1920年に女性初のピュリッツァー賞を受賞したアメリカの作家 Edith Whartonの食卓。食卓の上にはネームカードがあり、旅行好きな彼女とともによく旅行に出かけた男性の名前、精神的な病気に悩んだ夫の名前、そして不倫相手の名前。どのような会話をしながら食事を楽しんだのでしょうか?今日の一枚はコレ。
昨晩宿泊したモーテルは、ペット同伴可能の部屋であることを見落とし大失敗。とにかく部屋の匂いがひどかった。
Lenox方面に移動。
そしてLenoxを通過して、着いたところは、Tanglewoodです。ここはボストン交響楽団が毎年、夏に演奏会を開く場所として有名です。
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Information about Boston Symphony and Boston Pops orchestras, Symphony Hall in Boston, and Tanglewood. ... Tanglewood Festival Chorus · Boston Symphony Chamber Players · Staff & Administration · Jobs · History/Archives · The History ...
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297 West Street Lenox, MA 01240 |
シーズンオフのため、何もやっていなかったのですが、この敷地内にどうしても見たいものがあったので、Tanglewoodの敷地の外周をドライブ。
美しく紅葉した森が広がる道を進んで、木陰から見えたものは、、、
あの赤いホール
Seiji Ozawa Hallです。
日本でもっとも成功した指揮者として有名な小澤 征爾の名前がついたホールです。
小澤征爾 - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/小澤征爾
小澤 征爾(おざわ せいじ、1935年9月1日 - )は日本人指揮者である。2002-2003年のシーズンから2009-2010年のシーズンまでウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めた。 栄典・表彰歴として文化勲章受章など。日本人として最も世界的に成功した音楽家。
再びドライブ。
しばらくすると、Shakespeare &Companyが見えてきました。
Shakespeare & Companywww.shakespeare.org/ - このページを訳す
Shakespeare productions, in-depth classical training and performance methods, inLenox, Massachusetts.
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70 Kemble Street Lenox, MA 01240 |
ここは劇場となっていて、優れた演目が公開されているそうです。
再び、ドライブ。
Lenoxから少し離れた周辺には何もない場所に、ぽつんと現れたのはLenox駅。
この駅は観光列車の終着駅です。
Berkshire Scenic Railway Museum - Fun and Scenic Train Rides ...berkshirescenicrailroad.org/ - このページを訳す
Our scenic train rides are fun for the whole family, located in the historic Berkshire Hills of Western Massachusetts. ... Your tour begins at the restored 1903 Lenox Stationwhere you will find exhibits about railroading including Yokun Block ...
やっと時間が9:30になりました。このLenoxの町には、The Mount と呼ばれる豪邸があるので、さっそく見学。こちらがメインゲート。先ほどのShakespeare & Companyはこの豪邸の敷地内にありました。
ゲートを抜けてもご覧のとおり、建物はありません。正面に建物が見えてきますが、工事中。
さらに奥に進みます。
そして見えてきたのが、白い外装が美しい
The Mountです。アメリカの女性作家で女性で初めてピュリッツァー賞を受賞したEdth Whartonが夏の別荘として建てました。
観光客の入口は裏にあるギフトショップから中に入ります。
ギフトショップの店内
狭い通路の横を覗くと、
かなり薄汚れたキッチン
通路の置くには、水圧式のエレベーターがあります。3階まで上るのに15分かかるそうです。
そしてこのエレベーターの前にあったのは、
当時使っていたアイスボックスです。
この部屋で、この豪邸の歴史をビデオ上映しています。アメリカ国内なので、英語のみの上映。カナダならフランス語と英語を交互に上映するので、待ち時間が面倒。
上映後、さっそく豪邸内を散策。こちらがメインエントランスホール。右の扉が正面入口。
二階に上ります。
すると今度は明るく美しい廊下。
彫像はすべて男性なのは、この豪邸の主が女性だからか、、、、
この部屋は、夫のTeddy Whartonが主に使用していた部屋。
愛犬3匹といっしょの写真が飾られていました。彼は精神病を患い、そのことが原因で夫人であるEdithとの仲はよくありませんでした。
夫の部屋の横の部屋は、Edithの書斎です。
本がびっしりと積み重なれた本棚。
色もダーク調で落ち着いた雰囲気でした。
書斎の隣は、豪華なリビングルーム。
リビングルームから外のパティオに出られます。
リビングルームの隣は、これまた豪華な食卓。
よく食事をしていた人をパネルで紹介していました。どのような人が座っていたのかは、冒頭に書いたとおりです。
この部屋からもパティオへ移動できます。
食卓の部屋から、階段で三階に上ります。
3階は主に展示会場になっていました。
こちらはEdithのプライベートルーム。
そしてバスルーム
バスルームからも広大な庭を見ることができます。
そしてメインベットルーム。
メインベットルームから見た正面の庭。
ベットルームの横の部屋では、映画化された小説の展示コーナーです。
水圧式エレベーターを横目に見ながら、奥の部屋へ。
この狭い部屋はクローゼット。
こちらは家事作業部屋です。
階段のカーペットは豹柄でした。
2階からパティオへ
パティオにある階段から下におります。
振り向くと、豪華な別荘の正面
左側を振り向くと、こんな感じ。
右を見ると、奥に噴水があります。
噴水から別荘を眺める
噴水とは反対側の庭。キチンと整備をされています。この整備だけでもコストはかなりかかるでしょう。
そして庭の片隅にあったプランター。2種類ありますが、僕は小さいほうのプランターの型枠を買って、日本でこれと同じプランターを量産し、花屋を始めました。
最後に豪邸のエントランスゲートからの写真
Edithは、精神病の夫にこのお屋敷を売るように指示して、友人たちと旅行へ。夫には到底、このお屋敷を売ることはできず、Edithが旅行から帰ってきたときもこのお屋敷は残ったままでした。そして、彼女は一人でフランスのパリに移住します。
The Mount のその他の写真>> https://picasaweb.google.com/109343164122809862992/20121025themount
次回へ続く、、、、