鉄道模型オタクならMust Go! カナダの旧首都キングストンで開催された鉄道模型ショーへ。ただし近隣者に限る。わざわざ行くことは・・・・ない!?/線路脇に生える雑草や木工所のおがくず、そしてビーチの水面など、カナダ人の繊細な仕事ぶりを見れるのはここだけかも??/鉄道模型も販売中!カナダの鉄道模型情報を得るのに最適です。 - Today→Tomorrow

▲PAGE TOP

3/17/2013

鉄道模型オタクならMust Go! カナダの旧首都キングストンで開催された鉄道模型ショーへ。ただし近隣者に限る。わざわざ行くことは・・・・ない!?/線路脇に生える雑草や木工所のおがくず、そしてビーチの水面など、カナダ人の繊細な仕事ぶりを見れるのはここだけかも??/鉄道模型も販売中!カナダの鉄道模型情報を得るのに最適です。

カナダ人の大雑把な仕事には、もう慣れたが、、、、。やればできるんです、仕事以外ですが・・・・。

午前10時、417号線から416号線へ。美しい雲が広がる。
 オタワから車で1時間。アメリカとの国境を流れるセント・ローレンス川流域に到着。ここから西、Kingston方面へ。
 さらに一時間ほど走り、VIA鉄道Kingston駅前を通過。
 日本と違い、こちらの駅前は閑散としている。基本的に自動車社会なので当然だろう。

オタワとキングストンは、イメージ的には隣町だがその距離200km弱。東京(皇居周辺)から長野県塩尻市くらいの距離がある。カナダ人にとっては、「ちょっとそこまで・・・・」と言うような距離感覚。

大きな地図で見る

Kingston駅のすぐそばにあるAmbassador Hotelが目的地。

駐車場に車を停め、下車。駐車場と道路の間の芝生に、なんと!カナディアンギース!
今年初めて見るカナダの国鳥。春の訪れを感じる。
さっそくホテル内へ。
入口で入場料として大人6ドルを払い、ホール内へ。
このホテルに来た目的は・・・・コレ。

Kingston Division of the Canadian Railroad Historical Associationintercolonialrailway.com/CRHA/ - このページを訳す共有Welcome to the Website for the Kingston Division of the Canadian Railroad Historical Association. P.O. Box 1714 ... Annual membership in the Kingston Division is $30.00 which includes four issues of Kingston Rail. Monthly meetings of the...

会場は、もっぱら初老のヨーロッパ系の人たちのみ。たまに子連れがいる程度。アジア人はもちろん、有色人種は私だけ。完全アウェーだが、みな優しく声をかけてくれる。やはり趣味を同じくする同士は、人種と文化、そして年齢の差を超える。
目の前を、石炭を積んだ貨車が通過。リアルだなと思ったら、案の定、本物の石炭を積んでいる。
ジオラマはもちろん西欧風。
商店もご覧のとおり。カナダ永住なら、私も日本の情景を再現したジオラマを展示してみたいと思う。みなに日本の美しい景色を見てもらいたいと思いつつ、、、、私はジオラマを作った経験がないことに気付く。
かなりのスピードで、機関車が通過。巨大で、いかにも西欧風なデザイン。日本のD51、D57と並べて走らせたい
船と列車、そしてバス。基本的に乗り物好きなのが、鉄道オタク。
線路が6本も!日本の家では夢の規模だが、大きなカナダの家では自宅でも再現可能な大きさ。
ホームも広くて大きい。
ジオラマでもカナダサイズです。
私が大好きなターンテーブルがジオラマの角にある。

こちらは子供達が自由に鉄道模型を走らせられるコーナー。
ジオラマだけでなく、即売店舗も出店中。
こちらは鉄道郵便の郵便物の展示会。
かなりマニアックだ。
次のジオラマは、おじいちゃんが楽しそうに説明してくれた。
家並みはもちろん、道路も舗装ではなく砂利道。
走る鉄道は、まるで坊っちゃん列車のよう。車も、もちろんアンティーク車。
おじいちゃんの歴史が慮れる作品。
大小様々なジオラマがある会場。
これまた、おじいちゃんの力作。
表面のジオラマは、さることながら、下の配線もスゴイ。
写真を撮っていると、「列車を止めるよ」とやさしい一言。
再び走らせるため、スイッチをひねったら、スピードが出すぎて脱線事故。

このジオラマは、真ん中に空港がある。空港には複葉機とセスナ。いかにもカナダらしい。
やはりジオラマは上から撮るよりも、下から覗き込むように撮るのがいい。
まだ一度も乗ったことのないVIA鉄道の横を、貨物列車が通過。
煙突の向こうには、白い家。これもカナダらしい。

