一度乗ってみたかった空母。ついにその念願が、かなうときが来た。場所はなんとニューヨーク市のマンハッタン・・・・・。
今日の早朝ジョギングは、ニュージャージー州(NJ州)のLiberty State Park。宿泊先から車で来園。
Liberty State Parkwww.libertystatepark.org/ - このページを訳す共有From Liberty State Park take a ferry to the Statue of Liberty and Ellis Island.
現在は使われていない巨大な駅がある。
貨物車がディスプレーされているので、貨物車専用駅として使われていたのだろう。
フェンスで区切られているので、中に入ることはできない。
駐車場に車を停め、軽くジョギング。向こうにマンハッタンの高層ビルが見える。
そしてこの先には、9.11の慰霊碑 Empty Sky。
2つの壁は、当時ツインタワーだったワールドトレードセンタービルをイメージしたもの。その前には、ビルの残骸が安置。この壁の内側には、9.11で亡くなったニュージャージ州の人々の名前が刻まれている。
壁の間、向こうに見える高層ビル群。建設中の一番高いビルの場所がグランドゼロ。
再び車で移動。この公園、ほとんどのエリアがこのような平地の芝生が広がる。
数分後、公園事務所に到着。
ジョギングを再開すると、目の前に星条旗がひとつ。まわりに旗を掲げるポールが12本立っている。
右手には、寒風に耐える木々。
等間隔でバーベキューが楽しめる焼き場?がある。
ハドソン川の河口付近、海を眺めると、はるか向こうに見えるのは、
大型のクルーズ船。むこうの橋側から見てみたいと思った。
視線を左に移すと、向こうに見えるのは、
”自由の女神”。この公園からだと後姿しか見えない。
さらに左には、マンハッタンの高層ビル群。
しばらくジョギングした後、再び車へ。
ホテルに戻る途中で、たくさんの滑り台を見つけたので、降車。そして再びジョギング。
足元は、雪が解けてぐちゃぐちゃに・・・・。廃棄されたわけでも、なさそうなので春夏になると子供達が遊ぶ姿が想像できる。
少し走ると、水のみ場を見つける。よく見ると・・・・
蛇口から水がちょろちょろと出ていて、長いツララができていた。風向きで微妙に傾いているのが面白い。
広場の向こうに見えるのは、
Ellis Island。
1892年、この島に移民局が設けられ、以後、約60年間に約1200万人の移民がアメリカに上陸。現在のアメリカ国民の40%にあたる祖先は、ここからアメリカに上陸したと言われている。
Ellis Island - FREE Port of New York Passenger Records Searchwww.ellisisland.org/ - このページを訳す共有Ellis Island is the symbol of American immigration and the immigrant experience. Use our Free Search to find your immigrant ancestors arriving through the Port of New York at Ellis Island between 1892 and 1924.
