日の光りが白く輝いて向こうまで伸びていく・・・・・・オンタリオ湖。
鉄道模型ショーを見た後、近くの町Kingstonへ立ち寄る。
大きな地図で見る
キングストンは1812年のアメリカ独立戦争の最前線となる場所に位置し、アメリカからの
ロイヤリストの受け入れ口として発展。1841年にカナダの首都となるが、仮想敵国アメリカに近すぎるという理由で
1844年にオタワに首都を移転。 （友人T氏より正確な情報を教えていただく。「正確には1844年にモントリオールに遷都。その後はトロント←→モントリオールと遷都を繰り返し、最終的にオタワになるという経緯」と言うことです。
さらにT氏からの情報、「トロントやモントリオールの他にケベックシティにも遷都したり、あちこちに首都の移転が繰り返す。最終的にビクトリア女王の決裁でオタワに落ち着いた」
現在でも、ここキングストンにはカナダ軍の基地や王立軍事大学があり、カナダ防衛の最前線です。
町並みは、大きくもなく、小さくもない。
ただ少し寂れた感がある。
メイン通りPrincess St.にオタワ発祥のハンバーガーレストランWorksがある。
今日は3月17日、セント・パトリックデー当日。街中では緑色を身に着けた若者がたくさんいる。
路肩に車を停め、少し歩くが、
魅力的なお店がない。
そこで結局、すぐにランチ。今日のランチは、Genevaで。
Geneva Crêpe Bistrowww.genevacrepecafe.com/ - このページを訳す共有Crêperies are typical of Brittany in France; however, crêperies can be found throughout France and in many other countries. Let Geneva Crêpe Café Bistro offer you the taste of France in the heart of Kingston! Batter made from buckwheat flour ...Google のクチコミ（3） · レビューを書く
|
| 297 Princess St Kingston, ON K7L 1B4 カナダ
+1 613-507-0297 |
お店に入ると、目の前が厨房。クレープを焼いています。
本日のスープは、タイ風トムヤンクンのようなスープ。とても美味しい。
そしてクレープ。ソーセージ＆チーズと
メープルスペシャル。添えの大豆とベーコンの料理がほのかにメープル風味で、これも美味しい。
食事後、町歩きをしようと思ったが、ちょっとつまらないので車で移動。
数分後、駐車して徒歩。やはり旧首都の町。あちこちに古い建物が点在している。これは教会。
直進すると、
広場に出た。
右手に見える立派な建物は、キングストンの市庁舎。この町のシンボル的な建物。
市庁舎の左を回り、
向こう側の通りへ。
道路の向こうにある公園を横切れば、
ヨットハーバーに到着。
カモが数羽、泳いでいた。
水が透き通っていて、底まで見える。
まだ水は冷たく、薄氷が覆う部分もある。
その薄氷の上を歩くカモのオス。
そしてホモサピエンスも・・・。
femaleの前で必至にアピールする姿は、どの動物にも備わった習性のようだ。
公園側から見た市庁舎
公園には、大きな蒸気機関車も飾られている。
キングストンは19世紀から20世紀初頭にかけて、造船と機関車製造の町として発展。20世紀後半には、重工業は衰退し、その後、政府系サービス（軍事関連）と教育サービスが主な産業となる。
小さな蒸気機関車の模型があり、その横には、
機関車をメンテナンスする費用を募金活動中。英語、フランス語はカナダの公用語として当然ながら、なぜか中国語も・・・・。残念ながら、日本語はない。
募金を入れるのは、
煙突の横に開いた小さな穴です。
キングストンを紹介する観光パンフレットには、必ずこのショットで登場する市庁舎。キングストンの古い建物は、石灰石を使ったものが多いのも特徴。
市庁舎の横からは、なにやら騒がしい音楽が聞こえてくる。おそらくSt. Patrick's Dayのパーティが開催中。アイリッシュ系とは無縁のアジア系の女性も緑色を身につけて、参加中。
St.Patrick's Dayは学生など、若者が緑色のモノやコスチュームを着てバカ騒ぎする印象が強い。
この並びにも、美味しい
イタリアレストラン Woodenheads Gourmet Pizza がある。
車に乗って、ドライブ。
Ontario St.を少し進むと、木の上に青いモニュメントが見える。
その場所にあるのが、Pump House Steam Museum。
Pump House Steam Museum |steammuseum.ca/ - このページを訳す共有Pump House Steam Museum. Navigation. Home · About Us · Our Staff ... the Pump House Steam Museum". Kingston's First Water Pumping Station. Where To Find Us. Located in downtown Kingston on beautiful Lake Ontario 23 Ontario Street ...Google+ ページ · レビューを書く
|
| 23 Ontario St Kingston, ON, カナダ |
