ニューヨークシティー(NYC)のマンハッタン島にこんな場所があるなんて、、、、。今日の一枚はコレ。
朝5:00にワシントンD.C.に行く友人をオタワ空港に送って、そのままドライブ。416号線を南下。
そして401号線をキングストン方面に移動して、6:00すぎにセントローレント川の鉄橋を通過。
いつも気になる展望タワー。セントローレント川の島にあります。免税ショップでトイレ休憩とスナック類を購入。
この免税店に入ってから、IDなしでカナダに戻ることはできないので注意。
この後、アメリカの入管で手続きをして、再び、ドライブ。去年10月にアメリカに入ってから3ヶ月以上経過しているので、再び緑のカードをもらうのに一人6ドル支払いました。
月曜日はファミリーデーなので、今日から3連休。アメリカもプレジデントデーなので3連休。ちなみにカナダのファミリーデーは、オンタリオ州、サスカチュワン州、アルバータ州のみの休日です。この三連休を利用してちょっと長めのドライブ。
ワシントン誕生日 - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/ワシントン誕生日共有[編集] 大統領の誕生日. 非公式に大統領の誕生日 (Presidents' Day) と呼ばれ、2月12日生まれのリンカーンを共に記念する日とされる。ただしいくつかの州では、ワシントン誕生日とは別に2月12日をリンカーン誕生日 (Lincoln's Birthday) として州の祝日にして ...
再び大きな鉄橋を通過。まだセントローレント川の流域にいることを忘れていました。
だいぶ空が明るくなってきました。81号線をひたすらドライブ。81号線は奇数番号なので、南北に走る道路。国道の番号で、南北(奇数番号)か東西(偶数番号)の進行方向がわかるので便利です。ちなみにここはニューヨーク州。オタワからNY州までは1時間ほどで着きますが、この辺のNY州はカナダの田舎とほぼ同じ風景です。違うといえば、たまに大きな看板があることと、星条旗が見えることくらいでしょうか。
車の交通量などは、ほぼ変わりません。
オタワを出発してから3時間ほどで、トム・クルーズの出身地 Syracuseに到着。
City of Syracusewww.syracuse.ny.us/ - このページを訳す共有The Greater Syracuse Property Development Corporation (GSPDC), a land bank jointly created by Syracuse and Onondaga County, meets regularly on the 2nd Tuesday of each month. For more information, please visit the GSPDC website or ...
もうこの町に来たのは、何度目でしょうか。地図なしで走れるほどになりました。
いつものレンガ造りの建物が密集する地区に到着。
前回利用したカフェは、terrible。そのカフェにあるスタバでちょっと休憩。
ふつうのスタバです。
窓から外の景色を見る。
休憩後、ちょっと散歩。スタバの前の広場にある電光表示板。
The 24 second "shot clock"とのこと。バスケットボールの24秒ルールは1954年8月10日にシラキュースで行われた高校生の大会で適用されたそうです。
Shot clock - Wikipedia, the free encyclopediaen.wikipedia.org/wiki/Shot_clock - このページを訳す共有The shot clock first came to use in 1954 in Syracuse, New York, where SyracuseNationals owner Danny Biasone experimented using a 24-second version during a scrimmage game. According to Biasone, "I looked at the box scores from the ...
レンガの建物が連立するこのエリアでちょっと雰囲気のある小路があったので、奥へ。
雰囲気ある景色ですが、突き当たりは、ごく普通のバックヤードでした。
重厚で荘厳な建物が、ダウンタウンに点在。
Onondaga County Clerkwww.ongov.net/clerk/ - このページを訳す共有This site is intended to inform you of the records and services available from theOnondaga County Clerk's Office located in the historic Onondaga County Court House. We, as record keepers of millions of vital legal documents and public ...
休憩後、再び車中。除雪車も走行中。
途中、ちょっと多目の降雪。
雪を抜け、山間を通過。81号線のWatertownとBinghamtonの間は雪が多く降るので注意が必要です。
その間を通り過ぎると、雪がなくなります。モーターホームが自家用車を牽引中。これも日常の高速道路の光景ですが、2月にはカナダでこれを見るのは稀です。カナダから来た私達には、アメリカって「暖かいんだな」と感じる光景。
険しい山並みが続くエリアを通過。
そして雪がほとんどなくなってくると、
車線も増え、
NYCの道路案内。現在の時刻はお昼くらいで、オタワから7時間経過。
出発時、ガソリンタンクの残量は3/4。途中、シラキュースで給油(約40ドル)なので、オタワからNYCまでのガソリン代は60ドルくらいでしょうか。高速道路料金は無料なので、5000円ちょっとの交通費でNYCまで来れます。
向こうにマンハッタンのビル群のシルエットが見えてきました。このシルエットでの一番高いビルは、エンパイアステートビル(右側)です。
雪がほとんどない、大都会。この景色を見るといつも思い浮かべるのが、「北の国から」という言葉です。
マンハッタンに上陸する途中、ハドソン川を右折、10分くらい進むと
Mitsuwaが見えてきました。
ミツワマーケットプレイス ニュージャージー店www.mitsuwa.com/tenpo/newj/index.html共有11:00AM-8:00PM イタリアン・トマトのみ 9:30AM-7:00PM 日曜日は家電製品の販売はできません。(Bergen County's Blue Law). 日本向け宅配、米国内向け宅配、Mitsuwaギフト券 販売、三省堂ギフト券 販売、ATM、ニューヨークのポートオーソリティーから ...
