あちこちで花屋を見ると、もう一度、現場に戻りたくなる・・・が、4年前に僕が作ったブーケの写真を見て、古くささを実感する。
4月2日
友人Aさん家族を空港で見送る。4月から始まるお子さんの新学期にあわせての帰国。非常に寂しい。
お見送りのあと、友人OさんとMandarin Ogilvie Restaurantで飲茶。オタワで知り合った親しい友人を懐かしむ。去年のMさん家族、今日はAさん家族、今年は私がオタワを去る。facebookでつながる時代とは言え、ちょっと寂しいと思いつつ・・・二人でめちゃめちゃ食べた。やはりここの飲茶はオタワで1-2位の美味しさだ。しかも安い。
外を見ると、ケベック州Gatineauあたりで黒煙が上がっていた。
火事だろうか?気になる。自宅そばで建設中の高層アパートメントは急ピッチで工事が進行中。全部で3棟ある高層アパートメントは、私たちがオタワに来たときは、まだ2棟目の基礎部分しかできていなかった。一昨年に2棟目が完成し、3棟目も骨組みがほぼ完成。
工事は、外壁のセッティングに入った。私がオタワに来て、もう3年半年すぎ、この工事を見ていると年月の経過を感じる。
Rideau St.を歩いていると、電柱に420と大麻の葉が書かれたポスターが貼り付けられていた。
4月20日のマリファナデーのイベントの案内だ。
マニアックで中身の濃い映画を上映することで定評のあるBYTOWNE CINEMAに映画を見に行く。
今日はこの映画館でイスラエルのシンベト(イスラエル総保安庁)のドキュメンタリー映画 The Gatekeepersを見る。イスラエルの占領地域にあったガザ地区などでの治安維持活動を紹介する映画。元長官たちの生々しいインタビューを交えて、実際に行った活動を紹介。テロリストが乗った車を時限爆弾で爆破する様子やバス爆破テロなどをモザイク無しで放映。ある長官がインタビューで、「携帯電話に仕込んだ爆弾行う殺害方法は、巻き込まれる犠牲者を出さないのでクリーンだ」という発言が印象的だった。
4月18日
キューバからカナダに戻り、ふと散歩をしたくなる。
Dow's Lakeはまだ氷が残っている状態。
今日の散歩は、リドー川のほとりを歩くトレイル Chapman Mills Trail。
当たり前だがキューバとの環境の違いを楽しみながらの散歩。
ハゴロモガラスが飛んでいる。
まだ新芽も出ていない枯葉ばかりの散歩道。
ただ気温は20℃前後あるので、暖かい。
木が切り倒されていた。
切り株を見ると、木の内部に空間ができている。これは樹洞(ジュドウ)と呼ばれる現象で、おもに広葉樹に見られる。
この橋を渡ると、
あたりは湿地帯になる。
リドー川の向こうに家が立ち並ぶ。川にはボートの停泊場もある。このあたりの住人はボートを持っている人がほとんどだ。
散歩道には、自然を紹介するパネルがある。
これを見ながら歩くのが楽しい。
ガマの穂がたくさんある。花材とて重宝するが公共エリアで花を取ることは、もちろん禁止。
途中で工事中のため、閉鎖中。
ここではリドー川をまたがる大きな橋を建設中。
仕方がないので、引き返す。途中、アジア系の男性が釣りをしていた。アジア人同士、挨拶を交わす。日本にいると彼らを見たとき中国人との認識が強いが、北米にいると同じアジア人として認識してしまう。やはり隣国の友とは仲良くするべきだ。
夕方からWendy'sで友人と会う。日本の政治情勢と中東情勢などについて語らう。彼との語らいは、非常に勉強になる。
初めてのWendy'sに驚く。ドリンクの大きさが半端ではない。4ヶ月前、日本のモスバーガーの商品の小ささに驚いたことを思い出す。日本は小さすぎるが、北米は大きすぎる。
このあと、友人とともに近くのProduce Depotへ。
久しぶりにマグロの切り身を見た。
アジア系スーパー以外で、こんなに魚介類が充実しているとは・・・・。
キューバから戻ってきたばかりなので、商品の多さと品質の良さに衝撃を受ける。
ビワも売っている。このスーパー、なかなか良い。
4月23日
友人に頼まれ、いっしょに花材の卸売り会社 Valley Flowers Inc. へ。
この会社には移転後初めての訪問。倉庫がかなり大きくなった。
枝モノや葉モノの充実度は、以前と変わらずイマイチ。これがカナダのスタンダード。
久しぶりに花屋の現場に来たので、嬉しい。
COSTCOに卸すバラが準備されていた。この中卸会社でバラを買うよりも、COSTCOに行ってバラを買うほうが安い。
ビューポイントでオタワ川を眺める。
オタワに来て間もないころ、Aさんの車に乗ってココに来た。
初めて見るオタワ川の雄大さに感動したことを思い出す。
オタワで一番の高級住宅地では、売りに出される豪邸が多くなってきた。
ふたたびオタワ川。川をよく見ると、
ボートチームが練習中。これを見て、冬の終わりを感じる。
Sussex Dr.を歩いていると、
「日本で英語を教える」という貼紙を発見。これはJet Programの宣伝だった。Jet Programに参加して日本で英語を教えていたほとんどのカナダ人は、日本を大好きになる。彼らはカナダ(特にオタワ)に帰国後、カナダ政府の職員として働く人が多い。これは日本にとって、かなりの国益だと思う。
Major;s Hill Parkを散歩。花壇にはチューリップが植わっているが、
まだツボミすらない。
ただし、かなり気温が高くなってきたので咲くのは時間の問題だ。チューリップより先に、人が公園に出てきた。
釣竿をもった車椅子の男性の視線の先には、
大空を羽ばたく凧。
いい!
