カナダ人の大雑把な仕事には、もう慣れたが、、、、。やればできるんです、仕事以外ですが・・・・。
午前10時、417号線から416号線へ。美しい雲が広がる。
オタワから車で1時間。アメリカとの国境を流れるセント・ローレンス川流域に到着。ここから西、Kingston方面へ。さらに一時間ほど走り、VIA鉄道Kingston駅前を通過。
日本と違い、こちらの駅前は閑散としている。基本的に自動車社会なので当然だろう。
オタワとキングストンは、イメージ的には隣町だがその距離200km弱。東京(皇居周辺)から長野県塩尻市くらいの距離がある。カナダ人にとっては、「ちょっとそこまで・・・・」と言うような距離感覚。
今年初めて見るカナダの国鳥。春の訪れを感じる。
さっそくホテル内へ。
入口で入場料として大人6ドルを払い、ホール内へ。
このホテルに来た目的は・・・・コレ。
Kingston Division of the Canadian Railroad Historical Associationintercolonialrailway.com/CRHA/ - このページを訳す共有Welcome to the Website for the Kingston Division of the Canadian Railroad Historical Association. P.O. Box 1714 ... Annual membership in the Kingston Division is $30.00 which includes four issues of Kingston Rail. Monthly meetings of the...
会場は、もっぱら初老のヨーロッパ系の人たちのみ。たまに子連れがいる程度。アジア人はもちろん、有色人種は私だけ。完全アウェーだが、みな優しく声をかけてくれる。やはり趣味を同じくする同士は、人種と文化、そして年齢の差を超える。
目の前を、石炭を積んだ貨車が通過。リアルだなと思ったら、案の定、本物の石炭を積んでいる。
ジオラマはもちろん西欧風。
商店もご覧のとおり。カナダ永住なら、私も日本の情景を再現したジオラマを展示してみたいと思う。みなに日本の美しい景色を見てもらいたいと思いつつ、、、、私はジオラマを作った経験がないことに気付く。
かなりのスピードで、機関車が通過。巨大で、いかにも西欧風なデザイン。日本のD51、D57と並べて走らせたい
船と列車、そしてバス。基本的に乗り物好きなのが、鉄道オタク。
線路が6本も!日本の家では夢の規模だが、大きなカナダの家では自宅でも再現可能な大きさ。
ホームも広くて大きい。
ジオラマでもカナダサイズです。私が大好きなターンテーブルがジオラマの角にある。
こちらは子供達が自由に鉄道模型を走らせられるコーナー。
ジオラマだけでなく、即売店舗も出店中。こちらは鉄道郵便の郵便物の展示会。
かなりマニアックだ。
次のジオラマは、おじいちゃんが楽しそうに説明してくれた。
家並みはもちろん、道路も舗装ではなく砂利道。
走る鉄道は、まるで坊っちゃん列車のよう。車も、もちろんアンティーク車。
おじいちゃんの歴史が慮れる作品。
大小様々なジオラマがある会場。
これまた、おじいちゃんの力作。
表面のジオラマは、さることながら、下の配線もスゴイ。
写真を撮っていると、「列車を止めるよ」とやさしい一言。
再び走らせるため、スイッチをひねったら、スピードが出すぎて脱線事故。
このジオラマは、真ん中に空港がある。空港には複葉機とセスナ。いかにもカナダらしい。
やはりジオラマは上から撮るよりも、下から覗き込むように撮るのがいい。まだ一度も乗ったことのないVIA鉄道の横を、貨物列車が通過。
煙突の向こうには、白い家。これもカナダらしい。
次のジオラマはかなりリアルに作りこんでいる。
線路脇に生えた雑草の出来栄えが見事。こんな細かい作業をカナダ人でもできるのかと、上から目線であるが感心した。
とくに線路脇の雑草が、、、、。なんども感心してしまう。
木工所の細かい作りにも感心。
このジオラマの角にもターンテーブルがある。
乗るのは、除雪車。向こうに見えるのが、この作品のオーナー。帽子からわかるとおり、生粋の鉄道オタク。
ターンテーブルで回すのは蒸気機関車だけかと思ったら、除雪車にも必要だということに気が付く。
皆さん、楽しそう。
このジオラマも良かった。おじさんとの話しに夢中になりすぎて、写真を撮るのを忘れた。
このショップでは、取扱商品をアピールするジオラマを併設。
それがコレ。
道路の信号や
ネオンサインなど、あちこちの電飾が輝く。
自動車のヘッドランプまで光っている。
ジオラマの作りもリアル。
さすがショップのオーナー作品。
町もリアルに作成。
写真で見ると、まるで本物の町のようだ。
線路が続いて、次は別のジオラマ。
移動遊園地では、
フェンスなどの細かいところも作りこんである。
町の様子は賑やか。賑やかな雰囲気が好きなオーナーなのかと思ったら、
角では、厳かに墓参り中。
トロントで見た二階建て客車。
これも一度は乗ってみたい鉄道の一つ。
ジオラマに付き物なのが、事故現場。必ずと言っていいほど、どれかには事故現場、火事、そしてジョークがある。
ちょっと大き目の鉄道模型。
これは動力機構に興味がある鉄道マニア向け。
その前では、鉄道模型とは関係のないものも出展中。メカニカルな模型が並ぶ。
中には、こんなものまで。ミレニアムファルコンは、北米”男児”の憧れか!?日本”男児”なら、キャプテン・ハーロックのアルカディア号??