次のジオラマはかなりリアルに作りこんでいる。
線路脇に生えた雑草の出来栄えが見事。
こんな細かい作業をカナダ人でもできるのかと、上から目線であるが感心した。
とくに線路脇の雑草が、、、、。なんども感心してしまう。
木工所の細かい作りにも感心。
このジオラマの角にもターンテーブルがある。
乗るのは、除雪車。向こうに見えるのが、この作品のオーナー。帽子からわかるとおり、生粋の鉄道オタク。
ターンテーブルで回すのは蒸気機関車だけかと思ったら、除雪車にも必要だということに気が付く。
皆さん、楽しそう。
このジオラマも良かった。おじさんとの話しに夢中になりすぎて、写真を撮るのを忘れた。
このショップでは、取扱商品をアピールするジオラマを併設。
それがコレ。
道路の信号や
ネオンサインなど、あちこちの電飾が輝く。
自動車のヘッドランプまで光っている。
ジオラマの作りもリアル。
さすがショップのオーナー作品。
町もリアルに作成。
写真で見ると、まるで本物の町のようだ。
線路が続いて、次は別のジオラマ。
移動遊園地では、
フェンスなどの細かいところも作りこんである。
町の様子は賑やか。賑やかな雰囲気が好きなオーナーなのかと思ったら、
角では、厳かに墓参り中。
トロントで見た二階建て客車。
これも一度は乗ってみたい鉄道の一つ。

やはりこの角度から見るのが、迫力があっていい。
ジオラマに付き物なのが、事故現場。必ずと言っていいほど、どれかには事故現場、火事、そしてジョークがある。
ちょっと大き目の鉄道模型。

これは動力機構に興味がある鉄道マニア向け。
その前では、鉄道模型とは関係のないものも出展中。
メカニカルな模型が並ぶ。
中には、こんなものまで。ミレニアムファルコンは、北米”男児”の憧れか!?日本”男児”なら、キャプテン・ハーロックのアルカディア号??
観覧車がぐるぐる回っている横では、
飛行船が羽ばたいていた。まるでジブリアニメ・天空の城ラピュタのよう。
そのほかにも大小様々なものがあり、おじさんが自慢げに動かしてくれる。その姿は、子供そのもの。
再び、鉄道模型のジオラマ。
この険しい山のジオラマの下にある
Lookのサイン
中を覗くと、炭鉱労働者が働いていた。
さらに別のジオラマ。
明るく照らされたジオラマで、なんだか懐かしい雰囲気がある。
この家がいい。
土の表現といい、草の配置といい、見事な作りです。
隣では、おじさんがジオラマ作成を実演中。
その横では、
貨車にペイント中。
職人の前に並ぶのがペイント後の車両。
素晴らしい出来栄えです。
次のジオラマへ。
朽ち落ちた屋根、
崖の上には、
木材加工所。おがくずがリアル。中ではノコギリが実際に動いている。
そしてビーチ。
ビーチと言っても海ではなく、キングストンなので、おそらくオンタリオ湖だろう。水面が微妙に波立っているのがGood。
以上、ジオラマは終了。
子供向けの鉄道遊具には、あまり子供達がいない。
まわりに本物さながらに走る鉄道模型があるので、子供達は皆、そちらのほうが気になる。
大人にとっても魅力的な鉄道模型。これらは大人の高級な趣味。
販売スタッフも初老のおじさんばかり、趣味が高じてお店を開いている方たちなのであろう。
鉄道模型だけでなく、写真集も販売中。
ジオラマに必要な小道具ももちろん売っているが、
かなりマニアックなプレートなども販売中。
そして鉄道写真も・・・。
でもやはりメインは、鉄道模型。
品揃えも豊富。
機関車は、どれも100ドル以上の価格だが、
貨車は比較的安価。それでも15-30ドル。
ジオラマに使う自動車類のバリエーションを見るだけでも楽しい。
どれか一つくらい欲しいと思いつつ、
貨車を眺める。宣伝の入った貨車たちの値段は、どれもSALE価格で20ドルくらい。
これを15両くらい連ねて、機関車を入れると値段は一両編成で500ドルくらい。
買うよりも趣味と実益を考えて、本業とは別法人でNゲージ専門オンラインショップを始めようかと思ったのは数年前。仕入れルートや客層などを調査済みだったが、夢を実現することなく、オタワへ・・・・。
他には鉄道DVDや
書籍も販売中。

次回の鉄道模型Showは、オタワで開催。
しかも北米東部エリア最大とうたっている規模で開催する予定。場所はカールトン大学で、期間は2013年5月4日から5日の二日間。去年のショーを訪れたが、実際にはそれほどでもない・・・・と思いつつ。

Ottawa Train Expo: All Aboard! Great Fun For All!ottawatrainexpo.com/main.php?page...html - このページを訳す共有... 4400 attendees, and the Raffle raised $2500 for Roger's House. We are now actively planning the 2013 show, so mark your calendar for May 4 and 5, 2013. Meanwhile, we invite you to enjoy this slideshow of last year's Ottawa Train Expo...

心底では楽しみにしているイベントの一つ。このあと、カナダの旧首都Kingstonへ。


キングストン鉄道模型ショーのその他の写真>> https://plus.google.com/photos/109343164122809862992/albums/5856635304056695841


]]>

AD-contents[1]

Blog Archive

AD-contents-rightbar

-試験公開中-最近の記事(2013/1以降)とこれからの記事のみUP

もっと大きな地図で Today-Tomorrow を表示

Labels

sidebar-right-bottom

Sponsor

Copyright(C)0102030405 All Rights Reserved.