インストラクターの女性の話をちゃんと聞く女の子、話そっちのけで鉄道に夢中になる男の子。
Rideau St.を歩いていると、配電ボックスにチラシが貼り付けてあった。
6月20-23日のドラゴンボートレースに出場するチームメンバーの募集案内。去年は健闘むなしくコースを外れたため失格。今年は我がチーム、サセックス・パドラーズは出場するのだろうか?
日曜日の午前中は、通常でも交通量が少ないのに、今日はさらに少ない。
バス停には、一時的にバスが迂回している案内があった。
そして待合所は、テープで封鎖。
War Memorialの方向へ進むと、車が一台も走っていない。
制服を着た軍人が集まっている。
女性の制服姿もかっこいい。
子供達も制服を着て、参加。自衛隊が迷彩服を着て自家用車で通勤していただけでクレームがでる日本では、この光景はありえないだろう。
War Memorialでは式典の準備中。
準備中の前にあるパンフレットにも目が止まった。
日本人の音楽バンドHIKASHUの公演をお知らせする案内だ。5月15日にNACで公演予定。
Sparks St.にも立て看板があった。
いつも見慣れないモニュメントがある。
この通りでもイベントが行われるようだ。
移動式観覧車もある。5月12日まで開催予定とのこと。子供が喜びそうなイベントだ。
5月3日から20日までオタワ市内はチューリップフェスティバルのため、あちこちにチューリップが咲いている。
このあと、オタワのビジネスエリアにあるTim Hortonsで朝食を済ませた。
再び、War Memorialの前を通ると式典が開催されていた。
声高々の号令のあと、ちょっとぎこちないマーチングバンドが登場。
よく見ると、子供たちが演奏している。
日本では日本国憲法第九条の前に、96条の改定について議論が活発化しているが、日本とカナダでは軍隊に対する国民感情がまるで違う。そんなことを気付かせる子供のマーチングバンドだった。
お昼ごろ、カールトン大学へ行く。
駐車場に車を停め、訪れたのはこのホール。入口で入場料10ドルを払い、中へ。広いホールなので、ガランとした感じがする。
このホールでは、5月4日と5日の二日間にわたり、北米東部エリアで最大??と言われるOttawa Train Expoが開催中。
戦闘機を運ぶ貨車
お客の入りは、最大?だけあってなかなか良い。鉄道だけでなく、男の趣味?の作品も展示中。
木でできたチェーン。継ぎ木ではないので、すべて木彫りでチェーン状にしたようだ。かなり手の込んだ木彫りだ。
こんなものも木彫りで作成。割れたりすると、すべてが台無しになる作業なのだろう。
まるで3Dプリンターで作成したような木彫り。中の木の玉は、もちろん動く。
こちらはワンサイクルエンジンなど動力機構の模型。
ただ回っているだけだが、これを作る楽しみはわからなくもない。
そして、モールス信号とテレグラフの愛好会。これはかなりマニアックだ。
ここからが本番。HOゲージのジオラマ。
車両一両一両を丹精に作り上げたのがわかる作品。
貨車はもちろん、貯蔵タンクなど備品のクオリティーも高い。
そして自動車も。
この数段重ねのレールには、
Nゲージ、HOゲージ、Oゲージなど各規格の鉄道模型が走っている。
この女性インストラクターは、ジオラマを実際に作成しながら説明している。子供達は熱心に耳を傾ける。
これが作成実演中のジオラマ。
次のジオラマは大きい。
それぞれにテーマがあって楽しい。
小さな蒸気機関車が貨車を運搬していた、
駅舎を通過する蒸気機関車。
個人的に大好きなターンテーブルもある。
町並みもリアルに再現。
カナダ空軍Air Cadetsのコーナー。次世代の子供達に空軍をアピールする組織が展示しているのは、
フライトシュミレーションゲーム。実際に飛行機を飛行するゲームだ。子供達は真剣に学んでいた。
大小様々なジオラマがいつくかあって楽しい。
これはOゲージだろうか?大きな鉄道模型だ。
鉄道だけでなく、備品も楽しい。セクシーな洋服を着たお姉さんの家?
子供に大人気のポリスカー
大人にはハーレーダビッドソン。
オタク向けには、バッドマンがある。
去年のこのEXPOやKingstonでのトレインショーでも見かけたジオラマも複数ある。
日本の鉄道模型メーカーの駅舎。
こういうこじんまりした駅舎のほうが好きだ。
これは紅葉シーズンのジオラマ。
ノスタルジックな作品だ。
林業が盛んなカナダらしい作品。
この木材加工場は何度か見た記憶がある。
このブースは御馴染みの
小さな鉄製部品を組み合わせてまるでレゴのように作る模型。
これはBrockvill駅の当時の様子を再現したジオラマ。Nゲージは、歴史展示をするときに最適なものかもしれない。
Kingstonで見た滑走路のあるジオラマ。
セスナ機がいかにもカナダだ。僕の友人にも、車を所有するような感覚でセスナを持っている人が何人かいる。
石切り場も再現。これもカナダらしい。
鉄道模型の販売店も多数出店。
中古の貨車は一両5ドル。
機関車は40-50ドルで販売中。メーカーは、日本の老舗メーカー・KATOだ。これらを集めて、ほぼ空き家の日本の自宅に保管しようと思ったことは数限りない。
人生一度乗ってみたい鉄道はシベリア鉄道とこのカナディアンロッキー号。
せめて模型だけでも・・・と思いつつ眺める。
ちなみにカナディアンロッキー号での旅行を企画するときは、ディスカウントチケットがあるのでこちらがおススメです。
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このページを訳すVIA Express deals: Irresistible discounts on train tickets. Every week, VIA Rail offers incredible last-minute deals on select departures.
細かいパーツが売られていた。何のパーツかと思ったら、
線路を組み立てるパーツだった。非常に細かい作業。カナダの鉄道模型マニアは、日本よりもマニアックかも!?
この絵の左手にある白い円形状の建物。
これも模型で再現されていた。長い貨物車列の荷物を狭い土地で荷下ろしするには効率的だ。
このおじさんが熱心に教えてくれたのは、
ジロラマの作り方。私が日本人だとわかると、さらに熱心に教えてくれた。そしておじさんは「秋葉原に行ってみたい」と・・・。秋葉原は年代と国籍を問わず、オタクの聖地であることも教わった。
鉄道模型雑誌も販売中。
その隣には、ジオラマで使う素材も販売中。
塗料もある。
そして小さな木のチップもある。何のための材料かと思うと、すぐそばに実際の模型があった。
それがこれだ。カナダ人は、こんなものも手作りしている。これを作るには、橋の構造を基礎から学ばないと作れないだろう。
そのほか、まだまだたくさんのお店がある。
鉄道のある風景パネル。
子供用に触って遊べるジオラマもある。
中にはこんなジオラマも・・・
まるでミラーボールのように怪しげな光を発している。
それに照らされるのは、山頂にある
怪しげなお城。
なかなか精巧に作られている。
城の下には洞窟があり、中をのぞくと・・・・
悪趣味!
小さな洞窟もあり、枝のようなものが出ていたので、こちらも見てみると・・・・
超悪趣味!
何度も見たことがある動くR2-D2の模型。男の子がほぼ独占状態で遊んでいる。
これも一度乗ってみたい列車。トロント郊外を走る2階建ての通勤列車だ。
次に続く・・・