大英帝国の栄華と黒い歴史、ゾウとライオンとシロクマ、そして観光客で混雑するロンドン塔 Tower of Londonへ行く/権力争いに負ければ公開処刑!?美しい芝生の広場は、元処刑場/テムズ川でシロクマが泳ぐ?実話です。/ロンドン3日目の夕食はNYCでも大人気のカジュアルレストランBill'sで知人らと会食 - Today→Tomorrow

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6/26/2013

大英帝国の栄華と黒い歴史、ゾウとライオンとシロクマ、そして観光客で混雑するロンドン塔 Tower of Londonへ行く/権力争いに負ければ公開処刑!?美しい芝生の広場は、元処刑場/テムズ川でシロクマが泳ぐ?実話です。/ロンドン3日目の夕食はNYCでも大人気のカジュアルレストランBill'sで知人らと会食

権力闘争のゆえにここで処刑された人々の無念は遠い昔の話・・・・現在では世界中の人々が集まるロンドン屈指の観光スポットとなる。
この記事は5月29日の内容です。


1066年にイングランドを征服したウィリアム1世が1078年にロンドンを外敵から守るために堅固な要塞の建設を命じ、約20年の歳月をかけて第一段階の城塞ができたのがこのロンドン塔 Tower of Londonだ。
Find Out About The Tower of London, Official Sitewww.hrp.org.uk/toweroflondon/
このページを訳すVisit the Tower of London's official website to find out about this historic venue, its history, what's happening there now and how you can visit it.Zagat: 28 / 30
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London EC3N 4AB  イギリス
+44 844 482 7777

 ビーフィーターと呼ばれる衛兵が入り口でチケットを確認する。
 ここが入り口。
 狭い通路を抜けると、
 左手に広いお堀がある。
 当時の武器・カタパルトが置かれていた。
 お堀を超えて、さらに奥の城壁の入り口へ進む。
 この入口をくぐったのは当初、王様や女王など王族の人たち。やがて囚人がこの門をくぐる時代になる。死刑囚はこの門をどのような気持ちで通り抜けたのだろうか。
 あたりまえだが城内は石積みの堅強な作り。
 古い建物が並ぶ城内。
 時代を重ねるにつれ、増築していったことが見て分かる。
 テムズ川よりの城壁。
 水の下には、無数のコインが投げられている。
 投げられたコインは、戦没者への寄付金(Poppy Appeal)として活用される。
 水門の横には、十字の細い溝がある。
 溝の内部では、兵隊がボーガンを構えていた。
 まずはロンドン塔の周囲をぐるっと廻る外壁ルートを歩く。
 階段を登って、城壁の中へ。
 室内は、展示室になっていてロンドン塔の歴史をわかりやすく展示している。
 窓からふと外を見る。

 一部の展示パネルは日本語も併記。
 壁の内部が見えるようになっている。
 こちらは王様の部屋。一時は王室の居城として活用されていた。
 部屋の奥には、小さな祈りの部屋がある。
 王様の部屋だが、壁の模様が可愛らしい。
 続いて細い通路を通り、他の部屋に移動する。
 天井が高い部屋。
 美しいステンドグラス。
 床には、1471年の年号が付いていた。カナダと比べて歴史の深さを感じる。
 再び外に出て、外壁の上を散歩しながら次の部屋へ移動する。
 右手には、テムズ川とタワー・ブリッジが見える。
 左手は、ロンドン塔の中心に建つホワイト・タワーだ。
 外壁の上から下を見る。
 あちこちに美しいレリーフがある。
 そして中世のコスチュームを着たスタッフが城内を案内している。

