今晩は、オタワのNACでのコンサートに行きました。津軽三味線は海外の人々にも喝采を浴びる日本の伝統楽器。弾くのは、あの吉田兄弟です。
今日の一枚はコレ!
夜20時ちょっと前。NACのロビーはひっそりとしています。
奥にあるホールの前には、すこし人がいました。
そして会場。ちょっと小さめの会場ですが、満員です。
しばらくすると、袴を来た若者が2人、登場。会場に一礼をして、津軽三味線を構える姿は、まるでサムライです。そして、静かに引き始めたと思ったら、どんどん激しい音色に。会場が静まり返っているのは、あまりの迫力と美しい弦の響き、そして西欧社会では見られない独特の品格があるからでしょう。さすが、吉田兄弟です。
吉田兄弟 - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/吉田兄弟共有吉田兄弟(よしだきょうだい、Yoshida Brothers)は、北海道登別市出身の津軽三味線の兄弟奏者。ドーモレコード所属 DOMO Music Group / DOMO Records, Inc.。数々の賞を受賞し、日本国内に留まらず、世界中で幅広く活躍中。
流暢な英語での曲紹介。この間も、会場は静まり返っていました。客席はその雰囲気に圧倒されています。
動画を撮影しませんでしたが、この曲をプレイしていたのでyoutubeのリンクを貼っておきます。
一曲終わるごとに、静かに会場に一礼。会場のカナダ人は、目を輝かして見つめていました。
とくに最後の津軽じょんがら節はお見事!。曲が終了して、吉田兄弟が退場する間、客席は全員総立ちで拍手、拍手の嵐。かなりの好評を得ていました。
20分の休憩を挟み、次に登場したのはオタワ出身のプレント兄弟がツインボーカルのバンド Monkey Majikです。
先ほどの吉田兄弟とは、雰囲気が一変した盛り上がり方です。
MONKEY MAJIK - Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/MONKEY_MAJIK共有PRIVATE KITCHENというジャズバンドにも在籍していた。仙台では著名なベーシストだったDICKをメイナード・ブレイズ・taxが国分町の飲み屋に呼び出し、周りを囲んでMONKEY MAJIK加入に合意するまで飲ませ、インディーズ2ndフルアルバム『eastview』 ...
こちらはいくつか動画を取りましたが、デジカメの性能が低いため、低音が捕らえきれないのか、音がこもっています。DVDが発売されたら、ぜひそちらでお楽しみください。
プラント兄弟はオタワ出身のため、なんだかホームパーティのような雰囲気のコンサート。
実際にご両親も会場でプラント兄弟の歌声を聞いています。
そしてメイナードさん(兄)は、曲の合間に客席にいる小学校時代の先生(女性)を紹介。先生も満面の笑みでした。
客席とステージには、なんの境もありません。そのため、子供もプラント兄弟の間で大はしゃぎ。
境どころか、演奏中のブレイズさん(弟)のギターにハイタッチしています。
完全にホームパーティ状態。ドラマーのtaxさんも楽しそう。前回、オタワに来られたときにByward Marketのパブの前でタバコを吸っていたtaxさんと話をする機会がありました。そのときは震災の状況などを話され、心の底から仙台と東北を愛しているんだなぁとつくづく思いました。本当に”いい人”です。
会場からの大喝采でコンサートが終了。
写真と動画を撮りましたが、暗くてピンボケばかり、音もこもってしまいました。ぜひDVDを買って、楽しんでください。
Other photos >> https://picasaweb.google.com/109343164122809862992/20121120