観覧車がぐるぐる回っている横では、
飛行船が羽ばたいていた。まるでジブリアニメ・天空の城ラピュタのよう。
そのほかにも大小様々なものがあり、おじさんが自慢げに動かしてくれる。その姿は、子供そのもの。
再び、鉄道模型のジオラマ。
この険しい山のジオラマの下にあるLookのサイン
中を覗くと、炭鉱労働者が働いていた。
さらに別のジオラマ。
明るく照らされたジオラマで、なんだか懐かしい雰囲気がある。
この家がいい。
土の表現といい、草の配置といい、見事な作りです。
隣では、おじさんがジオラマ作成を実演中。
その横では、
貨車にペイント中。
職人の前に並ぶのがペイント後の車両。
素晴らしい出来栄えです。
次のジオラマへ。
朽ち落ちた屋根、
崖の上には、
木材加工所。おがくずがリアル。中ではノコギリが実際に動いている。
そしてビーチ。
ビーチと言っても海ではなく、キングストンなので、おそらくオンタリオ湖だろう。水面が微妙に波立っているのがGood。
以上、ジオラマは終了。
子供向けの鉄道遊具には、あまり子供達がいない。まわりに本物さながらに走る鉄道模型があるので、子供達は皆、そちらのほうが気になる。
大人にとっても魅力的な鉄道模型。これらは大人の高級な趣味。
販売スタッフも初老のおじさんばかり、趣味が高じてお店を開いている方たちなのであろう。鉄道模型だけでなく、写真集も販売中。
ジオラマに必要な小道具ももちろん売っているが、
かなりマニアックなプレートなども販売中。
そして鉄道写真も・・・。
でもやはりメインは、鉄道模型。
品揃えも豊富。
機関車は、どれも100ドル以上の価格だが、
貨車は比較的安価。それでも15-30ドル。
ジオラマに使う自動車類のバリエーションを見るだけでも楽しい。
どれか一つくらい欲しいと思いつつ、
貨車を眺める。宣伝の入った貨車たちの値段は、どれもSALE価格で20ドルくらい。
これを15両くらい連ねて、機関車を入れると値段は一両編成で500ドルくらい。
買うよりも趣味と実益を考えて、本業とは別法人でNゲージ専門オンラインショップを始めようかと思ったのは数年前。仕入れルートや客層などを調査済みだったが、夢を実現することなく、オタワへ・・・・。
他には鉄道DVDや書籍も販売中。
次回の鉄道模型Showは、オタワで開催。
しかも北米東部エリア最大とうたっている規模で開催する予定。場所はカールトン大学で、期間は2013年5月4日から5日の二日間。去年のショーを訪れたが、実際にはそれほどでもない・・・・と思いつつ。
Ottawa Train Expo: All Aboard! Great Fun For All!ottawatrainexpo.com/main.php?page...html - このページを訳す共有... 4400 attendees, and the Raffle raised $2500 for Roger's House. We are now actively planning the 2013 show, so mark your calendar for May 4 and 5, 2013. Meanwhile, we invite you to enjoy this slideshow of last year's Ottawa Train Expo: ...
心底では楽しみにしているイベントの一つ。このあと、カナダの旧首都Kingstonへ。
キングストン鉄道模型ショーのその他の写真>> https://plus.google.com/photos/109343164122809862992/albums/5856635304056695841