 兵士たちを型どったものもある。
 もう一人コスプレスタッフが登場。まるで劇を見ているかのように他のコスプレスタッフと大声で会話をしていた。
 外壁から再び室内の階段。この階段を登って、
 再び外へ出る。
 そして再び城壁内へ。これを何度か繰り返す。城壁内は、すべて展示スペースだ。鎖帷子(くさりかたびら)は見て触れることできる。
 狭い窓の手前にあるボーガン。
 再び外へ。
 木造の渡り廊下。
 ロンドン塔の東部エリア。
 再び室内に入るとロンドン塔のミニチュアで増築されていく様子が分かる。
 そして再び外へ。
 次の塔の上に日時計が付いていた。
 左手を見ると、
 向こうに見えるのは、駅前でも見たSwiss Reビル。2004年に完成したこのビルは、きゅうりの酢漬けにそっくりなので、「ガーキン」と呼ばれている。残念ながらテロ防止のため一般公開はされていない。
 日時計の塔の内部。ここは歴代の王の王冠が飾られていた。この塔の内部は写真撮影禁止なので、写真はない。
 また外に出る。
 左には大きな猿の像が並んでいる。
 外壁の上を歩きながら、次の塔へ入る。
 次の展示は、動物?時の権力者は世界各国から珍しい動物を集め、権力を誇示しました。
 1847年にロンドン動物園が開園するまで、ロンドン塔は動物園として一般開放されていた時代があります。ちなみにロンドン塔で最初に飼育されたのはライオン、ゾウそしてシロクマです。
 猛獣たちは稀にトラブルを引き起こし、紙面に掲載されることもありました。

 ロンドン塔の動物の逸話も紹介中。
 シロクマが長いロープに繋がれ、テムズ川で魚を採っていたり、
 寒さに弱い蛇はブランケットに包まれ、ストーブの上で暖められていたり・・・・。
再び外へ。
 この長蛇の列はジュエル・ハウスに続いている。ロンドン塔は中世王室の宝物庫でもあった。現在、ここで世界最大級の530カラットダイヤモンド「アフリカの星」など貴重な宝石が展示している。
 あまりにも長い列なので、この展示は断念。ちょっとお腹がすいたので、
 このレストラン&カフェで休憩。
 自分の好きな食べ物をトレーに入れて、レジで支払う。
 店内も歴史を感じる建物。
 食後、再びロンドン塔内を散策。
 外壁から顔をだすゾウ。こんな動物たちが実際にここロンドンにいたとは驚きだ。
 カフェテラスと
 ギフトショップ。小さな王冠が飾られている。
 ここにはシロクマの像。
 血染めの塔ブラッディータワー。エドワード4世の息子兄弟が、父王の死後(1483年)に叔父に守られてこのロンドン塔で王への即位の日を待っている間に、なんとこの兄弟(当時、兄12歳)が行方不明になる。疑いは叔父で兄弟に代わって王に即位したリチャード3世に向けられたが、結局、未解決のまま・・・。その後、行方不明の兄弟はホワイト・タワー付近で発見された。言い伝えでは、兄弟はこのブラッディータワー付近で殺害されたとされている。
 ブラッディータワーの横にある古い城壁。その向こうにホワイト・タワーが見える。
 城壁の鉄格子の向こうに黒いものが見えたので、よく見ると・・・
 巨大なカラスだった。
 ブラッディータワーの地下へ通じる狭い階段。
 その奥にも展示室がある。
 これが展示内容。
 人が丸くなり、鉄の輪で固定されている。
 ここは拷問道具を展示している部屋。
 この何とも怖そうな設備は、
 このように使うらしい。
 これは磔の道具。
 ブラッディータワーは右。その向こうに見える橋は、タワー・ブリッジ。
 こんな凄惨な場所はいまやロンドン一とも言える観光スポット。
 まるで街中の公園のように見える、、、、
 芝生の広場。
 芝生の真ん中で遊ぶカラス。占い師が「カラスがいなくなるとロンドン塔が崩れ、ロンドン塔を失うとイギリスが滅ぶ」と言った言い伝えから、現在でも一定数のカラスを飼育している。
 その向こうには、赤い制服を着た衛兵。イギリス王室の黒い歴史を象徴する、なんとも奇妙な組み合わせだ。
 この美しい緑の芝生は、タワー・グリーンと呼ばれるエリア。
 そこにモダンなガラス細工のモニュメントがある。
 そのモニュメントを紹介するパネル。世界各国の言葉で紹介。もちろん日本語もある。
このモニュメントのまさにその場所で、かつて公開処刑が行われていた。ここでは5人の女性も処刑されている。その中のひとりLady Jane Greyは戴冠式を待つためロンドン塔に滞在していたが、いとこのメアリー1世に王位を奪われた挙句、反逆罪に問われこの場所で処刑。またヘンリー8世の二番目の妃Anne Boleynは世継ぎの王子ができないことを姦通罪の名目で処刑されている。

