キューバ最後の日。ハバナからバラデロ空港まで送迎バスで移動/カナダ人でごった返すバラデロ空港/キューバに行くと人生観が変わるというのは、本当だった - Today→Tomorrow

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6/14/2013

キューバ最後の日。ハバナからバラデロ空港まで送迎バスで移動/カナダ人でごった返すバラデロ空港/キューバに行くと人生観が変わるというのは、本当だった

キューバでの最後の日の出・・・・

この記事は2013年4月16日の内容です。

エレベータ正面から眺めるカリブ海側の朝の景色。
 今日も快晴で気持ちのよい朝だ。
 日が登るにつれ、気温もどんどん上昇。
 朝日を浴びる青年の像。
 ちょっと野暮ったい印象を持つメタボ気味の青年だ。
 今日でこのレストランともお別れ。
 なかなか美味しい朝食だった。
 とくにグァバジュースがオススメ。
 結局、この教会の中を見ることはなかった。
 チェックアウトの準備をしていた時に、ルームサービスのメニューを発見。朝食がついてなくても、サービス料金が安価なので、朝食付きのホテルを選ぶ必要なないなと思った。

 すでにホテルのロビーは、チェックアウトをする人たちで賑わっていた。
 定時に空港送迎バスが迎えに来た。
 ハバナの5番通りともお別れ。
 1週間ほどの滞在だが、何だか名残惜しい。

 朝から釣りを楽しむ男性たち。良い釣竿を持っている。
 スペイン大使館前を通過。
 カリブ海で漁船がすでに操業を始めていた。
 巨大なスタジアムの前を通過。
 ハバナを出て、20-30分くらいでこのホテルに寄る。ここのホテルで、オタワから同じ日にキューバに来た老姉妹をピックアップ。一週間ぶりに会い、挨拶を交わす。彼女いわく「ホテルの人たちは親切で大好きだけど、このホテルにはもう泊まりたくない」とのこと。
 送迎バスは、スピードを上げて海岸線を走る。
 海が青くて、美しい。
 採油ポンプが見えてきた。
 巨大なオイルタンクも見えてきた。
 そのすぐそばには、小さな漁村がある。
 この付近は、たくさんのオイルポンプがある。
 巨大な煙突から白い煙がでている。ここは、火力発電所だ。
 キューバに来た時も立ち寄った美味しいピニャコラーダが飲めるバー。
 今日も相変わらずの混雑。
 このバーの向かいへ行く。
 そこで、キューバ市民の暮らしぶりが見れる。
 質素な暮らしぶりだが、皆さんとても幸せそうだ。
 このあたりに砂浜はない。
 岩場の合間に、
 多肉植物が生えていた。
 バーに戻ると、中国製の観光バスがどんどんやって来た。
 送迎バスは、キューバ市民らが利用するビーチを通過
 キューバ市民のための保養所を通りすぎる。
 続いて、こちらはちょっと良さげなホテル Breeze に到着。
 ロータリーに客待ちのタクシー。
 このホテルからのツアー料金と乗車料金を表示。明朗会計で嬉しい。キューバでタクシーを利用するときの目安になる。
 そのほかビンテージタクシーもホテル入口で待機中。こちらの料金は交渉で決定する。

 送迎バスは再び発車。熱帯のジャングルが広がる。
 検問所もある。
 キューバでもっとも高い橋を通過中。
 やがて送迎バスは、マタンサス付近に到着。
 この街には、ヨットハーバーもある。
 行きでも見かけた野球場。
 今日も少年野球チームが汗を流している。ユニフォームはキューバらしい赤色。
 続いて、ビーチが見えてきた。
 平日の真昼間からビーチで遊ぶキューバ市民たち。
 ビンテージカーはどこでも絵になる。
 大きな集合住宅には、高層階でも洗濯物が干してある。キューバ市民は先進国と比較すると圧倒的に貧しい。市民の平均月収は20-30ドル。年収は日本円で40000円にの届かないが、皆笑顔で楽しそう。
先進国では毎日のように経済ニュースが放送され、株価や為替の上下に皆が一喜一憂している。お金を稼ぐために、もっと働き。高級車と大きな家を手に入れたと思いきやそれを維持するために責任を負い、さらに働く、そして世界情勢や経済環境の変化で破産リスクに戦々恐々の毎日。もっと良い生活をするためにもっと働き、お金とモノを消費する。それは、まるでお金の奴隷のようだ。

