初めての四国は、まず鳴門から、、、、、そして訪れた感想は、ただ一言で「やばい!」。 旅なれた旅客が、絶対に行くべし日本の観光スポットはココ!
昨晩の京都観光は、大阪伊丹空港から始まり、この空港で終わりました。車のナビで宿泊先を入力して出発、目的地近くに来たときにハッとしました。今朝、車を借りた場所のすぐそばに来てしまい、間違ってレンタカーの返却先の住所をナビされたのかと、、、、。実際に宿泊したホテルは、レンタカー屋さんから300mくらいしか離れていない場所。
右も左もわからない場所をドライブするのが、ちょっと不安になりました。
すでに朝8:00。
ダイハツ本社を左手に見ながら、高速道路に乗ります。
日本の高速道路は、本当にきれいに整備されています。路面に凸凹なんてありません。景色を見ながら、山も有効利用する日本の住宅事情に今更ながら気づく。
こんな斜面にも住宅密集地があるのが、ちょっと心配です。
ドライブは非常に快適。カナダ国内をドライブしているようです。
海を越える大きな橋・明石海峡大橋を渡ります。
通っていて安心感のある橋。カナダにある大型の橋とは比較になりません。やがて向こうに陸地が見えてきました。はじめての淡路島です。
渡りきってすぐの場所にある淡路サービスエリアで休憩。
淡路サービスエリア - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/淡路サービスエリア共有淡路サービスエリア(あわじサービスエリア)は、兵庫県淡路市にある神戸淡路鳴門自動車道のサービスエリア (SA) である。淡路インターチェンジ (IC) と併設されている。このサービスエリアには、なんと大きな観覧車がありました。兵庫県立淡路島公園の淡路ハイウェイオアシスとは連絡道路で結ばれており、上り線側と ...
早速、サービスエリアの中へ。
朝食は、ネギトロ丼。
オープンガラスの店内は、開放感があります。
外の展望テラスに出ると、目の前に明石海峡が広がっています。
先ほど渡ってきた明石海峡大橋も見えます。
明石海峡大橋は、言わずと知れた世界最長のつり橋で長さは3911メートル。つり橋を支える主塔の高さは298.3メートルもあり、横浜のランドマークタワーよりも高い構造物です。
この橋には大型水道管も通っていて、これにより淡路島の慢性的な水道不足も解消されました。
明石海峡大橋 - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/明石海峡大橋共有明石海峡大橋(あかしかいきょうおおはし)は、兵庫県神戸市垂水区東舞子町と淡路市岩屋とを結ぶ、明石海峡を横断して架けられた ... 明石海峡大橋の主塔の高さは海面上298.3mであり、国内では東京スカイツリー(634.0m)、東京タワー(332.6m)、阿部野橋 ...
遥か向こうには、神戸市の町並みも見えました。
展望テラスには、この大型つり橋を支えるケーブルも展示されています。
5.23mmのケーブル127本を正六角形に束ねて、さらにその六角形を290本束ねて出来た集合ケーブル。その集合ケーブルの直径は1.1mあります。
ちなみに5.23mmのケーブル一本で乗用車3台を吊り上げられる強度を持ち、この1m以上の集合ケーブルで吊り上げられる重さは約9万トン。重さ4.1万トンの東京スカイツリーなら、2本以上吊り上げられる計算になります。さらに驚いたのは、5.23mmのケーブルを全部つなぎ合わせると、地球7週半の長さになります。
再びドライブ。
しばらく進むと向こう側にまた大きな橋・大鳴門橋が見えてきました。
そして向こうに見えるのは、あこがれの四国。今回、カナダから日本に来た理由のひとつが、四国に行くことでした。
高速道路を下りる時、ビックリしたのは高速道路利用料金。なんと5000円以上の請求。日本の道路事情と気軽に観光もできない日本に、あたりようのないイライラを感じました。
一般道路に下りてのドライブ。
右手の海の向こうに、渡ってきた大鳴門橋が見えます。
大鳴門橋の橋脚の下を通過。
橋のたもと付近に到着して、車を停め、徒歩で移動します。
ここから橋の下へ。
橋の下には、渦潮を見ることができる展望テラス・渦の道があります。渦の道www.uzunomichi.jp/共有渦の道. ... 渦の道と架橋記念館エディの2施設セット入場券を 880円で好評販売中! 渦チケット売り場には、やはりクリスマスツリー。そういえば、今日はクリスマスイブでした。の道入場料プラス380円でエディも入場(エディ通常600円)できるお得なチケットです。 エディはお子様も楽しく遊べる施設ですので、家族で利用される方には特にオススメ ...
