数の管があちこちに伸びています。

 こちらが発令所。潜望鏡が2本あります。
 そして複雑な計器類。計器の目盛りは、見えないようになっています。まだ比較的新しい潜水艦なので、機密保持のため。
 潜水艦の操舵室。左の座席は横舵を、右の座席では縦舵と潜舵をコントロールします。
 レーダー設備
 そして運行スケジュールを作るチャート台。
 天気図や新聞は、右の機器で受信します。
 艦内は、一部のみ公開されています。

再び展示ホールへ。この潜水艦「あきしお」の陸揚げの様子を紹介するパネル。
Youtubeで陸揚げの動画があったので、リンクを貼っておきます。


最後にあるのは、ギフトショップ。
 潜水艦「あきしお」の後ろに回ると、スクリューも見えます、、、、が間違いなくダミーでしょう。

潜水艦のスクリューは、最高機密のひとつ。
スクリューの形状で水流の音が微妙に変化するので、潜水艦先進国ではこのスクリューの開発にしのぎを削っています。


次に続く、、、


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