オタワにも春が来た・・・・・そしてファースト・ネーションズも来た!総距離1600kmを歩いてくるとは・・・・/今週から気温は”+”を維持。そうなると町にはTシャツ姿の人がちらほら出没する/リドー運河にも春の訪れが・・・ - Today→Tomorrow

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3/25/2013

オタワにも春が来た・・・・・そしてファースト・ネーションズも来た!総距離1600kmを歩いてくるとは・・・・/今週から気温は”+”を維持。そうなると町にはTシャツ姿の人がちらほら出没する/リドー運河にも春の訪れが・・・

春らしい陽気に包まれるParliament Hill。

今日のRideau St.は、雪もなく、水たまりもない。
オタワの気温もかなり上昇してきた。本日の最高気温は”+”3℃。今週から最高気温は常にプラス。ついにプラスの季節が到来!そうなると、街中では、、、、、、、

Tシャツを着た人たちが、現れる。Tシャツ以外の人たちもトレーナー1枚など、かなり軽装だ。
青空の下のByward Market。
その前には、メキシコのアクセサリー屋さんが営業中。この雰囲気がより一層暖かさを感じさせる。
頭上のパイプから、まるで風鈴のように”ぶらぶら”とぶら下がるのは、、、、、人の
首、首、首!?
ベンチで日光浴をする人々。
メープルシロップ屋さんも暖かそう。
その前をTシャツ姿で颯爽と歩く人。
花屋さんも営業を始めている。
建物に暖かな日差しがあたる。
お気に入りのエリアも残雪があるが、春の訪れを感じる。
アメリカ大使館の横の階段を上ると、
Major's Hill Park。この公園には、まだ雪がたくさん残っている。

そしてParliament Hillのシルエットが見える。
ここだけは、まるで真冬の景色。
ただし暖かいので外で遊ぶ人もいる。
この公園から眺めるParliament Hillとリドー運河のLock、そして右の向こうにはオタワ川が広がる。
ホテル・シャトーローリエの横を通過。この通路の雪もだいぶ融けている。
右下にある運河から「ゴー、ゴー」と水が激しく流れる音が聞こえる。
下を見ると、Lockの水量が日増しに増加。
いつの間にか、運河の底に水が流れていた。
War Memorialの前を通過して、
ほとんど雪のない歩道を歩くと、
右手にParliament Hillが見えてくる。
その方向からも「わー、わー」と歓声が聞こえてくる。
今日は暖かいので、雪の上にも座り込む人。
Peace Towerの前は、大勢の人だかり。
なぜか噴水の水が止まり、火もついていない。
大勢の人が集まり、マイクでデモをしている。
なぜかこんなリヤカーも登場。ここはカナダの最高立法機関の敷地内。日本の国会議事堂では、絶対に見られない光景だ。
デモと言っても、過激なものではなく、マイクで主義主張を発しているだけの極めて平和的なデモ。
ただよく見ると、白人がほとんどいない・・・・
ファースト・ネーションズ(カナダ先住民)の人たちのデモである。
彼らはなんと、ハドソン湾に面した the James Bay Cree community of Whapmagoostui (ケベック州)から徒歩で、ここオタワまでやってきた。その距離は、片道1600km。ちなみに東京駅から鹿児島駅で徒歩の移動距離は1175km。その距離を歩いて来るなんて、、、、、。車で行くとどれくらいなのか調べてみたが、交通機関も全くない未開の地なので、自動車でも鉄道でも行くことができない場所である。

民族道具を持っている人々。カナダには630を超える先住民族が生活し、その総人口は70万人。実際には、統計が取れていない人たちもいるといわれている。
彼らが訴えているのは、「 The Idle No More Movement 」ということである。カナダは言わずと知れた移民国家。このカナダの土地に入植するに当たり、原住民(ファースト・ネイションズ)といろいろと紛争事件もありつつ、約束ごと(番号付きインディアン条約)を決めてお互い土地を分かち合ってきた。時代が進むにつれ、ファースト・ネイションズ同士のコミュニティーは希薄となり、その影響力も弱まりつつある。

彼らが求めているものについては、IDLE NO MORE movement を牽引しているカナダのチーフ・テレサ・スペンス女史のハンガーストライキを応援するオンライン署名のリンクです。で紹介されている。

このデモについては、かねてよりマスコミが大きく取り上げていた。

9 questions about Idle No More - Canada - CBC Newswww.cbc.ca/.../canada/.../f-idlenomore-faq.ht... - このページを訳す共有2013/01/05 – It dates back just two months but the grassroots Idle No More movement to raise awareness of native issues has ... more laws and legislation that will further erode treaty and indigenous rights and the rights of all Canadians." ...

移民(入植)国家特有の問題で、カナダだけでなく隣国アメリカでも同様のデモが起きている。
ただ友好的?な話し合いで解決する努力をしているので、安全上は全く問題がない。
カナダ勲章が展示されていたもと観光案内所のビルは、未だテナントが入っていない。
Sparks St.を散歩。銀色に輝くRBC(ロイヤルバンク オブ カナダ)の建物が美しい。

町のあちこちに、Fisrt Nationsの方達が民族服を着て散歩している。その光景が結構楽しい。
中には、ド派手な羽の帽子をかぶるおじさんもいる。
寂れた感があるSparks St.。
まだ2013年Happy New Yearのパネルが設置したまま。
ビジネスビルの間を歩いていると、造花に覆われた白い自転車が停めてある。

自転車事故で亡くなった人の慰霊碑がわりの自転車である。
このあと、Second Cupでコーヒーを飲みながら、業務をこなし、無料のローカル紙Metroに目を通す。
先日Rideau St.のビル工事現場崩落事故の記事もあった。
オタワのダウンタウンでは、あちこちで高層ビルの建設が続いている。

その工事現場を見ると、いつも耐久性は大丈夫かと心配しています。
Slater St.を歩く。青空の下にカナダ防衛省のビルが立つ。
その反対側には、宝石のように輝くConvention Centre。
ふとリドー運河を見ると・・・・
運河の氷が割れていた。
その割れ目は、ずっと先まで続いている。
春が来た実感が湧く。
でも、すぐそばにこれが・・・・。ゴミかと思ったら、ギャラリー店の広告モニュメントだった。
さらに進むと右手にオタワ大学。
左手に元刑務所&処刑所。
その間をOC Transpoの赤いバスが頻繁に通過中。
そして巨大なトラックたちが行き交う。
トラックドライバーは今でも私のあこがれの職業。あちこちの町から町へ走り回れるなんて、うらやましい。

狭くて時間にせせこましい日本ではなく、広大な北米のあちこちを走り続けたい・・・・

Other photos >> https://plus.google.com/photos/109343164122809862992/albums/5859595273340774593

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