一方、キューバでは皆が同じ給与で同じように暮らし、経済問題に一喜一憂することもなくのんびりと暮らしている。生活の発展や競争社会とは無縁のため、”向上”という哲学がないが、とにかくみんな普通に暮らしている。

キューバに来ると人生の幸福感が変わると言われるが、確かにそのとおりだと思う。「お金の奴隷」という意味を考える一週間だった。

アメリカではガーデニング素材として高価な樹木が、キューバでは当たり前のように生えている。
ハバナで出て、2時間ほどでバラデロ空港に到着。
 一週間前と全く変わらない光景。たった一週間では当たり前のことだが、おそらくこの場所は数年後もあまり変わらないだろう。
 空港のチェックインカウンターの前に長い行列ができている。ほとんどの人がカナダ人。列に並んでいると、空港職員の男性に声をかけられた。彼の手にはカナダの通貨コイン。どうやらこのカナダコインをキューバコインに変えてほしいらしい。僕はキューバのお金を使いきったので交換することができなかったが、後ろのカナダ人が交換を承諾した。やはりカナダ人は優しい。
 バラデロ空港のギフトショップ。
 出国手続きを終えて、搭乗ロビーへ。
 ここにもたくさんのお店がある。
 やはり一番多く陳列されていたのは、葉巻。
 私が乗るオタワ行きの飛行機がスタンバイ中。
 搭乗までに時間があるので、ロビー内を散策。
 お酒コーナーは、やはりHabana Club。
 キューバのビールもある。
 そしてなぜかMarlboroのタバコケース。
 コーヒーも品数が豊富だ。
 搭乗時刻になり、飛行機に乗り込む。
 そして定時に出発。
 シートベルトサインが消え、電子機器のスイッチを入れてもよいアナウンスが流れる。眼下に見える景色を撮影。
 バラデロの辺りは、まるでマイアミのように砂浜沿いに住宅が並んでいる。ヨットハーバーも見える。
 景色はやがて真っ青な海のみになり、たまに見えるのは、
 カリブ海に浮かぶ小さな島々。
 小さな島でも人が住んでいる形跡が見える。
 島の周りのコバルトブルーが美しい。
いまどき珍しい天井モニターでは、映画を上映中。
 次に見えてきた島は、大きい。
 リゾート開発された島が上空からだとよく分かる。
 このあたりの海は、大小様々な島が点在している。
 アンドロイド携帯にGoogle Mapsのオフライン機能を設定してきたので、場所を確認してみた。
 ナッソー上空だった。
 機内食は、至ってシンプル。
 やがて飛行機は、海岸線を超えて陸地上空を飛行。
 場所は、サウスカロライナ州東部あたり。
 飛行機が離陸して4時間強が経過。飛行機は左に大きく旋回する。
 翼の下には、まだ白い雪が残っている。あと数十分で着陸だ。
 オタワ空港に到着。
 ハバナから乗ってきた飛行機。快適な空の旅だった。
 いつも変わらぬオタワ空港。カナダの首都空港なのに、キューバのバラデロ空港と比較にならないくらい静かだ。
 この看板を見ると、いつもほっとする。
 客待ちのリムジン。
 ナンバープレートは、”ELITE”。先進諸国では、競争が激しい。
 キューバに負けないくらい広くて青い空。
 ただし、まだ季節は残雪のある冬。
 すでに2年たっても一向に竣工しない工事現場は、まるでキューバのようだ。
 あちこちにCanadaの文字を関する建物があるのがオタワの特徴。
 カナダの家並みをよく見る。
 キューバとは比較にならないほど快適な住環境がある。
資本主義社会で生きる市民は、よりよい生活環境を手に入れるため、より効果的な利便性を手に入れるために人生を走り続けている・・・・


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