ロンドンの中心にある自然豊かな公園ハイド・パークの朝の光景・・・・
この記事は、5月29日の内容です。
朝起きると、北ウェールズで地震がおきたニュースが報道されていた。
朝6時頃なので、人影が少ないQweensway駅前。今朝のジョギングは、Hyde Park。すでに何人かのランナーたちが汗を流している。
この公園は、とにかく広い。公園の面積は140万㎡。東京の日比谷公園の9倍の広さがある。
1851年の万国博覧会の会場になった公園として有名。公園の植栽は隅々まで整備され、あちこちで下の写真のようなガーデニングが楽しめる。
これらはジャーマン・アイリス。高い育成技術が花の大きさとツヤからわかる。
続いて、右手にウォーターガーデンが現れる。
イタリアン・ガーデンと名付けられたエリア。もうジョギングをすっかり忘れ、写真を撮りまくった。
園芸・ガーデニングを趣味にする方は、ぜひイギリスへ。ガーデニングの最高技術をあちこちで見ることができる。
ちょっとしたガーデニングアイテムもこのクオリティーの高さ。
歴史と品格を感じる場所がたくさんある。
柵越しに咲いていた
オダマキ。
色の発色とツヤなど、どんな肥料を与えて育てているのかが気になる。
管理小屋も可愛らしい。
こんな花壇があちこちにある。
そのクオリティーを保っているのが、ガーデナー。イギリスの庭職人のステータスは非常に高い。イギリスで「家が城、庭がステータス」という言葉があるくらいだ。イギリスの優れた庭職人は、フランスやイタリアのファッションデザイナーに匹敵するくらいのステータスを持つ。
私は個人的に”ステータス”という言葉をバカバカしく思っているが、健気に自分の技術を磨き、常に現場で一生懸命働いている人のステータスが高いことには大賛成だ。
木々の合間から馬が見えたので、
急いで追いかける。馬の歩くスピードは想像以上に早い。
追い抜き、「写真を撮っても、いいですか」と声をかけたら、馬を止めてくれた。
公園のあちこちでゴミ箱とDog waste onlyと書かれたゴミ箱を見かける。
土の部分は、乗馬用の道。
そのとなりにレンタル自転車もある。
グリーン(葉)がメインの花壇。緑の濃淡が美しい。これはデザイン的にも技術的にも大変に難しい。
ハイド・パークの端・スピーカーズ・コーナーに到着。この場所は、許可なしで演説が出来る場所。まだ朝なので、だれもいなかった。
この広大な公園を通って通勤をするサラリーマン。
大きな噴水を通り過ぎ、
美しい公園内のジョギングは本当に気持ちがいい。
銅像もあちこちで見かける。
ハイド・パークのクイーンエリザベス門に到着。Qweensway駅からジョギングで2.8km付近。
バッキング宮殿に通じる道にあるゲートには、
ライオンとユニコーンの飾りが付いている。
ハイド・パークのメイン通り Ring Serpentine Rd.。
この左手にも美しいガーデンが広がる。
1860年に作られた噴水がある。
どこもきちんと整備され、ゴミひとつ落ちていない。
まだ時期的に早いのか、
それでもバラがちらほら咲いていた。
まだ緑だらけの公園だが、よく見ると
美しいバラの蕾を見つけることができる。花を見ていると、僕がフローリストでもあることを思い出す。
先ほどとは違う乗馬コンビ。
細長い人工湖・サーペンタイン湖に到着。
美しい水鳥たちが羽を休める。
同郷の彼ら・カナディアンギースもいる。
まだお店は開店していない。こんな場所でのパソコン作業なら、まったく苦にならないだろう。
更に走る。
ずんぐりむっくりしたハト
芝生の中に白樺の木に囲まれた場所を発見。
近づくと真ん中に大きな石がある。
ユダヤ人迫害のホロコースト慰霊碑だった。
ヘブライ語の文字が刻まれている。
このあたりの庭も素晴らしい。
まるでヤンバルクイナのような鳥が登場。オタワに来る前に沖縄最北端をドライブしたことを思い出す。
奥に小さな滝があるウォーターガーデン。
再び、サーペンタイン湖の湖畔を走る。
ひときわ美しく存在感のある白鳥。
どんどん走っていると、!!