Ellis Islandから自由の女神(1886年完成)は926mほどしか離れておらず、当時、ここからアメリカに移民した人々は、皆、この像を眺めていたのだろう。
マンハッタンに向かって、ジョギング再開。30分ほど走り、再び車で移動。
Jersey Cityのダウンタウンは、レンガの町並み。
住民の車は、許可を得て車道に駐車。縦列駐車で、ぶつけられることもあるであろう・・・・。
防御策をとっている車が、チラホラ見られる。
ホテルに戻り、次はPATH(地下鉄)で移動。今日もNew Port駅から乗車。
今日の朝食は友人らといっしょ。朝10時に待ち合わせの予定がPATHのトラブルもあり、20分遅れで到着。場所は、Bubby's。
Bubby's | Defending the American Table.www.bubbys.com/ - このページを訳すMigliorelli Farm. The New York foodshed's most capable farmer. by Bubbys | 1 comment. Migliorelli Farm is perhaps the single largest and most diverse contributor of locally produced vegetables and fruits to the New... Read More » ...Zagat: 20 / 30 - Google のクチコミ(1,477) - レビューを書く
レストランに入ると、ご覧のとおりの大混雑で、立っている人はなんと待ち客。友人達は窓際で順番を待っていた。マンハッタンに13年間も住み続けている日本人女性の友人Mっちゃんとオーストラリアから期間限定でマンハッタンに異動、そして超一等地に住むP夫妻+Rちゃんと食事。2月7日に長男を出産したばかりのP夫妻にささやかなプレゼントを渡す。
10数分後、順番が来て、着席。
このお店、日本にも出店中とのこと。
Bubby's - 本場ニューヨークのアメリカンバーガー&アメリカンパイ バビーズbubbys.jp/共有「バビーズ」で、本場ニューヨークのアメリカンバーガー&アメリカンパイをお楽しみ下さい。
巨大なパンケーキが登場。パンケーキに豚肉・・・・!?。
巨大なパンケーキ3枚に、たっぷりかかったベリーソース。
いかにもアメリカらしい。カナダも同じような食事だが、大きさが二回りは違う。
やはり人気店だけあって、シンプルながらも美味しい食事を楽しんだ。なによりも旧知の友人との食事は、楽しい!
昨晩も歩いたタイムズスクエアに到着。
通りのあちこちにキャラクターが歩いている。
肩から下がる赤いバックには、大きな白文字で”Tips”。
アイアンマンやキティーちゃんまで登場。よく見ると、ちょっと不恰好な着ぐるみ達。
観光客と記念撮影して、チップをもらうビジネスでした。
こちらはロボット。着ぐるみの完成度はそんなに悪くないが・・・・・。ここは世界唯一の超大国と言われるアメリカの中心都市、しかもライセンスビジネスの発祥国。これではアジアの超大国を目指す某国と変わりないのでは!?
こちらはTOSHIBA、TDK、SONYの看板が目立つタイムズスクエアのメイン通り。その反対側には、、、
韓国のSAMSUNGと中国の新華社の看板。いまやこちら側のほうが、華やか。
現在のブロードウェーの立役者George M Cohanの銅像。
韓国中国勢の方から、撮影すると日本勢周辺のほうが華やかに見えますが、銅像の背中しか見えません・・・・。
今晩はブロードウェーミュージカルを見ようと思い、ディスカウントチケットを求めtktsへ。
現在売り出し中のチケットは、この電光表示板で確認。まだ正午なので、昼開演のチケットしかない。スタッフに聞くと、夜開演のチケットは15時に販売開始するとのこと。
時間が空いたので、迷わずある博物館へ・・・・。
M&Mショップを右折し、
住宅地エリアへ。
そしてひたすらハドソン川に向かって歩く。
古い建物が続く。
非常階段が前面にある構造。日本では美観を重視して、裏側に配置。
ところどころでは済まない汚なさが、いかにもNYC。
交通量が多い割りに、スピードを上げて走る車。
もうすぐハドソン川に到着。
観光用の馬車も駐車中。
突き当たりは、88番埠頭。道路で見えないが、向こう側に巨大なクルーズ船が停泊。
アッパータウン方向へ少し移動。
そして目的地に到着。このテントがチケット販売所。その向こうに、、、
巨大な空母INTREPIDがあります。Intrepid Sea, Air and Space Museum | New York Citywww.intrepidmuseum.org/ - このページを訳す共有New York City's Intrepid Sea, Air and Space Museum complex is a dynamic, interactive and educational journey that's fun for all ages and includes a flight deck with 30 authentically restored aircraft, the hands-on Exploreum hall, Growler ...