私にとっては、オアシス。日本のテナントも隣接して営業中。
さっそく中へ。
まさにオアシスです。
和菓子屋さん
豚カツ屋さん
このディスプレーを見ると、ここが北米であることを忘れます。
権米がオープンしていました。しかもお客の長蛇の列。
東海岸で、こんなたくさん日本人がいる場所を見たことありません。ヨーロッパ系はもちろん、アジアの人たちも大勢来られています。
日本では当たり前の光景ですが、、、、。千切りのキャベツ、そしてレンゲの入っていない味噌汁に毎度の感動。ニューヨークでも、もはや当たり前だと思いますが、オタワでは先進過ぎて夢にも出てきそうな未来のメニューです。
イトーヨーカドーやサミットを彷彿とさせる神々しい店内。
お酒を飲まない私でも、ときめく光景。
「惣菜」、、、、。
嘆息、、、そして嘆息。
美しい黄金色。
整然とした薄切り肉。オタワではよほどの店でないかぎり、「チャイニーズホンジュ用にしてください」と言っても、こんなに薄く切れないでしょう。
やはり「Tuna」ではなくて、「中トロだよなぁ」と、つぶやいてしまいました。
いくらと明太子、そしてタラコ。しかも、解凍されて販売中!これもオタワでは遠い未来の光景です。
中華系のスーパーでも小奇麗ところが多くなってきていますが、やはり日系は格が違う。なんの格と言えば、申し訳ないと思いつつ一言でまず思いつくのが「品格」。
野菜売り場では葉っぱひとつ落ちていないし、陳列棚には”お客が置いた全く違う商品が当たり前のようにある”なんてことはありません。
オアシスを楽しんだ後、マンハッタン島へ。ハドソン川を越えるのには、料金を払います。かなり高額の13ドルを払い、
ジョージワシントンブリッジを通過。
橋を通過して、すぐ左方面へ。マンハッタンの住宅地を通過。
島の最北部にある公園 Fort Tryon Parkに到着。
Fort Tryon Park : NYC Parkswww.nycgovparks.org/parks/forttryonpark - このページを訳す共有Built by Frederick Law Olmsted Jr., son of the architect of Central Park, in 1935, and gifted to the city of New York by John D. Rockefeller in 1917, Fort Tryon Park remains one of the city's most beautiful outdoor pieces of art and one of the best ...
駐車場(3時間まで無料)は小高い丘にあり、町並みが一望できます。
感想は、「雑多!」。でも何だか親しみもあります。
公園内を徒歩。
この石段からFort Tryonです。
Fort Tryon Park : NYC Parkswww.nycgovparks.org/parks/forttryonpark - このページを訳す共有Built by Frederick Law Olmsted Jr., son of the architect of Central Park, in 1935, and gifted to the city of New York by John D. Rockefeller in 1917, Fort Tryon Park remains one of the city's most beautiful outdoor pieces of art and one of the best ...
アメリカ独立戦争でイギリス軍からの防衛のため築かれた要塞。現在はハドソン川を望める公園となっています。
眼下には、ハドソン川が流れています。対岸は、New Jersey州。こうしてみると、マンハッタンの周りは、まだ未開発の場所だらけ。まだまだ発展の余地は、かなりあります。
寒い日なので、人がほとんどいませんでした。さらに奥へ移動。
モニュメントが倒壊。とてもアメリカらしいと思いつつ、撮影。
ここから眺める雑多なエリア。
ハドソン川の上流方面に視線を移した先には、
素朴ながらも歴史ある美を感じる建物が建っています。
要塞から、あの建物めがけて移動。
残雪が少しありました。
切り立った崖の上を歩きながら、
眺めるハドソン川。
あと少しであの建物に到着します。
この緩やかな歩道の左手に、
あの建物があります。
まちがって、裏手に来てしまいました。
この小さな門から中に入れるようです。
さっそく中へ。
ここがマンハッタンであることを忘れる光景。
この入口から建物内へ移動。
明るい石造りの廊下
この廊下から外の景色。
奥にあるドアを開けると、
美術館 The Cloistersの受付に到着です。
The Metropolitan Museum of Art - Visit The Cloisterswww.metmuseum.org/visit/visit-the-cloisters - このページを訳す共有The Cloisters museum and gardens is the branch of The Metropolitan Museum of Art in northern Manhattan devoted to the art and architecture of medieval Europe.
