戦争当時、カナダに住んでいた日本人と日系人の強制移動についての展示。第一次世界大戦で日系カナダ人として勲章を受けた人でさえ、強制移動させられた内容も確認できます。
■カナダの第二次世界大戦／日系人強制収容
に、約2万2000人（うち77％はカナダ国籍）の日系人が家を失い、強制移動させられた。大多数の日系人およそ1万2000人は、ブリティッシュコロンビア州内陸部のスローカン、サンドン、ベイファーク、レモン・クリーク、タシメなどの強制収容所へ送られた。 ...bluejays.web.fc2.com/war_camp.htm
日本人兵士についての展示もあります。
日本の学校では、絶対に教えてくれない蛮行などの記述も確認できます。
上の写真は、日本から飛んできた風船爆弾の展示です。
■風船爆弾 - Wikipedia
当時、日本の高層気象台（現・つくば市）の台長だった大石和三郎らに発見されていたジェット気流（偏西風の流れ）を利用し、爆弾を気球に乗せ、日本本土から直接アメリカ本土空襲を行うもので、千葉県一ノ宮・茨城県大津・福島県勿来の各海岸から放球され ...
概要 - 製造 - 部隊編制 - 戦果ja.wikipedia.org/wiki/風船爆弾
そして原爆投下についての展示です。この一枚の写真のみです。できれば投下された広島と長崎の光景（地上）を展示して欲しかった。
そしてこのセクションのフィナーレは、日本とドイツにおける戦争捕虜の扱いに関する展示です。
このセクションは、日本人にとっては酷な一面もあります。
日本にいると日本側から見た戦争だけを強調した展示ばかり目に付きますが、
やはり他の国から見た戦争当時の日本の展示も絶対に見ておくべきだと感じました。
内容の賛否はありますが、非常に良い経験になると思います。
