今年のお正月料理？はこれだ！！
9月2日
僕は朝のジョギング、海では朝からサファーたちが波乗り。
今日もいつもどおりのテル・アビブ。
空では、世界最強といわれるイスラエル軍の攻撃ヘリのローター音が、たまに響くが、
やりとひっそりしたビーチだ。
イスラエルでは明日からユダヤ新年の正月休み4連休。そのためホテルはどこも満室状態。
だが、ビーチは静かだ。
自宅近くの交差点。まだ歩行者用信号は壊れたまま。この状態で、すでに3日目。いつ直すのだろうか。
非常に交通量の多い交差点なのだが・・・。
今日もカラメル市場で買い物。
カラメル市場の入り口でも、”おもしろTシャツ”を販売中。
エルサレム同様、ここもユダヤ人ネタだ。
入り口付近は雑貨や衣類を販売するお店が多い。
化粧品類も販売中。
文房具もある。
そう言えば、イスラエルに来てまだ一度もザクロを食べたことがない。イスラエルではザクロをユダヤ新年（ロシュ・ハシャナ）に食べる習慣がある。ザクロには613個の種がある（らしい）。ユダヤ教の戒律も613個あり、この数字つながりでザクロを食べる。
スマホケースもあちこちで見かける。
イスラエルに来て以来、これも履いたことがないジーンズ。
イスラエル柄の男性用下着もある。
お菓子も豊富。
これを見ると、いつも天井からぶら下がる生ハムが思い浮かぶ。
実にイスラエルらしい、男性の頭に乗っけるキッパ。 これを頭に乗せ、頭を隠すことで、神に対しての謙遜の意思を表す。
中東らしいドライフルーツと香辛料も種類が豊富。
ピックニックに便利なアルミ皿もある。
カラメル市場の中ほどにあるのは、アジア食材専門店「東西」。メイン通りから少し奥まった場所にある。
マロニーや
ビーフンも売っている。
再び、カラメル市場のメイン通り。
ハム類もあるが、ふだん店頭に並ぶことがない豚肉を見つけるのは結構大変。
山盛りの香辛料は、なんだろうか？
豆腐のように見えるが、これはチーズ。
”もやし”もある。
オタワでは、あまり買うことのなかった魚類も豊富。ただし、ユダヤ教で食を禁じられているエビと貝、イカとタコが、ほぼないのが残念。
タバコも売っていた。
トルコらしいお菓子
このごろスイカが少なくなってきた。やはり時期が過ぎたのだろうか。しかも値段も高くなってきた。
トマトの種類の豊富さと値段の安さは相変わらず。
花屋さんを覗くと、
アンスリュームが店頭にずらり。
店内には、胡蝶蘭がある。
ストレチア、 トルコキキョウとアスターマム、スカシユリなど日本と同様に夏の花が多い。
アレンジメントを作るフローリスト。アレンジメントのスタイルは極めて単調だ。
菊は10本で15シュケル（約420円）。日本の卸売価格くらいの値段だ。
やはり年末？なので駐車場は満車。
メイン通りから一本西側の道に、
お気に入りの八百屋がある。
ロシア系移民が多いので、ビーツは必ず店頭に並ぶ。
これはスイートポテト。日本のサツマイモと同じものなのか、今度、試してみたい。
更に奥へ行くと、
肉屋さんのエリア。
そして魚屋さんもある。
美味しそうなマス。
イスラエルの魚屋でよく見かける大きな魚。名前がわからないので、とりあえずサーモンを購入。大きいのでその場でさばいてもらった。
このお店は、次から次へとお客が来店。
やはり売っているのは、チーズだった。旧約聖書「乳と蜜の流れる地」イスラエルの人々は、チーズが大好きなようだ。
それと同様、オリーブも多い。
そしてコーヒーが、非常に美味しい。
いつもこのようにあちこち見ながら、食材の買い物をするのが日課。東京の自宅にいるときは、いつも外食。カナダやイスラエルの自宅のときは、食材の買い出し。この生活パターンが、結構好きだ。
今日見つけたヒット食材は、この食材。
キャビアのような味がする魚卵系クリームだ。これをパンにつけると、結構、美味しい。さらに手を加えると、もっと美味しくなるだろう。
9月4日
今日はユダヤ新年の大晦日。花屋さんは大忙し。
店頭にはたくさんの花束が並ぶ。日本と同じだ。
ショッピングモールDizengoff Centerも新年の飾り付け？
地下では、
ちょっとした切手の見本市が開催中。
うさぎの可愛らしい切手。
おじさん達が、熱心に物色をしていた。
BBCのニュースでは、連日、福島の放射能汚染水漏れを放送している。
大量の汚染水貯蔵タンクと
汚染水を紹介した後、
オリンピック招致に東京が立候補していることも放送。
再び、外出。普段、花を売っていない場所でも花の露店が出店中。
お店ではお正月ギフト商品が並ぶ。
今日のランチは、カラメル市場の入り口横にあるこのカジュアルレストランで。
店名を読むことができなかったので、地図で紹介。緑の矢印の場所にこのレストランはある。
大きな地図で見る
店員さんはみな忙しそう。いつもこのお店には、お客が絶えない。
パスタの種類を選び、次にソースを選ぶ。ソースの種類で値段（19ー26シュケル）が変わるが、非常にお手頃な価格だ。トッピングを希望すれば、更に追加料金が発生。
左がフェットチーネのパスタにクリームソースの組み合わせ。これで値段は23シュケル（約644円）。値段の割に美味しい。このお店はちょっと小腹が空いた時に、非常にオススメ！！
今年？もこれで終了。
9月5日
新年の朝・・・・今日は
ユダヤ新年（ロシュ・ハシャナ）の日。今日から5774年（ユダヤ暦）が始まる。ちなみに5774年とは、天地創造からの数え年だ。
ユダヤ新年www.h3.dion.ne.jp/~ivrit/rosh%20hashana.htmエレヴ・ロッシュ・ハシャナー」とも呼ばれます。 新年を迎える夕という意味から発展して、. この一日を「エレヴ・ロッシュ・ハシャナー」と呼びます。 今年の「エレヴ・ロッシュ・ハシャナー」は9月8日（金）になります。 新年を迎えるあわただしさと、うれしさにあふれた一 ..