そんな黒い歴史はすべて権力と財力を目的にした人間の醜い歴史だ。
 その場所で、笑顔で写真撮影。みな楽しそう。歴史から学び、よりよい社会を築くことはいいことだ。
 続いて、ホワイト・タワー内部へ。
 ホワイト・タワーの中も展示室になっている。

 この細い扉の奥にあったのは、
 丸い穴が開いたトイレ。
 興味深かったのは、
 古いロンドン塔のガイドブック

 ここにもチャペルがある。帽子を取り、静かにしなければならない。この場所に限り、写真撮影は禁止だった。
 チェペルを抜けて、再び展示室。
 王族のレリーフや
 巨大な錠前。
 武器が並ぶ。
 イギリスらしい鎧。
 2mを超えるものと子供サイズの鎧もある。
 マニアにはたまらない中世の武具が並ぶ。
 イギリスだけでなく世界各国の武具もある。
 もちろん日本のも・・・
 外国人が大好きな日本刀だ。
 ライフルもある。
 そしてネイティブの人たちのも。
 武器はよく見ると美しい。
 ただし人を殺す道具だと思うと微妙だ。
 工業的なデザインが美しいガン。
 SF映画に出てきそうな武器もある。
 この場所にも
 日本刀があった。
 これは宝飾デザイナーによる拳銃。
 やはり美しい。

 細い通路を抜けて、階段をのぼる。
 窓からはテムズ川が見える。
 最上段にあるのは、、、、
 巨大なドラゴン。
 よく見ると、これも武器で作られていた。中世とドラゴンとは、これもマニア受けしそうだ。
 ドラゴンの後ろにも広い展示室がある。


 中でも人気があったのが、このコーナー。
 処刑用の斧と首を乗せる台。
 そして処刑執行人がかぶるマスクだ。使い古されるほど、処刑が行われていたのだろう。
 隣も展示室。
 銀貨と金貨があった。
 大きなキャノン砲。
 そしてライフル銃。
 何とも言えない表情をした権力の象徴のライオン像。
 こんな馬鹿げたことをやって権力を維持していた人類の遺産だ。現在でも武力戦争、経済戦争は存在しているのがバカバカしい。
 展示の最後にあった寄付金の募金箱。
 世界各国のお金が募金されていた。
 ギフトショップでは、
 チェーンメイルが225ポンド(約33750円)で売られていた。
 そして子供向けの紙工作も・・・・かなり悪趣味だが。
 以上でロンドン塔は終了。


雨脚が強くなったり弱くなったりの天気。

 地下鉄に乗り、Tottenham Court Road駅で降りる。
 ここで知人と待ち合わせ。ロンドンタクシーで移動。初めて乗る経験だ。
 あまりにも交通渋滞が激しいので目的地近くで降りて、徒歩。
 お店の上で勢い良く育つアイビー
 青いビオラとの組み合わせの配色、そして育ち具合は完璧だ。
 ロンドンの中心部を歩く。
 London Film Museum前を通過。ロンドンのあちこちには、大小様々な博物館がある。
 建物を見ながら歩いていると、また青い丸看板を発見。
 1800年台に活躍したイギリスの小説家チャールズ・ディケンズが住んでいたことを告げている。
 今日はこのレストラン・Bill'sで私と義妹Mっちゃん、そして知人3名と食事。

Bill's Restaurantswww.bills-website.co.uk/
このページを訳すOpen for breakfast, lunch and dinner, you can expect a typical Bill's warm welcome, great service and very good, freshly prepared dishes throughout the day. In the evening,Bills comes into its own. Our dinner menu is a mix of our own dishes ...

数カ月前にNYCで友人らと食事したレストランのロンドン店だ。
 窓から見るロンドンのダウンタウン。
1-2時間の食事のつもりが、大幅に時間を延長してしまった。先方に悪いなと思いつつ有意義な語らいだった。

その他の写真>>https://picasaweb.google.com/109343164122809862992/20130529


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