泳いでいる。
そして水着の男性。
この湖では、スイミングもできる。またボート遊びもイースターから10月の期間に営業。結構、自由な湖だが、「洗濯をしてはいけない」という規則があるので注意!?が必要。
こちらも開店前のカフェ。
テラスで湖を眺めながら、カフェを楽しめる。
女性が本を読んでいた。なんとも言えない贅沢な時間だ。
さらに走る。左手の植栽には、
見たこともない特徴のある花が咲いていた。
湖の周りには、水辺の植物をメインにしたガーデンが広がる。
この場所によく似合うのが、
アイリスだ。鮮やかな黄色のアイリスが咲いていた。
この付近に、ダイアナ妃記念噴水Diana's Memorial Fountainがある。
噴水とは少し趣がことなる形状。
中に入れる時間が決められた噴水で、係員が清掃をしていた。
人口の小川のような噴水。
子どもたちが喜びそうな施設だ。
実際に水に足をつけて楽しむものらしい。
噴水の横にはサーペンタイン湖があり、湖ではすでに足を水に漬けている足が・・・・
まるでグローブのような足を持つ・・・
彼だ。・・・・が、あまり楽しそうな顔をしていない。
サーペンタイン橋に到着。
優雅に泳ぐカップル。ふと、なぜ一般的なオマルが白鳥の形をしているのかが気になった。
橋の下をくぐる。横をピンクのランニングウェアを来た女性が抜かして行き、大人気なく追い越す。
ふと振り返ると美しい橋の姿。自分の大人気なさを少し反省した。
湖沿いを走って行くと、先ほどのイタリアン・ガーデンに到着。
そこから一般道を走る。
ガソリンスタンドの電光表示板で現在のガソリン価格を見て、あまりの高額に驚く。現在のポンド/円レート(149.88円)で計算すると1リットル約200円だ。日本のガソリン価格の高さに嘆く人は、これを見たらどう思うのか。
ハイド・パークの道沿いにはホテルが多い。
ホテルのエントランス上の植栽も見事だ。よく見ると、給水用の細いパイプが通っている。
昨晩、友人Yに教えてもらったRoyal China。ここの中華料理はかなり美味しいらしい。
Royal China Restaurant Reviews, London, United Kingdom ...www.tripadvisor.co.uk › ... › London Restaurants
このページを訳す 評価: 4 - レビュー 202 件
Royal China, London: See 202 unbiased reviews of Royal China, rated 4.0 of 5 on TripAdvisor and ranked #1915 of ... Royal China. 13 Queensway, London W2 4QJ, England (Bayswater / Notting Hill / Lancaster Gate ). (020)-7221-2535.
待ち合わせ場所は、Qweensway駅のホームの端。
時間ぴったりにMっちゃんと合流し、Tower Hill駅へ。
駅を出ると、目の前に大きな日時計がある。
足元のレリーフを見ると、1915年にドイツの大型旅客飛行船ツェペリン号が飛来したことを表示。
車道を挟んだ向こうに城のような建物が見える。
さらにその向こうには、雲を突き抜ける高層ビルがある。
お昼近い時間なので、街中方向へ移動。
車の侵入を阻止するポールの飾りが可愛らしい。
ビルの合間に、
細長いイースターエッグのような建物も見える。
とりあえず近くにあったパブへ。店内は、いかにもイギリスらしいパブの様相。
このようなお店は、危ないと思いつつ・・・・。期待通りの食べ物が出てきた。まるでフードコートのような食事だった。昨晩食べた美味しいパブレストランとは、雲泥の差だ。
食事の合間にちょっとトイレへ。トイレに貼ってあったポスターに目を奪われる。
潜水艦乗りの募集広告だ。気になる給与は、年間272万円-1341万円。それにボーナス75万円が加算され、6週間の有給休暇付。
食事は美味しくなかったが、非常に興味深い情報を得た。
ゴミ箱の横を見ると、なんと液晶パネルの広告だった。こんな場所にハイテクを感じる。Tower Hil駅前にも美しい公園がある。
商業海船の記念碑があり、
私の花屋で最も人気がなかった花が咲いていた。名前が思い出せない花は、大きく育つとなかなか綺麗な花だ。この姿をお客様に表示すれば、この花の売上が伸びただろうと反省。テムズ川方向へ向かう。小雨が降る中、かなり大勢の人。
その理由が、これだ。
世界文化遺産に登録されているロンドンの有名観光スポット・ロンドン塔がある。
塔のお堀には、なぜか・・・・
ライオンの像。
ロンドン塔の入り口前にあるギフトショップ前を通りぬけ、
テムズ川沿いを歩く。
テムズ川沿いは大勢の観光客で大賑わい。
駅前で見た天空を点く高層ビルはすぐそこに見える。
そしてテムズ川の上流を見ると、
タワー・ブリッジもすぐそこだ。
観光スポットが密集した場所に、テムズ川の観光船のりばもある。
そして川を忙しく行き来する観光船。
大勢の観光客は、この歴史ある建物に連なる・・・。
そして私達も、ロンドン塔へ行く。
次回へ続く・・・・。