正面に蒸気自動車がある。
なぜかキングストンにある博物館は、土日休みのところが多い。そのため、この町を訪れたときはたいてい博物館が休み。窓から中を覗いてみると、大きなホイールが見えた。
ドライブ再開。
公園に飾られているのは、大砲。向いている方向は、もちろんアメリカ。ここが独立戦争時に最前線であったことを印象づけるモニュメント。
クィーンズ大学を通り過ぎると高級住宅地に入る。
立派な家々の前に広がるのは、広大なオンタリオ湖。
キングストンまで来ると、積雪がすっかりなくなっている。
湖の向こうに見えるのは、
たくさんの風力発電機。
岸に氷が漂着。
それにしても、湖水が澄んでいる。
日光が湖面に映り、白く輝く。キラキラと輝きながら続く白い帯は、はるか沖合いにまで・・・・。
オンタリオ湖の名前の由来は、イロコイ族の言葉で「輝く水」。まさに白く輝いていた。
ちなみにオンタリオ湖は、五大湖で一番小さい湖。それでも南北に長さ85ｋｍ。東西には310ｋｍもあり、湖の広さ（19,009ｋ㎡）はなんと日本の四国の面積（18,300km2）よりも大きい。日本最大の湖・琵琶湖の約28倍の面積を誇る。
美しいオンタリオ湖を眺めた後、再びドライブ。
途中、刑務所の横を通り過ぎる。
キングストンはカナダ最大の連邦更生施設（刑務所）が集中する都市としても知られ、カナダ人にとって「キングストン＝刑務所」という、まるで「網走＝刑務所」のようなイメージが定着。
401号線を通っての家路。途中、右手に大きなCASINOが見える。このあたりは、もともとネイティブが所有する土地なのだろう。アメリカにも共通していることだが、このような場所には、たいていギャンブル施設がある。その収益がネイティブに多大な収益をもたらしている。
途中、トイレ休憩でサービスエリアに寄る。
日本のサービスエリアも立派だが、カナダにもこのようなサービスエリアがある。ただ次のサービスエリアまでの間隔は、100ｋｍ前後。
キングストンを出発して一時間くらいで高速を下り、一般道を通ってBlockvilleに到着。
アメリカとの国境セントローレント川沿いにある中規模の町。
日本でもよく見られるが、なぜか「New York」と名乗るお店。しかも中華レストラン。
この時計台の着いた建物を右折して、
すぐ先にあるレストランは、その名もKAZUKO。
この町に来るたびに寄ってみるが、毎回、営業時間外。
日本人の女性が経営しているので、次回、また訪れてみたい。
KAZUKO | Restaurant in Brockvillekazuko.webstarts.com/ - このページを訳す共有We are serving international cuisine in Brockville, Ontario for 17 years. Our building, as known as Robertson House Inn was built in 1810's.
Kazukoのすぐそばには、ぜひおススメのお店がある。
Fish&Chipsの専門店 DON'S。
Don's Fish & Chip Shop Restaurant Reviews, Brockville, Canada ...www.tripadvisor.ca/Restaurant_Review-g181... - このページを訳す共有 評価: 4.5 - レビュー 29 件
Don's Fish & Chip Shop, Brockville: See 29 unbiased reviews of Don's Fish & Chip Shop, rated 4.5 of 5 on TripAdvisor and ranked #5 of 47 restaurants in Brockville.
メニューは、極めてシンプル。テイクアウト専門のお店。注文をして待っている間にも、続々と来客。
店内はご覧のとおり。それにしてもこのオーナーシェフは、かなりの巨体。やはりフィッシュ＆チップスがいかに高カロリーなのかが一目瞭然・・・・・かと思いきや、、、、、、。
壁にかかっているのは、このシェフのポリシー。
「やせっポッチの料理人は信用されない！」・・・・・恐れ入りました。
Brockvilleの町を通り過ぎ、まもなく416号線で北上。
40分ほどで417号線と合流し、東へ。IKEAを通り過ぎ、
ちょっとふざけた看板を通り過ぎると、
大きな町らしくなってくる。
417号線を下り、
カーブを曲がると、前にはオタワ大学の煙突が見えてくる。
そして向こうには、パーラメントヒル。この景色を見ると、ホッとする。オタワはすでに”我が町”です。
自宅でDON"Sで買ったフィッシュ＆チップスを開ける。新聞紙に包むのがこのお店の常識。
そのおかげで、まだ暖かい。
グレイビーソースがかかったポテトも絶品。ただ買ってすぐ食べたほうが、さらに美味しいのは言うまでもない。写真ではわかりにくいが、かなりのボリュームがある。
そしてフィッシュフライ。見かけは普通ですが、一口食べればわかる・・・・。
まるで甘くないドーナッツのような生地に包まれた肉厚の白身魚。油も特別なのでしょうか？ とにかく美味しい。私が知る限り、フィッシュ＆チップスは、このお店のが一番でしょう。
Other photos>>
https://plus.google.com/photos/109343164122809862992/albums/5856632323821526849