新聞、官公庁、そして会社はほぼ休業。街はどこもひっそりとしている。
車もほとんど走っていない。
そこでレンタル自転車を初めて借りてみる。英語表記にできるので、安心。
クレジットカードを入れて、携帯電話番号を入力後、4桁のパスワードを指定。その後、空き自転車の番号を入力。
この赤い丸印に囲まれたボタンが飛び出したら、ロック解除。後輪の棒状ロックを外して終了。
ちなみに平日は一日17シュケル（休日23シュケル）が基本料金。これで30分以内で自転車を街のあちこちにある自転車スタンドに返せば、無料。30分以上経過すると、別途料金が発生する。つまり30分以内で自転車スタンドを転々とすると、17シュケル（休日23シュケル）のみのレンタル料金となる。
Tel-O-Fun bikewww.tel-o-fun.co.il/en/このページを訳すThousands of people rent bikes in London, Paris and Barcelona every day, and now you can too in Tel Aviv-Yafo. Tel-O-Fun offers hundreds of bikes for rent, at rental stations across the city, in a simple, efficient and convenient manner.
交通量が少ないので、非常に快適なサイクリングだ。
カフェチェーンAROMAは、ロシュ・ハシャナでも営業中。
カラメル市場は休業。
非常に寂しい。
ユダヤ教での新年ならば、イスラム教には関係ないはず。
そこで目指すのは、テル・アビブ最大のアラブ人地区であるJaffaだ。やはりビーチは人が多い。
そして憶測どおり、Jaffa近辺のお店は営業中。
みな考えることは一緒だ。
エルサレム行きのシェルート（相乗りバス）を見つけた。
Jaffa港のお店はどこも大盛況。
港には、相変わらずヨットや漁船がたくさん停泊中。
こんな巨大写真パネルが飾られていた。
Jaffa港のショッピングモールへ。
お正月にしては、かなり暑い日なので、フローズンヨーグルトを頂く。
このお店には、イチジクもあった。
ショッピングモール屋外の床には、方位と距離を示すプレートが地面に埋め込まれている。
真ん中は、この場所Jaffa。テル・アビブまでは5ｋｍ。左下のエルサレムまでは55ｋｍ。左のガザまでは65ｋｍ。右のハイファまでは85ｋｍ
そして、シリアの首都ダマスカスまでは215ｋｍ。カナダの首都オタワとモントリオールとほぼ同じ距離。やはり近い。この場所をアメリカが空爆する予定とは・・・・。
そして同じイスラエルの敵国レバノンの首都ベイルートまでも215ｋｍ。カナダなら車でわずか2時間の距離。
そしてトルコのイスタンブールまでは1115ｋｍ。オタワ－ハリファックス間（1442ｋｍ）よりもぜんぜん近いのに驚いた。カナダなら普通に車で行ける距離だ。中東各国とそれぞれ友好国なら・・・と儚い夢を思い浮かべる。
今日の夕食は、ヤッフォ港の人気レストラン
The old man and the sea。
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店内はすでに超満員。
テーブルにつくと、すぐに出てくるのは全部で20種類のサラダと巨大なピタパン。
メインは鶏肉BBQと
魚料理。メイン料理とサラダ20種類＋ドリンクで一人100シュケル（約2800円）くらい。味はとても美味しく、非常に満足できるレストランだった。
すっかり日が暮れると、そとのテラス席も満席。皆、楽しそうだ。
ヤッフォ港からサイクリング。夜の古都はライトアップされて美しい。
夜になると、涼しい風が吹き、非常に快適。
来年（2014年）のユダヤ新年（5775年）は9月24日の日没から25日を経て、26日の日没まで。
ユダヤ暦は太陽暦ではなく太陰暦のため、新年の日付が毎年ずれる。
正直、9月が新年とはまったくお正月の実感がわかないが、人生の数年間はこんな新年でもいいかも・・・・