早速、渦の道を散策。
正面に美しい海が見えます。
そしてこれが渦の道。両面にガラスはなく、冷たい海風が吹き込んできます。ガラスで通路を囲むと、強風による橋への負担が重くなるため、金属網となっています。
通路の床には、ところどころガラス床になっていて、下の様子が見えるようになっています。
海に浮かぶ島は、飛島。灯台がぽつんと立っているだけの小さな島です。
散策道の途中には、休憩所もあります。
そこには、渦潮を説明するパネルがあり、勉強しながら楽しく散策できます。
そして展望ルームに到着。 ここはガラス張りになっていて、冷たい風が入り込みません。
ガラス床もあります。その下には、
通常とは明らかにちがう、白い水しぶき。海面45mの高さから、下を見下ろします。
白い水しぶきが、だんだんと集まってきて、
白い渦のような形状に、これが渦潮です。
橋のあちこちに大小様々な渦潮が現れたら消えの繰り返し。
向こうから貨物船が来ました。
貨物船が橋の下を通過する光景を動画で撮影
ガラス床にしたには、
いつのまにか、渦潮観光船が来ていました。こうしてみると、小さく思えた渦潮が、実際にはかなり多きことがわかります。
渦潮のまわりを、ゆらりゆらりと進むボート。 その様子も動画で撮影しました。
渦潮観察を楽しんだ後、来た道を引き返します。上は道路、下は海。美しい散策路。
この橋の下は、鉄道路線が敷設できるように設計されています。そのため、橋の下に広い空間があります。新幹線も通過できるように設計されていますが、現在のところ、ここに新幹線が通る見通しはありません。明石海峡大橋が鉄道も通過できるように設計されていないからです。
とにかく海が美しい。
渦の道の散策を終えて、外へ。
向こうから帆船らしい船が来ました。
今回は、時間の都合で大鳴門橋架橋記念館エディの見学はパス。
近くにちょっとしたお店も数軒あります。
その先にあるのは、展望台。
無名の吉川英治が、1926年から翌年まで大阪毎日新聞に連載小説「鳴門秘帖」を執筆。その舞台がこの鳴門海峡です。この連載小説は、たいへんな反響となり、吉川英治の名が世に広まりました。
鳴門秘帖 - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/鳴門秘帖共有鳴門秘帖』(なるとひちょう)は、吉川英治の長編小説。1926年8月11日から翌年10月14日まで、「大阪毎日新聞」に連載。 謎に囲まれた阿波に潜入しようとする青年隠密と、それを阻もうとする阿波藩士の戦いに、青年隠密を恋い慕う女性の恋情を組み入れた ...
ご覧のとおり。さすがあの吉川栄治に書いてみたいと思わせた風景です。もちろん当時は、この白くて美しい橋はありませんでしたが、、、。
先ほどの帆船が橋の下を通過しようとしていました。
そして飛島。
暖かくなったら、この場所にも大勢の観光客が押し寄せるのでしょう。
さらにその先へ。木製デッキがありました。
このデッキから眺める景色も素晴らしい。
展望デッキから更に先に進めるようです。
細い道を更に奥へ。
すると、かなり立派な大きな建物が出現。
この建物が、大塚国際美術館です。渦の道のその他の写真>>https://picasaweb.google.com/109343164122809862992/20121224uzunomichi
鳴門観光はさらに続く、、、