今日も曇り。気温は16度くらいで日光がなく風があるので肌寒く感じます。
ビル前のテラコッタでバーベナとランタナが綺麗に咲いていました。オタワを彩る花はすっかり夏の花です。シャクヤク - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/シャクヤク
ビル前にはオシャレな寄せ鉢。
左奥のクワズイモのデザインポット仕立て。
アレカヤシもオシャレに寄せ植えされています。
これらの植物は冬にすべて枯れてしまうので、予算もかなり必要です。
こちらは公共スペースの植え込み。War Memorial前です。これから育って大きくなるとはいえ、ちょっと寂しい感じがします。政府の予算削減がかなり広範囲に渡っているので、植栽の予算も削減されたのでしょうか?
公共の場こそ、花をふんだんに飾って社会を明るくしてほしい。そう願います。
Rideau Centre前にあるエンジェルの像。
自宅で仕事をした後、妻が帰宅。
19時過ぎでもまだ明るいので、気になっていたAgriculture Museumの庭へ
Visitor Information - Canada Agriculture Museum, Ottawa
www.agriculture.technomuses.ca/english/.../index.c... - このページを訳す
Visitor Information. Bookmark and Share. Dairy Barn - Canada Agriculture Museum. The Canada Agriculture Museum is living proof of the “Green Capital”. In fact, Ottawa is the only world Capital that has a working farm at its heart. Canada's ...あちこちの庭でシャクヤクが咲いていたので、この庭ももう咲いているだろう?と推測。
すでに終わっている花もあったので、今週末頃にはすべて咲き終わってしまうでしょう。
この庭にはたくさんのシャクヤクが咲いています。
こちらが咲き終わった後にできる実。シャクヤクは切花でしか見たことがなかったので、初めて見ました。
花市場で卸価格一本80-100円くらいで取引しています。最盛期の場合は一本40円くらいになることも、、東京での一般的な販売価格は一本300円くらいなので、下の株で3000円くらいでしょうか?、、、花を見ると値踏みをしてしまう癖が抜けません。
いつになったら、私は純粋にキレイ!と思えるのでしょうか、、、
その他の植栽も見事です。
西洋オダマキ。これも人気がある素材で、ポット苗で卸価格60円くらいでしょうか。
日本で取引している苗はこんなに間延びしていなく、こじんまり作られています。
オダマキ属 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/オダマキ属
オダマキ属(オダマキぞく)は、キンポウゲ科の属の一つ。ラテン名のアキレギアやアクイレギア(Aquilegia)ということもある。本属の植物の総称がオダマキ(苧環)である。苧環は元来は機織りの際に麻糸をまいたもののことで、花の形からの連想である。
ライラックはブライダルブーケにも使われる花材で、日本では輸入品を主に使用します。
卸価格一本150-200円くらいするので、かなりの高級花材です。水が下がりやすいのが難点。
これも10年くらい前に東京の卸価格で一株数千円もする高級素材でした。
当時なら、これはかなり高値で取引できます。
だんだんと花屋目線になってきたので、ちょっと落ち着いて庭を眺めます。
私が大好きな植物のひとつ、、、タイツリ草。
見ての通り、鯛が釣られているような形をしている花です。ちなみに花言葉は、”失恋”、、、だから僕は花言葉を好きになれません。
ケマンソウ - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/ケマンソウ
アルケミラモリス。ガーデニングの素材でも人気がありますが、
ブライダルブーケの花材としても人気があります。
6月のこの時期には一本50円くらいでしょうか。コレも水が下がりやすいので取り扱い注意です。
何度もヒヤヒヤした経験があります。箱の中で蒸れていることもあるので、仕入れた時は必ず箱の中をチェックするのを忘れずに
美しい多肉植物。
プロらしいカメラマン
そしてジャーマンアイリス。日本でいうアヤメをドイツとフランスで品種改良され、こんなに”デカク”なりました。
ドイツアヤメ - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/ドイツアヤメ
こちらは日本でいうアヤメに近い品種です。僕はこのように大きくないアイリスのほうが好きです。
よく仏花そして葬儀用の花材として使いました。この花を見ると、めちゃめちゃ忙しいことを思い出し、なんだかそわそわします。
そしてバラ。
花弁の中がグシュグシュしたようなこのイングリシュローズ。
これもウェディングブーケに人気があります。花材では開きやすいので注意。ブーケにした状態で2-3時間後には満開になる場合があるので、ブーケごと冷蔵しておくことが重要です。
ただ冷蔵すると、常温に戻したときにさらに開きやすいので、、、もう最悪です。こんなキレイな花を見て、嫌なことばかり思い出す、、、花屋の仕事は皆さんのイメージとはかけ離れています。
そして再びライラック。
なんだか分からない花木。
このような見たことのない珍品もたまに花市場に出てきますが、珍しさゆえ最初は高値で取引されますが、しばらくすると相場が暴落することもあり、仕入れでは要注意。
そして再びジャーマンアイリス。
シックなブラウンです。シックで面白い花材ですが、これも売れ残る危険大。
このようなガーデニンググッズも売りたかったのですが、如何せん、東京の一般家庭の庭は狭くて売れません。
可愛いビオラが咲いています。
再びイングリッシュローズ。
オールドローズ咲きで母の日にも人気があります。
そしてビオラ。
こうしてみると、やはりビオラはキレイです。こんなにキレイに咲いていればすぐ売れるのに、花の出ていないポット苗はいつも余って厄介です。数日立つと花が咲いてきて、あっという間に売れるのに、、、
花をじっくり見ると相場が頭に浮かぶので、顔を上げて景色を楽しむ。
道路沿いのリンゴが実ってきました。
帰りはいつものリドー運河沿いをドライブして、自宅へ。
同じ生鮮モノでも、リンゴなどを売る果物屋さん、そして八百屋さんはいいなぁーと思いつつ家路を急ぐ。
残念ながら、花は売れ残っても食べれません。
Other photos >> https://picasaweb.google.com/109343164122809862992/20120604