そして奥へ
この階段の下でチケットを見せ、階段を上る。
階段から撮影。右手は空母の後方。
左手は、空母の前方。
渡り通路を通って、
ここが空母への入口。
中は巨大なホールのような構造。ここは飛行機を入れておく巨大な格納庫だった場所。
巨大なモニターの後ろに、
初代イントレピッドの模型がある。
前方より撮影。
よく見るとLEGOでできている。
子供達が楽しそうに見ていた。
再び、展示会場へ。案内所の奥にあるのが、
飛行機を射出する蒸気式カタパルトの配管。
重さ数十トンの戦闘機を一気に射出するには、かなりのエネルギーが必要。そのため蒸気を通す管も巨大。
展示はさらに奥へ続く。
これは空母のベル。4時間毎に区切られた業務時間を伝えるために鳴らされます。
歴代の空母イントレピッドの模型。これは第二次世界大戦時のもの。
1944年2月17日トラック島空襲に参加した際、日本軍機からの魚雷が命中。
1944年10月はレイテ沖海戦に参加。
1945年、硫黄島上陸作戦の支援、沖縄戦に参加し、戦艦大和の撃沈に貢献。
1950年代初期、朝鮮戦争に参加。
1950年代中期、ジェット機に対応する近代化改装で現在の姿に生まれ変わる。
1966年にはベトナム戦争に参加。
1967年11月、横須賀に寄航中のイントレピッドから4人の兵士が脱走。ソ連KGBの協力を得た”ベトナムに平和を市民連合”らの支援でスウェーデンに亡命する事件が起きる。
第二次世界大戦や朝鮮戦争の間、パイロットはこの信号を見て、安全を確認し着艦をしていた。
スクリューも展示中。4つのスクリューで最大速度32ノット(時速約60km)で航行可能だった。
甲板で飛行機を案内するスタッフが手に持っていた手信号。
翼を折りたたんだTBFアヴェンジャー。第二次世界大戦中に活躍したアメリカ海軍の主力雷撃機。
大きな魚雷を一本搭載して出陣。戦艦大和、戦艦武蔵そして空母瑞鶴を仕留めた。
戦闘機に燃料を給油するガスステーション。
先ほどの戦闘機TBFアヴェンジャーに搭載された機関銃。
この狭いボール上の機関銃の中で、雷撃機に襲い掛かる日本軍機に狙いを定めて打ち落とす。
FJ-3 フューリー 米海軍/海兵隊所属の艦上戦闘機。1955年から運用。
天井にサイドワインダー対空ミサイル。
1949年に実戦配備されたヘリコプター。空母に搭載されたものは、戦闘機の発着ミスなどの海上事故で活躍。
A-4 スカイホーク。折りたたみ翼ではなく、デルタ翼を持つ軽量小型の艦上戦闘機。1956年に実戦配備された名機。ボルト6本を外すだけでエンジンが外れる設計で、優れた整備性と安価な機体で2003年(米海軍)まで配備されたロングセラー機。
そしてなぜか宇宙船も展示!?ジェミニ計画で、大西洋上に着水した宇宙船ジェミニ3号を回収したのが、この空母。
展示会場の最奥部は、子供向けアトラクション。
宇宙船に嬉しそうに乗り込む子供達
グルグル回る小さな箱は、フライトシュミレーター。
デッキに出てみると、何やらぶら下がっているものが・・・・、
海上から回収中のジェミニでした。
館内に戻ると、再びジェミニ回収時の説明パネル
先ほどのガスステーションの反対側にも、給油設備がある。
展示パネルを見てみると・・・・・・。
TIME OFFのパネルにあるのは、
美しい日本女性の写真
日本寄港中の興味は、やはり女性がメインだったようです。
突然、このパネルの裏から爆音が聞こえ、裏へ行くと・・・・。
スクリーンに戦闘シーンが映し出され、爆破シーンとともに無臭の煙が立ち込める。
皆さん、かなり真剣に鑑賞中。
当然、攻撃を加えているのは、日本軍。やられているのは、米海軍空母イントレピッド。それもKAMIKAZA特攻隊に激しく攻撃されました。こうなると、日本人の私は、完全”アウェー”な気持ちです。
