新鮮な魚はたくさんあるが、美味しい”ごはん”がない!!
8月9日
新居に移ってから、朝のジョギングはヤッフォ港までに変更。
朝7:00くらいの漁港は、すでに一仕事終えた状況だ。海でのカヤックは楽しいかも。ただし波があるので要注意。北米のセントローレンス川でのカヤック遊びを思い出す。
ヤッフォ港でもカヤックやカヌーのツアーサービスがある。
この歩道が新しいジョギングコース。
よく見かけるデコトラではなく、デコ三輪車。
今日も海が美しい。
朝からサーファーとパドルサーファーが練習中。
8月を過ぎると波が大きくなってくるらしい。
駐車場の出口。
こんな場所(海沿いの駐車場)でもトラップがある。間違って出口から駐車場に入ると、タイヤが引き裂かれる仕掛けだ。これが警備が世界一厳重といわれるイスラエルスタンダードだ。
カラメル市場はすでにオープン。
肉はもちろん牛肉のみ。豚肉はまったく見かけない。
今日は金曜日なので、朝から市場は大混雑。安息日の料理は今日中に支度を終えないと行けないからだ。
軍服の女性兵士。
木の生えたボトル(造花の木)から冷たいドリンクを無料で配布中。嬉しい広告宣伝だ。
空を飛ぶパラモーター。
これはイスラエルで初めて見た。日本でも無免許で飛行できる唯一の航空機?。
自宅に戻り、景色を見る。
海がビルよりも高く感じることがある。
総ガラス張りの近代的なビル。テルアビブがこんな都会だとは、ここに来るまで知らなかった。
再び外出し、自宅下にあるショッピングモールのいつもと違う角を曲がると・・・・
こんなところにも自爆テロの犠牲者の慰霊碑があった。1996年3月4日に、13人の犠牲者と130名以上の負傷者を出した自爆テロ事件がこの場所で発生した。テルアビブ中心部で一番大きなショッピングモールなので、狙われることは覚悟しないといけない。
ちょっとお腹が空いたので、お店にはいる。看板はすべてヘブライ語なので、お店に入るまでこのお店がビーガンのお店だと気づかなかった。英語のメニューがあったので、見てみるとすべて野菜のみを使った料理。注文したこのシャワルマも肉は一切使っていないが、非常に美味しかった。
すでに夕暮れ時。自宅コンドミニアムの入り口の自動ドアは開きっぱなし。これも安息日のため。スイッチ類を一切使ってはいけないシャバット(安息日)は、セキュリティードアも開放される。警備は大丈夫かとおもいきや、警備員が入り口からよく見える場所にマシンガンを置いて警備していた。
8月11日
このごろ撮影した写真がますます汚れてきたのが気になっていた。
ネットで対処方法をチェックしても、コンパクトデジカメはメーカー修理しないと直らないと説明。イスラエルには、パナソニックの工場がないので仕方なく自分で直すことに。
まずは小さなネジを外し、液晶画面を取り外す。
内部裏のホコリ防止パネルも外すと、カメラの裏側がむき出しになる。
デジタルカメラの心臓部とも言えるCCD(画像センサー)をチェック。初めて見る素子の小ささに驚く。この小さな素子を傷つけると、さすがに直せない。CCDとレンズの裏側をホコリが付かないように清掃。
何とか成功したようで、すべての画像の汚れは取れなかったが、改善はしたようだ。
今日も朝からカラメル市場へ。
日曜日の今日は、なんだかのんびりムード。まだ開店準備をしていた。
質の良くないTシャツや
カナダよりも質が良い花。
今日の目的地は、このお店。アジア食品の専門店Far East Market。カラメル市場の出入り口すぐそばにある。
焼きそばソースやキューピーマヨネーズが売られているが、値段を見てショックを受ける。
キューピーマヨネーズは、なんと60シュケル(1シュケル約28円)。
ほかにも日本食材が売られているが、どれも値段が見たことがない高さ。
業務用の味噌でも1kg袋。
とんかつソースもある。
うどんを見つけて、パスタよりもちょっと高いかなと値段を見たら・・・
69シュケル!!!約2000円もする価格だった。
さすがに日本食材を買う気力は失せ、乳製品屋さんへ。
種類が豊富。ただしユダヤ教によると、肉と一緒に食べてはならない。宗規に反するからだ。カシュルート(ユダヤ教の食事戒律)では肉と一緒に乳製品を食べることを禁じている。そのため、イスラエルでは、チーズバーガーなんてありえない。
チェリー系のジャムが入ったドーナッツを見つけた。これは美味しい!カナダで毎日のように食べていたTim HortonsのBoston Creamを思い出しつつ、イスラエルではコレだな!
野菜はかなり安い。しかも素材の味がとても良い。
おなじみの野菜から、
日本ではあまり見かけない野菜まで種類も豊富。
紫色のキャベツは買ったことがないので、次回挑戦してみよう。
カラメル市場の目立たない場所に「東西」があった。ここもアジア食品の専門店。さきほどのFar East Marketよりも品数が豊富で安かった。このお店に入ったとたん、オタワのウィンタイを思い出した。
魚屋さんにも寄る。
新鮮な魚が並ぶ。
ただし見たこともない魚。
これはボラだ。目に特徴があるので、すぐにわかった。
これはティラピア。とりあえずティラピアを一匹購入。値段は500円以下。やはり海に面した国なので、魚介類は安いようだ。ただし貝とエビはない。これもカシュルートに反するためだ。
魚屋さんのそばでは、サギ科の鳥がおこぼれを狙っていた。
自宅に戻り、大きなメロンを食べる。このメロンは一個200円くらいで購入。味は、めちゃめちゃ美味しい。カナダのメロンなんて比じゃない!!果物が美味しくて安いのは、イスラエルの食材事情でもっとも嬉しい点だ。ほぼ毎日のように特上の味がするメロンとスイカを食べている。
今日も終わり間近、良く見ると三日月が輝いていた。
さっき買ったティラピアはオーブンで塩焼き。この魚は骨が硬くて食べるのに苦労するが、非常に美味しかった。また久しぶりに炊いた白いご飯とこれも久しぶりのお味噌汁は・・・・、なんとか食べられる味。調理方法はいつもと変わらないが、やはり素材が良くない・・・。当分の間、白いご飯とお味噌汁は諦めよう。
8月12日
アズルエリ・ショッピングモールとビジネスビル。カメラを直したので、画像に影はほとんどない。
今日の昼は、このモール内にある
Cafe Cafeで食事。
スタッフの呼び出しボタンがあった。イスラエルではもちろん初めて見る機器だ。
この小さなサンドイッチとコーヒーで約1000円。カナダのTim Hotrtons、日本のやよい軒のようなお店はイスラエルにないのか!
夕暮れから友人宅へ。
今日は友人宅でちょっとしたパーティ。寿司が振舞われる。大人気だった。
冷蔵ケースには、サーモンとヒラマサの切り身が待機中。
マグロもある。寿司シェフにイスラエルでの白飯は、”カルフォルニア米”に限るとアドバイスを貰った。
とにかく美味しい白いご飯とお味噌汁が食べたい!!