「 汐満ちて鳥居の霞む入江哉 」 正岡子規。
広島平和記念公園を出発し、高速道路を走って、すでに宮島口に到着。
蘭陵王の銅像が駅前ロータリーにありました。王があまりにイケメンだったため、兵士が見惚れて士気が下がることを避けるため、あえて顔全部を覆う面をつけて、出陣していたという伝説をもつ王です。蘭陵王 (雅楽) - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/蘭陵王_(雅楽)共有蘭陵王(らんりょうおう)は雅楽の曲目の一つ。 ... 管絃演奏時には蘭陵王、舞楽演奏時には陵王と表す。 ... 北斉の蘭陵武王・高長恭の逸話にちなんだ曲目で、眉目秀麗な名将であった蘭陵王が優しげな美貌を獰猛な仮面に隠して戦に挑み見事大勝したため、兵 ...
宮島に渡るフェリーはJRと広島電鉄の船がありますが、今回はJRフェリーを利用。
フェリー乗り場へ移動。ここで待っていると、まもなく、
フェリーがやってきました。
雨が降っていて寒いので、みなさん船内にいます。
海では、カキを養殖中。
フェリーが行ったり来たりしています。
乗船して10分くらいで、島をバックに海に浮かぶ鮮やかな朱色の、
鳥居が見えてきました。
鳥居の高さは16.8m。屋根の下は箱状になっていて、その中に手のこぶし大の石が敷き詰められています。巨大な鳥居を支える基礎は、松材を数千本打ち込んだ上に石を並べているので傾くこともありません。
小高い丘の上にも日本建築があります。
フェリー降り口はすぐそこです。
下船して、
ロビーへ。
乗船口の入口は、いかにも日本!といった雰囲気。
ここから
商店街を散歩。
なんと鹿がたくさんいました。
いい匂いがすると思ったら、すぐそこに焼きカキのお店が営業中。
その前では、鹿が寛いでいます。
いかにも観光地にありそうな参道を歩き、
お店を見てまわります。千円均一のお店もありました。
なぜか大しゃもじが展示中。
宮島巨大しゃもじwww.miyajima1.com/18a.html共有宮島巨大しゃもじ 宮島 観光 世界遺産 宿泊 日本三景. ... 宮島大杓子は伝統工芸である宮島細工を後世に遺すとともに、杓子発祥の地である宮島のシンボルとして昭和58年に2年10ヶ月の歳月をかけて制作されましたが、展示場所が決まらず14年間倉庫に ...長さ7.7m、最大幅2.7m、重さ2.5トンもある世界最大のしゃもじ。ちなみにこの杓文字(しゃもじ)、正式名称は宮島大杓子です。杓子は汁もすくう道具ですが、宮島では杓子もしゃもじと読みます。
さらに杓文字は宮島発祥と聞いて、すこし驚きました。
参道を散歩。五重塔も見えます。
少しお腹が空いたので、簡単に朝食を食べる場所探し。
店先に大きな水槽があるこのお店で朝食です。
大きなカキが釣り下がっています。
朝食終了。あまり美味しくなかったので、内容は省きます。
グレーの鳥居が見えてきました。
砂地の道を、右手に海を見ながらの散歩。
船から見た朱色の鳥居はすぐそこです。
ここにも鹿がいました。
「 宮島の神殿はしる小鹿かな 」 正岡子規。
ゆったりとした左カーブを曲がると、神殿が見えてきました。
ここが入口です。
入場料金を払って境内へ
人と神々が共に生きる島~宮島 嚴島神社www.miyajima-wch.jp/jp/itsukushima/共有トップページ > 嚴島神社. 客社祓殿正面. ライトアップされた大鳥居(写真:新谷孝一). 世界文化遺産 1400年の歴史 嚴島神社. 嚴島神社は海を敷地とした大胆で独創的な配置構成、平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築美で知られる日本屈指の名社です。
境内は、この入口からの一方通行となっています。
全国に約500ある厳島神社の総本社。1996年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
平家が信仰していたは有名な話、平清盛が現在、海上に浮かぶ社殿を整えました。
神棚があり、願う人。
厳島は、一般に安芸の宮島とも呼ばれ、日本三景のひとつです。ちなみにあとの二つは、宮城県の宮島、それと京都府の天橋立。
本殿、拝殿、回廊は国宝にも指定。
海に浮かぶ鳥居は、国の重要文化財に指定されています。
593年に、この地方の豪族・佐伯鞍職が社殿造営の勅許を得て創建したとされています。その後、平安時代末期に平家一族から崇敬を受け、1168年ごろ、平清盛が大規模な整備をしました。戦国時代になり、毛利家がこのあたりの実権を握ると、当社を崇敬する毛利家により再び興隆。豊臣秀吉も九州遠征の途中、当社に参拝し、造営を行っています。
本殿は1571年、毛利元就によって改築された国宝です。
本殿内部の様子
高舞台は1546年の造営。これも国宝(附指定)です。
「 ゆらゆらと回廊浮くや秋の汐(しお) 」 正岡子規。
写真待ちで自然と並ぶ観光客
背景は、やはり鳥居です。
一方、拝殿の前では集合写真を撮影中。
お約束の奉納された酒樽もあります。
これは能舞台。一度、ここで舞っている姿を見てみたい。この舞台は、1680年に造営された重要文化財。
通行止めになっている橋は、反橋。1557年、毛利元就によって再建されました。
潮がだんだんと引いてきました。
数分後には、すっかりこのような状態に。
この回廊を進むと出口です。
出口を出ると、また神社?こんどは、お寺でした。真言宗大願時です。
明治時代の神仏分離令により厳島神社から離された弁才天像などが安置されています。
ちなみに寺は、仏教いわゆるインド伝来の宗教を奉っている寺院、仏閣のこと。一方、日本古来の神々を奉っているのが神社です。その中でも天皇家の先祖を祭っている神社を、神宮と呼びます。
大願寺 -宮島menamomi.net › 厳島(宮島)共有厳島神社の西回廊を出るとこの真言宗の古刹大願寺につく。 この寺は建仁年間(1201-1233)に再興されたと伝わっている。 本堂には本尊の薬師如来像(重文)がある。 明治になり神仏分離が行われ千畳閣から移された釈迦如来像(重文)や五重塔からの釈迦 ...