バイワードマーケットに到着。
気温の上昇とともに、露店が多くなってきた。
可愛らしいアクセサリーを売っている。
外でカフェを楽しむ人々。
露店。
そしてバー。お酒を飲まない僕でもテンションが上がる。
4月24日
Rideau St.で警察が多い。しばらくすると、むこうからデモ隊がやってきた。
19-20世紀初頭に起きたアルメニア人大虐殺へのデモ行進だ。
当時のオスマン帝国が行ったとされるアルメニア人への大量殺人事件。オスマン帝国からトルコになった現代でも、その非難の矛先は変わらない。
リドー運河にあったアイススケート施設はすべて撤去された。間もなく、運河に水が戻ってくる。
今日は気温が低いので、外で飲む人はいない。
Sparks St.は気温が高くなってもあまり人はいないが・・・・
このごろ、二階建てバスをよく見る。そういえば2日にオタワを去ったAさんが二階建てバスの二階最前列に座ることを薦めていたっけな・・・・。
4月25日
今日は快晴。気温が上昇。
再び露店の活気が戻る。
閉店していたスーパー跡に新しいお店がオープン準備中。
警察官も自転車に乗って警備を始めた。
4月26日
今日は友人らとランチ。場所は、Bank St.にある四海一佳。初めて行く中華レストランだ。
四海一佳- Beijing Legendwww.beijinglegend.com/
このページを訳すEnglish, Chinese. © 四海一佳Beijing Legend 1800 Bank Street, Ottawa Ontario K1V 0W3 TEL:613-737-5588 FAX:613-737-7588.
まずは北京ダック。これはかなり美味しい。しかもボリュームが大きい。皮だけでなく肉厚なのが嬉しい。
魚のケチャップ煮。真っ赤なので辛そうだが、ほどよい酸味があり、辛味はそんなにない。台湾人の友人がお店を選んだだけあって、「さすが!」である。やはり中華料理の美味しいお店は、中華圏の人に聞くのが一番だ。
店の奥には個室もある。しかもカラオケ設備付き。オタワで大勢で中華料理を食べたいときは、ぜひおススメのお店だ。
帰りにふと木を見ると、
新芽が出ていた。
4月30日
今日で4月も終わり。
リドー運河。
Major's Hill Parkの木々をよく見ると、緑の点々が目立ってきた。
このチューリップは、おそらく越冬した球根から花開いたのだろう。やはり寒さを耐え抜いたチューリップは強い。しかもたくさんの花をつけていた。このチューリップは私の一番のお気に入りだ。
アメリカ大使館の横を通り、バイワードマーケットへ。
York St.の噴水が、
動き始めた。
花屋さんも元気に営業を開始。もしフラワービジネスを最初からやり直すとしたら、自分一人+アルバイト数名だけ、ネット販売はしないでお店に来たお客さまだけを対象とした小さなお店をやりたい。
今日もバイワードマーケットのパブは大盛況。
電気スクーターも走り始めた。プレートには「E-BYCYCLE」の文字。 自転車扱いなので、ナンバープレートは必要ない。
自宅から見たバイワードマーケット。
そしてRockclife付近を望む。