メトロポリタン美術館の分館で、一人25ドルの入場料を払うと、メトロポリタン美術館(本館)もいっしょに見学することができます。
1930年にロックフェラー氏の寄付により建設開始。建物は、中世の大修道院をイメージして建てられました。1934年から1938年にかけてフランスから移設された5つの修道院の回廊(クロイスター)から構成。アメリカの歴史的建造物に指定されています。
美術館ではなく、修道院と見間違う館内。
展示内容もほぼ宗教的なものだけです。
壁にかけられた彫刻。
キリストの胴体部分の木造
天井の装飾も美しい
この回廊には、美しくデコレートされた柱が建っています。
回廊を回りながら、見る彫刻品。
ケースに入っていることもなく、柵もないので、間近で見れます。
たまには、
こんな彫刻も、、、。タイトルは「アクロバット」。
この回廊の美しい柱も展示物。
細かくデザインされたデコレーション。でもよく見ると、
3人ともこちらを向いていて、どことなくコミカル。
天井にある飾りもよく見ると、
頑張っている姿?をよく捕らえています。ちょっと苦しそう。
こちらはふざけあっていました。
このような細かい装飾が施されたものをフランスから移設するとは! さすがにロックフェラー!
このホールは、シックでかなり落ち着いた雰囲気。
この木造のタイトルは「Virgin and Child 聖母子」。聖母マリアと幼児イエス・キリストの像です。
こちらも1130-1140年にフランスで作られた聖母子像。
通路にあるステンドグラスも
美しい。
薄暗い通路を抜けると、明るく大きなホールが広がります。
その横には、この美術館で一番大きな回廊。
ここがマンハッタンであることを忘れるような歴史ある屋内。
美術館は写真撮影OK( No Flashのみ )なので、みなさんたくさん写真を撮っていました。
この回廊から別の展示室へ。
大きな窓で明るい室内。
ここにも木造が飾られています。
聖母子像
そして聖母子像
さらに聖母子像のいろいろなバリエーションが展示中。
この部屋の奥にある部屋。一段下がった場所に横たわる石棺でしょうか。
自然と観光客は、静寂に。
足の下には、何かいます。
かなり磨耗していて、よくわかりません。
この像の足にも、何かいます。よく見ると、
犬?
この像の足元にも犬がいます。
この像には、犬がいません。この像をよく見ると女性でした。ちょっと調べましたが、結局、わからず、、、。
次は現代的な展示室。
美しく精密な木造や美術品が並んでいます。
屋外テラスに出ました。
ちょっとしたガーデン。
春夏シーズンの庭は、かなり美しいでしょう。左の壁の向こう側は、
もちろん回廊。
美しい緑や赤っぽいマーブルの柱が並んでいます。
回廊の周りの壁にも、
美術品が並んでいます。
回廊の真ん中にある噴水
再び館内へ。
柔らかな布の表現がお見事。小さな豆本のような書物
ショーケースの中にあるのは、銀細工、金細工、そして象牙細工の美術品
デパートのマネキンのような彫刻
銀の皿
かなり手の込んだ象牙細工。
幅25センチくらいの箱
そして高さ5センチくらいしかないものも、、、精密にデコレートされています。
こちらは銀の腕。
イエス・キリストの系図もありました。
アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図の表題と、
アブラハムからダビデまでの代が全部で十四代、ダビデからバビロン移住までが十四代、バビロン移住からキリストまでが十四代の3つの時代を十四代に区分けした構成で記載。
これ以上は、もしこれが日本語でも理解するのにかなりの時間が必要でしょう。
次の展示室へ。
明るい室内は、巨大なステンドグラスから差し込む日光のおかげです。
カウンターの上に並ぶのは、
受付嬢?
次の展示室は、薄暗い。
そして展示しているタペストリーもちょっと可愛そう。みんなでユニコーンを捕獲しています。
つかまったユニコーン。なぜユニコーンを捕まえたのか、なぜこのような表現になったのかは不明とのこと。ちなみにユニコーンは非常に獰猛で、生きたまま捕まると激しく逆上し、自殺するそうです。逆上したときは、処女の懐に納まると静かに、、、、、、なんだか微妙な対処法。
次は天井の高いホール。
ちょっと珍しい
アフリカ系男性の彫刻がありました。繊細な技術で加工された美術品。
木彫りとは思えないほどの精密さです。
こちらは木製のイス。
座椅子を上げると、「 アッカンベー 」!英語ではちょっと親しみ感がプラスされて、「 :P 」でしょうか。
カナダの友人からこの「 :P 」が文末のメールが初めて送られてきたとき、しばらく考えてしまいました。
再び一番大きな回廊へ。
ちょろちょろと水が流れる音の源は、これです
ギフトショップにちょっと見て、
外へ。入ってきたときは、裏門から。こちらが正面ゲートでした。
石垣?の排水による侵食を防ぐため、水の排出口が飛び出ています。これは高知城で見た石樋(いしどい)と同じ目的でしょう。1万キロ以上離れた場所でも、人間の知恵は共通していました。
The Cloistersのその他の写真>>https://plus.google.com/photos/109343164122809862992/albums/5846693255520040433?banner=pwa
再びこの歩道を歩き、駐車場へ
いったんホテルにチェックインして、メトロポリタン美術館へ行きます。
次回へ続く、、、