厳島神社の裏にある水路にそって散歩。
こちらも風情ある道
厳島神社を見ると、潮がほぼ完全に引いていました。
裏の道をどんどん進むと、
正面に五重塔が見えてきました。この塔は1407年に造営された重要文化財です。
宮島名物のしゃもじの専門店
美しい五重塔はすぐそこです。
住宅地の細い路地
ちょうど参道の裏手になるのでしょうか、こちらにも風情あるお店が数軒並んでいました。
ゲートをしっかりと閉じ、
まわりを金網でガードされた門松。鹿が食べるのを防いでいるのでしょう。
なんだか懐かしい雰囲気のする文房具屋さん。ひばりが丘(座間市)にあった梅谷文具店を思い出しました。
さらに住宅地を歩くと、
静かにしている
鹿を発見。
再び、参道へ
お店の前に陣取る、鹿
案内版の前にも、たくさんの鹿。ここがカナダだったら、まちがいなくハンティングされているでしょう。
宮島とフランスのモン・サン・ミッシェルは姉妹都市でした。いちど行ってみたい教会です。
モン・サン=ミシェル - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/モン・サン ミシェ共有モン・サン=ミシェルは「聖ミカエルの山」の意で、旧約聖書にその名が記される大天使・ミカエルのフランス語読みに由来する。 ... が信仰する聖地であった。708年、 アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」 とのお告げ ...
帰りのフェリーを待つ観光客。
15分くらいでフェリー乗り場へ
フェリーに乗って、宮島口へ行き、再び高速で広島のダウンタウンへ移動。
宮島・厳島神社のそのほかの写真>>https://picasaweb.google.com/109343164122809862992/20121228miyajima
広島のことなら何でも知っている友人Toさんから聞いたお好み屋さんでランチ。お店は県庁すぐそばで、横道に入った非常に判りにくい場所にあります。
胡桃屋 くるみや - 立町/お好み焼き [食べログ]tabelog.com/hiroshima/A3401/A340101/34000290/共有 評価: 3.5 - レビュー 59 件 - 価格帯: ¥1,000~¥1,999
胡桃屋. 近くにあったので行ってきました。 やっぱ気軽に日常の生活にお好み焼きを取り入れられるのが、広島のいいところ(^^) カウンターとテーブルがありますが、ランチでも混んでる、、男女問... 続きを読む». 投稿:'12/11/13. 訪問:'12/11. 昼の点数: 4.0 ...
カウンター席に座り、作っているところをじっくりと見物。生地の薄さとキャベツの多さにビックリ。
豚肉ほか、最後にヤキソバと組み合わせて、ソースをかけて出来上がり。
味は、まさに”おしい広島県”に恥じない、過去に食べたことがないほど絶品のお好み焼きでした。
キャベツの甘みが口の中にひろがり、よくソースに絡んだヤキソバ、、、、。オタワで思い出すと、食べたくとも食べられない、、、、お店ははるか10000キロ以上も離れた地、、、、、なんだか辛くなります。
さすがToさんおススメのお店。彼の情報力は、並みではないことに感激。
広島に行ったら、ぜひこのお店に行ったほうがいい!そんなお好み焼きでした。
広島市内を抜けて、
少し道に迷い、
目印となったのが、広島球場。広島カープの本拠地です。私は野球にさほど興味がありませんが、色が赤だということだけで広島カープが好きでした。
車は呉へ向かいます。
次へ続く、、、