37歳の短い生涯うちの10年間。その間に描いた自画像は、41作。モデルを雇うお金がなかったのか、もしくは自画像を描くことで自分の内面を見つめなおしていたのか、、、、。アルルに旅たつ前に描いた自画像はコレ!
The Cloistersから車でハドソン川沿いをドライブ。マンハッタン島をアップタウンからダウンタウン方面に移動。
全面ガラス張りのビルディング。しかも曲線を描いています。向こうに見えるのは、グランドゼロに建設中の高層ビル。
去年、訪れたときと比べて、かなり高くなりました。完成時にはアンテナも含めて541mの高さになります。
ニュージャージー州に行くホーランドトンネル付近で渋滞。
トンネルを抜ければ、ニュージャージ州のJersey Cityです。
今回宿泊する場所は、トンネルの入口のすぐ近く。NYCに来るときはいつも車ですが、今回、初めてニュージャージ側に宿泊しました。
モーテルを出て、すぐの場所にトンネルの入口があります。
その横にある歩道を歩く。Jersey Cityのメイン通りはすぐそこです。
New Port駅からPATH(地下鉄)に乗ります。10ドルでメトロパスを買い、ホームへ。
写真では目立ちませんが、線路の側溝には汚水が溜まっていて、臭い。相変わらずの地下鉄。
地下鉄に乗るものの、土日の運行が通常運転と違うため少し迷いました。そうこうしている内に、すでに時間は夜7時くらい。
やっとメトロポリタン美術館に到着。
The Metropolitan Museum of Art - Homewww.metmuseum.org/ - このページを訳す共有Features information on upcoming museum events, fine art exhibits, special exhibitions, the Met collection and art galleries online.Zagat: 29 / 30 - Google のクチコミ(391) - レビューを書く
1000 5th Ave New York, NY 10028 |
The Cloistersと入場券が共通しているので、この美術館で入館料を払う必要はありません。
入口エントランスから、その大きさに圧倒されます。
メインエントランス正面の階段から2階へ。1866年、パリでアメリカ独立記念日を祝うアメリカ人らによって提案。そして1870年に多額の寄付金や寄贈によって開館。
階段を上って、後ろを振り返る。これだけの規模の美術館が公共でないとは、驚きです。この世界最大規模の美術館は私立の美術館。入場料金は、あくまでも美術館側の希望金額で、美大生などには若干安くしてくれるとも、、、、、。
通路にも作品がずらっと並びます。所蔵美術品数は300万点以上。
展示ホールそのものが、美術品のような建築物です。
やはりアメリカ。寄付金だけでこれだけの規模になるとは、、、。国力と言うか、アメリカ人民力の底力に圧倒されます。
ここでは、POPアートが展示中。
現代的な写真や
以下にもアメリカらしい光景
なぜかMANGA?
この作者の展示は、ケベック州のケベックシティでも見たことがあります。
広い廊下に到着。ここから先は、19世紀・20世紀初期ヨーロッパの絵画と彫刻が展示。
美しい絵画がたくさんあります。
展示会場は、ひとつひとつ区切られています。
Grande Odalisqueの白黒版がありました。10年以上前にルーブル美術館でカラー版を見たことを覚えています。
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テオドル・ルソーの「The Forest in Winter at Sunset」
あまりにも広いので、どんどん進みます。
アラビック系の詳細な絵画
そしてリアリティーあるトラ。フランス人画家ジャン・レオン・ジェロームの作品です。
どんどん次へ
コペンハーゲンの月明かりの絵
巨大な絵が飾られています
「The Horse Fair」フランス人女性画家 ロサ・ボヌールを一躍有名にした絵です。女性芸術家として初めてフランス最高勲章も授与されました。
さらに次の部屋へ。
ブグロー作の絵は、まるで、、、、ハーレム?
日本芸術の影響を強く受けたボナールの「The Terrace at Vernonnet」
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ここからは、個人的にあまり好きでない現代美術コーナー。
美しい錦鯉の巨大な絵。
そして大きな鏡?
他にも訳わからないもの、美しい?美術品の数々。
同じようなものを見た気がしますの絵?。
よく見ると、アメリカ国旗。
??
これなら書けそうだと思った絵。
これは無理です。一目見て、ゴーギャンだとわかるのが、ゴーギャンの凄さ。
右の女性は聖母マリア、肩の子供はキリストを表す聖母子像。タヒチを舞台にキリスト教信仰を描いた彼ならではの作品です。
絵の知識がない私にも、この絵が誰が書いたかすぐにわかります。
とにかく独特なタッチ。
彼の自画像が部屋の真ん中で展示中。
ゴッホです。
こちらの展示会場も有名なものばかり、
ポール・セザンヌの作品の数々
こちらは少し画風が変わって、
ルノアール作の「桃の静物画」
女性画を見れば、ルノアールだとすぐにわかるでしょう。
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こちらは、マネ作。
これまた有名な「Boating 」これがマネ作だとは知りませんでした。この絵は、中央に人物を大きく描き、船の構図はほとんどない斬新な画風。浮世絵の影響と言われています。
日本人に好まれるのは、Alfons Maria Mucha。彼は画家ではなく、ポスターやカレンダーの絵を描く偉大なグラフィックデザイナーとして有名。
そして、キンキラではないクリムトの絵。
部屋の真ん中にある少女は、
ドガ作の銅像 Little Dancer of Fourteen Years 。
後姿。ボストン美術館でも見た銅像です。
パリで風俗嬢の隠し子として生まれたドガ。類稀な才能を持つ彼は、パステル画を多数描く。それは父親の負債を返済するためとも言われています。晩年、視力がほとんど無くなった彼は手の感触だけで銅像を作成。ひどく気難しい彼に同情するものはいなく、友人達は去っていきました。
ドガと言えば、バレエ。数多くのバレエの絵を残しています。
次回へ続く、、、、