1944年10月30日レイテ沖海戦にて、日本海軍の特攻機が激突し、10名死亡、6名負傷。
同年11月25日、2機の特攻機により士官6名と兵員5名死亡。
1945年3月18日と4月16日にも神風特別攻撃隊の特攻で損傷。
攻撃を受けたときの遺品も展示中
亡くなった兵員の手紙。そして亡くなった兵士の名前も展示中。
イスも数席展示中。戦闘機のコクピット座席とブリーフィングルームの座席。
これは歯医者の座席
そして海上の船から空母に乗り込む座席。
巨大な展示スペースの一角では、スペースシャトルの展示もある。
コクピットの展示など
展示物はあまり多くない。
スペースシャトル展示の出口ちかくにある小さな通路へ。
狭くて小さな階段を上ると・・・・、
配線が入り組んだ部屋に入る。
その奥には、戦闘情報室がある。
様々な計器類が密集している室内。
その中央のイス。おそらく戦闘指揮官のイスでしょう。
液晶モニターがないのが、古めかしい
ただこのメカニックっぽさが、私は好きです。
このREADY ROOMは、パイロットたちがスタンバイする部屋。
無線コントロール室
レーダーが捕らえた情報を管理する部屋
この薄暗い部屋は、航空管制室。
オペレーションセンター。
このような部屋がこの狭い通路の左右に配置。
中央無線室
奥には、
無数のコントローラが配置。
一方、アナログな伝達手段もある。
甲板での作業で汚れた靴を洗う洗浄室。
日の光が差し込む場所に着き、ドアをくぐると・・・・・
そこは、飛行甲板。
バリエーションに飛んだ航空機が展示中。
F-4ファントム。ベトナム戦争で活躍、冷戦期の代表的な機体でした。
まるで亀のような姿をした早期警戒機E-1 Tracer。背中のレーダーで半径数百km内の航空機やミサイルを探知。高度で監視するため、地上や艦船では感知できない低空で進行する敵機が探知可能。
F-9 Cougar
戦闘機としては、非力で実戦配備も1957-1961年の短期で終わったF-11 Tiger。ただし運動性能と操縦性に優れていたので、1969年までアメリカ海軍の曲技飛行隊ブルーエンジェルスで活躍していた。
対地攻撃兵器を大量に搭載できる艦上攻撃機A-6 イントルーダー。私が小学生のころ、厚木基地上空を飛ぶこの機体をよく見た思い出がある。
映画トップガンで人気のあるF-14トムキャット。
F-14は対空攻撃に特化した戦闘機。その機体に搭載する対空ミサイルAIM-54フェニックスは対空ミサイルとしては最長の射程距離を誇り、その長さはなんと200km。
速度や旋回状況に応じて主翼の角度を自動変更する可変翼機としても有名。
F-14の前には、巨大な割りに薄い機体、そして真っ黒な塗装が特徴的なA-12 Blackbird。
この飛行機は、アメリカ軍ではなくアメリカ中央情報局CIA向けに作られた機体。最高速度はマッハ3.35( 3.500km/h )で、1時間以内で日本を横断できる超音速飛行機。小型の戦闘機はF-16ファイティングファルコン。1978年から運用され、いまだ現役。
続いて、ヘリコプターの展示へ。
様々なヘリコプターが展示中。その中でも気になったのが、
戦闘ヘリAH-1 コブラ。世界初の攻撃専用ヘリコプターで、1967年に運用開始でいまだ現役。正面から見ると横幅の狭さ(幅99cm)が特徴。これにより、正面からの攻撃の当たり難さと風圧軽減による速度の増大(巡航速度275km/h)、低視認性を実現。
乗員は2名で、前列が射手&副操縦席。一段高い後列が操縦席になる。
2枚のローター。幅が広くして揚力を増す工夫がされている。
ヘリコプター展示の向こうには、アメリカ軍以外の戦闘機が展示。
ロシアのMIGも展示中。
立ち入り禁止の場所は、スペースシャトル・エンタープライズ。現在、出展準備中でした。
このあと、いよいよ艦橋へ。
次回へ続く、、、